第1章|はじめに|AW-10DPB5とAW-10DP4はどんな洗濯機?
洗濯機は日々の生活に欠かせない家電の一つですが、毎年のように各メーカーから新製品が登場するため、「どのモデルを選べばよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。特に全自動洗濯機の10kgクラスは、ファミリー層や洗濯量の多い世帯に人気があり、各社が力を入れているカテゴリです。
その中でも、東芝の「AWシリーズ」は、高い洗浄力と使いやすさ、そして静音性などに定評のあるモデル群として知られています。今回は、そんな東芝の全自動洗濯機の中でも注目されている次の2機種にフォーカスします。
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AW-10DPB5(2024年モデル)
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AW-10DP4(2023年モデル・型落ち)
この2モデルは、一見すると「型番がちょっと違うだけ」に思えるかもしれませんが、実は細かな進化や変更点がいくつもあります。特に新モデルのAW-10DPB5は、東芝の技術をさらにブラッシュアップした最新機能を搭載しており、使い勝手や洗浄力が大きく向上しています。
一方で、AW-10DP4も依然として十分高性能な洗濯機であり、価格が下がってきた今となっては「型落ちでも十分に満足できる1台」として根強い人気があります。
本記事では、この2つのモデルを徹底比較し、どこがどう進化したのか、そして価格差はどこまで妥当なのかを明らかにしていきます。
「これから洗濯機を買い替えたいけど、どちらを選ぶべきか迷っている」
「型落ちで安く買うのはアリなのか知りたい」
という方にとって、納得のいく判断材料になるよう、詳しく丁寧に解説していきます。
次章では、両モデルのスペックや基本的な機能を一覧表で比較し、まずは「見た目には分かりづらい違い」を明確にしていきましょう。
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第2章|スペック比較|AW-10DPB5とAW-10DP4の基本仕様をチェック
まずは、東芝の全自動洗濯機「AW-10DPB5」と「AW-10DP4」の基本スペックを比較してみましょう。数字だけを見ると似ている部分も多いですが、細かな差異に注目することで、どちらが自分にとって最適かが見えてきます。
以下に、両モデルのスペックを表にまとめました。
▽ AW-10DPB5とAW-10DP4のスペック比較表
項目 | AW-10DPB5(2024年モデル) | AW-10DP4(2023年モデル) |
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洗濯・脱水容量 | 10kg | 10kg |
外形寸法(mm) | 幅595×奥行626×高さ1,037 | 幅595×奥行626×高さ1,037 |
本体質量 | 約45kg | 約43kg |
消費電力量(定格) | 約64Wh | 約69Wh |
洗濯時間(標準) | 約30分 | 約35分 |
運転音(洗い/脱水) | 約26dB / 約37dB | 約26dB / 約37dB |
洗浄方式 | 抗菌ウルトラファインバブル洗浄W(+ザブーンシャワー+プラス) | 抗菌ウルトラファインバブル洗浄W(+ザブーンシャワー) |
自動投入機能 | ○(洗剤・柔軟剤) | ○(洗剤・柔軟剤) |
スマホ連携 | ○(IoLIFEアプリ対応) | × |
操作パネル位置 | 背面(バック操作パネル) | 前面操作 |
フィルター構造 | 新設計・傾斜ありフィルター(取り出しやすい) | 従来型フィルター |
ガラストップデザイン | ○(クリアウィンドウ付き) | ○ |
カラー展開 | ホワイト(W) | ホワイト(W) |
▽ 比較から見えてくるポイント
この比較表からわかる主な違いは、次の通りです。
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洗濯時間の短縮:AW-10DPB5は5分短縮(約30分)。時短重視の方にメリット。
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消費電力量の低減:DPB5は約64WhとDP4より少なめ。電気代もわずかに節約。
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洗浄力の進化:DPB5は「ザブーンシャワー+プラス」に進化し、汚れ落ちがさらに強化。
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スマホ連携対応:IoLIFEアプリ対応で、外出先から洗濯指示も可能。
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操作性とデザインの刷新:DPB5では背面操作&ロー&ビッグ投入口+クリアウィンドウ採用で、よりスマートな見た目と実用性を実現。
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メンテナンス性の向上:新設計のフィルターは傾斜つきで取り出しやすく掃除しやすい。
スペックだけを見ると、「どちらも10kgの大容量で静音性も高い」という点では共通していますが、新型はより高機能で時短・節電・操作性・IoT対応など、多方面に進化しています。
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第3章|進化したポイント5つを詳しく解説(AW-10DPB5)
