本ページはプロモーションが含まれています。

α7 Vとα7 IVの違いを徹底比較|買い替える価値は“ここ”で決まる【ソニーα フルサイズ】

PC・スマホ・通信

フルサイズの定番として人気のα7 IV

いま手元にある人ほど、気になるのが新型のα7 Vですよね。

「AFが強くなったって聞くけど、実際どれくらい違う?」
「連写や動画が伸びても、自分の撮り方だと体感できる?」
「結局、差額に見合うなら買い替えたい。見合わないならα7 IVを使い倒したい」

今回はそんな“迷い”を最短で結論に変えるために書きます。

ポイントはシンプルで、α7 Vが優れているかどうかではなく、あなたの撮影で“差が出る部分”がどこかです。

結論を先に少しだけ言うと、買い替える価値が出やすいのは――

  • 動きモノ(子ども・ペット・スポーツ)を撮って「失敗カットを減らしたい」人

  • 写真だけじゃなく動画も本気で回す

  • “あと一歩”のストレス(追従、レスポンス、撮影テンポ)をお金で解決したい

逆に、撮影ジャンル次第ではα7 IVのままで満足度がほぼ変わらないケースもあります。

ここを見誤ると、せっかく買い替えても「思ったほど変わらなかった…」となりがちです。

このあと本文では、α7 Vとα7 IVを

  • 画質(センサー/処理)

  • AF・追従(撮れる写真が増えるか)

  • 連写・バッファ(撮影テンポ)

  • 動画(4K運用・発熱・ワークフロー)

  • ボディ・操作性(使い勝手)

  • 価格差の考え方(どっちが得か)

の順で、買い替え判断に直結するところだけに絞って比較します。

 

  1. まず結論:買い替える価値は“ここ”で決まる
    1. α7 Vに買い替えると満足度が跳ねやすい人
    2. α7 IVのままでも後悔しにくい人(=買い替え優先度が下がる)
  2. 違い① センサーと処理エンジン:同じ33MPでも「撮れる確率」と「テンポ」が変わる
    1. α7 V:部分積層センサー+新エンジンで“読み出し”が速い
    2. 連写:α7 Vは最大30fps、α7 IVは最大10fps
    3. 買い替え価値が出るのは「動きモノ×電子シャッター運用」が多い人
  3. 違い② AF(認識・追従):同じ「759点」でも“当たる被写体”が広がった
    1. 1) 認識できる被写体が増えた(=撮れるジャンルが増える)
    2. 2) 認識精度が上がった(=外れカットが減る)
    3. 買い替え価値が出るのは「被写体が多彩」か「追従の外れがストレス」な人
  4. 違い③ 動画:4K運用の“自由度”が大きく変わった(ここが買い替え判断の山場)
    1. 1) 4K60p:α7 Vはフルサイズ(7Kオーバーサンプリング)、α7 IVはSuper35固定
    2. 2) 4K120p:どちらも条件付きだが、α7 Vは120pまで到達
    3. 3) 画質と編集耐性:両機とも“10bit”基準は満たしている
    4. 動画重視なら「4K60pをフルサイズで使いたいか」で決める
  5. 違い④ ボディ・操作性・拡張性:地味だけど“毎回効く”進化が多い
    1. 1) 手ブレ補正:α7 Vは最大7.5段、α7 IVは5.5段
    2. 2) 背面モニター:α7 Vは3.2型・約210万ドット、α7 IVは3.0型・約103万ドット
    3. 