AW-10DPB5は、従来のAW-10DP4と比べて細かな部分が進化しています。単なるマイナーチェンジではなく、実際の使い勝手や仕上がりに影響する5つの重要なポイントをピックアップして、それぞれ解説していきます。
① 洗浄力アップ|ザブーンシャワー+プラスを新搭載
東芝の独自技術である「ウルトラファインバブル洗浄W」に加えて、AW-10DPB5では新たに「ザブーンシャワー+プラス」が搭載されました。
これにより、
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高濃度洗剤液を衣類にしっかり浸透させ
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落ちにくい汚れも繊維の奥まで分解・除去
という2段階のアプローチが可能になっています。特に、皮脂汚れや食べこぼしなどのガンコ汚れが目立つお子様の衣類や、汗ジミが気になる季節には、この進化が大きく実感できるはずです。
② 洗濯時間の短縮|毎日の時短を実現
AW-10DP4の標準洗濯時間は約35分でしたが、AW-10DPB5では約30分に短縮されています。たった5分と思うかもしれませんが、忙しい朝や夜に洗濯する場合、この短縮は非常に助かります。
とくに共働き家庭や育児中のご家庭では、「洗濯→干す→片付ける」という一連の流れの中での時間削減が、日々の負担軽減に直結します。
③ 操作性・使いやすさの向上|バック操作パネル&ロー&ビッグ投入口
AW-10DPB5では、操作パネルが本体の奥(背面)に配置された「バック操作パネル」を採用しています。これにより、
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洗濯物を入れるときに手元が広く感じられる
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ボタンや表示がスッキリ見やすくなる
というメリットがあります。さらに、投入口自体が従来よりも低く・広くなった「ロー&ビッグ投入口」を採用。大きなバスタオルや毛布などもストレスなく出し入れできる設計になっています。
背が低い方やシニア層にとっても、洗濯機の中を覗き込みやすく、身体への負担が少ないのが魅力です。
④ お手入れのしやすさ向上|新設計の糸くずフィルター
地味に見えて実は大きな進化、それが糸くずフィルターの新設計です。
AW-10DPB5では、フィルター部分が斜めに傾いた構造になっており、取り出しやすく・掃除しやすい設計に改良されています。これまでの「指を突っ込んで無理やり外す」というストレスから解放され、こまめなメンテナンスがしやすくなるのが嬉しいポイントです。
糸くずやゴミの蓄積はニオイやカビの原因にもなるため、お手入れのしやすさは重要な判断材料になります。
⑤ IoT連携でよりスマートに|スマホで操作&見える化
AW-10DPB5では、東芝のスマート家電連携アプリ「IoLIFE(アイオーライフ)」に対応しています。
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洗濯のスタート・停止をスマホで操作
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洗濯中の進行状況や残り時間の確認
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洗剤・柔軟剤の使用量やエコ運転の履歴もチェック可能
など、まるで“家の外からでも洗濯機の中が見える”ような体験が可能になります。
これにより、
「帰宅時間に合わせて洗濯を仕上げたい」
「洗剤の残量が分からず不安」
といった悩みにも対応。
家事の見える化・最適化に貢献する機能です。
以上の5つの進化ポイントから、AW-10DPB5は見た目やスペックの数字以上に「毎日の使いやすさ」や「清潔さ」「スマート家事」を追求したモデルであることがわかります。
次の章では、この2モデルに共通する便利な機能もチェックしていきましょう。進化だけでなく、元から優れていた部分にも注目することで、どちらを選んでも満足できる理由が見えてきます。
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第4章|共通している便利機能もチェック
AW-10DPB5とAW-10DP4は、年式こそ異なりますが、どちらも東芝の最上位クラスの全自動洗濯機として設計されており、多くの優れた機能を共通して備えています。
この章では、両モデルに共通する便利な機能を取り上げながら、「どちらを選んでも失敗しにくい」理由を見ていきましょう。
① 抗菌ウルトラファインバブル洗浄W
東芝独自の「ウルトラファインバブル洗浄W」は、どちらのモデルにも搭載されています。
この技術は、目に見えない超微細な泡(ウルトラファインバブル)を洗剤と一緒に繊維の奥まで浸透させることで、汚れを効率よく落とす仕組みです。
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洗剤の浸透力がUP
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水だけでは届かない皮脂やニオイ汚れも分解
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洗い上がりの清潔感が違う
という効果があり、部屋干し臭の原因菌にもアプローチできるのが特徴です。
「肌に直接触れる衣類は、しっかり洗浄したい」という方にとって、安心できる基本性能です。
② 洗剤・柔軟剤の自動投入機能
どちらのモデルも、液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能を搭載しています。
あらかじめタンクに入れておけば、毎回の適量を自動で計量・投入してくれるため…
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手間が減る
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入れ忘れや入れすぎが防げる
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洗剤の節約にもなる
というメリットがあります。
共働き世帯や子育て中の方、毎日洗濯をする方にとっては、家事の時短と負担軽減につながる重要な機能です。
③ 高い静音性|夜でも気にならない
両モデルとも、運転音(洗い:約26dB/脱水:約37dB)という非常に静かな運転音レベルを実現しています。
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洗い音:図書館より静かな26dB前後
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脱水音:深夜の住宅街レベルの37dB程度
夜間や早朝の洗濯も安心で、集合住宅や小さなお子様がいるご家庭にも適した静音設計です。
④ ガラストップデザイン&高級感ある外観
どちらのモデルも、インテリアになじむガラストップのフラットデザインを採用しています。汚れがサッと拭き取れ、生活感を抑えた高級感ある外観が魅力です。
また、扉は手をかけやすい位置に設計されており、開閉もスムーズ。操作パネルもシンプルで視認性が高く、誰にとっても扱いやすい設計がされています。
⑤ 抗菌部品採用でニオイ・菌対策にも配慮
ウルトラファインバブルによる洗浄だけでなく、フィルターやパッキンなどの水に触れる部品にも抗菌加工が施されています。これにより、
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カビやぬめりの発生を抑え
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洗濯槽の衛生状態を保つ
といった効果があり、長く清潔に使える仕様です。
特に梅雨時や夏場の湿気の多い季節には、防臭・抗菌対策が標準であるのは安心材料です。
⑥ 多彩な洗濯コース&清潔維持機能
洗濯機能としても、標準洗い以外に、
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毛布コース
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槽洗浄コース
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時短モード
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濯ぎ1回モード
などが充実しており、衣類の種類や用途に合わせた細かな設定が可能です。
さらに、槽洗浄モードや槽乾燥モードも搭載されているため、黒カビやニオイの発生も抑えやすく、メンテナンス性も◎。
AW-10DPB5とAW-10DP4は、型番が異なっていても洗浄力・静音性・抗菌性・メンテナンス性といった洗濯機としての本質的な性能は、いずれも高水準にあります。
だからこそ、「型落ちだからといって性能が劣っている」というわけではなく、価格とのバランスで選ぶ価値のあるモデルといえるでしょう。
次の第5章では、価格差に注目しながら「どちらがコスパが高いのか」「10万円の差に見合う価値があるのか」を具体的に検証していきます。
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第5章|価格差は妥当?実売価格の比較とコスパ検証
AW-10DPB5とAW-10DP4は、同じ東芝製の全自動洗濯機でありながら、実売価格に約10万円の差があるのが特徴です。機能や性能の差は前章までで詳しく解説しましたが、「その価格差は妥当なのか?」「どちらがコスパが高いのか?」という点が、購入を検討する上で非常に重要なポイントになります。
この章では、実売価格を踏まえつつ、コストパフォーマンスの観点から両モデルを比較していきます。
▽ 実売価格の目安(2025年8月時点)
モデル名 | 実売価格(目安) |
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AW-10DPB5(2024年発売) | 約190,000円前後 |
AW-10DP4(2023年発売・型落ち) | 約90,000円前後 |
※販売店やキャンペーンにより変動あり
▽ 約10万円の価格差、内訳を見てみると…
両モデルの価格差はおよそ10万円。この差を構成している要素を整理してみると、以下のようになります。
差額の内訳(主な要素) | 内容 | 実用価値 |
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洗浄力の強化 | ザブーンシャワー+プラス搭載 | 汚れ落ちに差が出る(特に頑固な汚れ) |
洗濯時間の短縮 | 約35分 → 約30分 | 毎日の時短、忙しい家庭向け |
操作性向上 | 背面パネル、低めの投入口 | 高齢者・小柄な方にも使いやすい |
IoT連携 | スマホ操作で遠隔管理可能 | 共働きや不在時に便利 |
フィルター設計の改善 | 傾斜付きで掃除しやすい | メンテナンスのしやすさ向上 |
このように、10万円の差には「日々の快適さや手間の軽減」といった「見えにくい価値」が詰まっています。
▽ 価格だけで決めて後悔するケースとは?
安さを重視して型落ちモデルを選んだ場合、次のようなシーンで後悔することも考えられます。
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洗濯物の汚れが落ち切らず、二度洗いが必要に
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投入口が高くて、腰に負担を感じる
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フィルター掃除が面倒でつい放置 → 臭いやカビの原因に
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共働き家庭で外出中に洗濯を回せずタイミングが合わない
もちろん、どれも致命的な欠点ではありませんが、「数年間使い続ける家電」という特性を考えると、少しの不便が積み重なってストレスになる可能性も無視できません。
▽ コスパを重視するなら、どちらがベスト?
選び方はライフスタイルによって変わります。
✔ AW-10DPB5はこんな方におすすめ
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家事を効率化したい(時短・自動化・IoT)
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頑固な汚れが多い(子どもがいる、外仕事が多い)
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最新モデルの機能性に価値を感じる
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見た目や操作性にもこだわりたい
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家電を長く快適に使いたい
✔ AW-10DP4はこんな方におすすめ
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価格を最優先に考えたい(10万円台以下)
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基本性能があれば十分と感じる
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洗濯物が多すぎない(1~2人暮らし中心)
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スマホ連携や操作性にはそれほどこだわらない
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買い替え頻度が高い、あるいは仮住まいなど短期使用
▽ 長く使う家電だからこそ、「快適性」も投資対象に
洗濯機は1度購入すると平均7〜10年は使うことが一般的です。仮に10年使うと考えた場合、AW-10DPB5とAW-10DP4の価格差10万円は、年間1万円・月に約800円ほどの違いです。
その金額で得られるのが、
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スマホで遠隔操作できる快適さ
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5分短縮される毎日の時短
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よりきれいに仕上がる洗浄力
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掃除のしやすさや静音性の向上
だとすれば、単なる価格差ではなく“生活の質を上げるための投資”と考えることもできます。
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第6章|おすすめはどっち?こんな人に向いているのは…
AW-10DPB5とAW-10DP4の違いをここまで見てきましたが、最終的にどちらを選ぶかは「自分にとって何が一番大切か」によって変わってきます。
この章では、両モデルがどんな人・どんな家庭に向いているかを具体的に解説します。購入後に「こっちにしておけばよかった…」と後悔しないよう、あなたのライフスタイルと照らし合わせてチェックしてみてください。
▽ AW-10DPB5がおすすめの人
✅ 毎日の洗濯をとにかくラクにしたい人
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スマホで洗濯操作や残時間チェックをしたい
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洗剤の計量や投入をできるだけ自動化したい
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洗濯時間を短縮して、家事を効率化したい
✅ 家族の衣類が多く、汚れも多い家庭
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子どもの衣類やスポーツ着の泥汚れが多い
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皮脂汚れや汗じみが気になる
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洗浄力には妥協したくない
✅ 家電を長く快適に使いたい人
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掃除やお手入れをラクにしたい(新設計フィルター)
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操作性や投入口の高さなど、身体に優しい設計を求めたい
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デザインや機能性のバランスも重視したい
✅ 最新機能を生活に取り入れたい人
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IoT家電に興味がある
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外出先から家事を管理したい
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今後もスマートホーム化を進めていきたい
▽ AW-10DP4がおすすめの人
✅ コスパ重視で、必要な機能だけあればいい人
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予算10万円以内で10kgの大容量モデルを探している
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洗剤自動投入や静音性があれば十分
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毎日の洗濯時間やアプリ連携にはあまりこだわらない
✅ 一人暮らしや二人暮らしで洗濯量がそこまで多くない人
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使用頻度が1日1回未満
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洗濯時間の短縮などにそこまで恩恵を感じない
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外出中の遠隔操作は不要
✅ 型落ちを狙ってお得に高性能機種を買いたい人
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高性能モデルを少しでも安く手に入れたい
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実績のあるモデルを安心して使いたい
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最新でなくても、必要な性能がそろっていればOK
▽ あなたにぴったりの選び方チェックリスト
質問 | YESなら… |
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スマホから洗濯機を操作したい? | → AW-10DPB5 |
洗濯に時間をかけたくない? | → AW-10DPB5 |
家電のデザインや操作性にこだわりたい? | → AW-10DPB5 |
とにかく価格を抑えたい? | → AW-10DP4 |
洗濯頻度が少ない? | → AW-10DP4 |
基本的な機能だけで十分? | → AW-10DP4 |
▽ “満足できる買い物”をするために大切なこと
価格差や機能差ばかりに目が行きがちですが、最も重要なのは「自分にとって何が便利か」という基準で選ぶことです。
たとえば、最新機能をフル活用できる環境にある方ならAW-10DPB5が圧倒的に快適でしょう。一方で、「洗濯は週に2~3回、基本は夜間に静かに洗うだけ」という生活スタイルであれば、AW-10DP4で十分に満足できる可能性もあります。
「高い=正解」「新しい=正解」ではなく、自分に合ったバランスを見極めることが、満足度の高い買い物への第一歩です。
次の最終章では、これまでの内容を踏まえ、どちらのモデルも納得して選べるように「後悔しない選び方のコツ」をまとめていきます。
第7章|まとめ|後悔しない選び方のコツ
東芝の全自動洗濯機「AW-10DPB5」と「AW-10DP4」は、どちらも高性能かつ高機能な10kgモデルで、洗浄力・静音性・便利機能に優れた名機種です。
今回の比較を通じて、次のようなことがわかりました。
▽ 比較ポイントのおさらい
比較項目 | AW-10DPB5 | AW-10DP4 |
---|---|---|
発売年 | 2024年 | 2023年(型落ち) |
洗濯時間 | 約30分 | 約35分 |
洗浄機能 | ザブーンシャワー+プラス搭載 | ザブーンシャワー |
スマホ連携 | ○(IoLIFE対応) | × |
操作性 | 背面パネル・投入口改良 | 前面操作・従来設計 |
メンテナンス性 | 新設計フィルター | 従来型 |
実売価格 | 約19万円前後 | 約9万円前後 |
▽ “失敗しない選び方”のポイントはこれ!
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生活スタイルを基準に選ぶ
→ 共働き・子育て世帯・洗濯頻度が高いならAW-10DPB5がおすすめ
→ 一人暮らしや価格重視派にはAW-10DP4がちょうどいい -
予算の使い方を考える
→ 高性能に約10万円をかける価値を感じられるか?
→ 節約して別の家電や家具に予算を回すのも立派な選択 -
「今」ではなく「5年後」も考えて選ぶ
→ 洗濯のたびに「使いやすいな」「便利だな」と感じられるのはどちらか?
→ 長く使う家電は“未来の快適さ”にも投資する意識を
▽ 結論|どちらを選んでも“正解”、あとはあなたの価値観次第
AW-10DPB5は、最新機能を盛り込んだ“プレミアム洗濯機”として、忙しい現代人の生活をしっかりサポートしてくれる一台です。IoT連携や洗浄力の高さ、使いやすさまで妥協したくない方には最適です。
一方、AW-10DP4は型落ちとはいえ、洗浄力・静音性・自動投入といった基本機能はバッチリ揃っています。10kgクラスでこの価格は、コスパの面では非常に魅力的で、「機能を絞って安く買いたい」という方には十分すぎる性能です。
最も大切なのは、自分の暮らしにフィットするかどうか。
家電選びは“今の自分”だけでなく、“これからの自分”を見据えることが、後悔のない選択につながります。
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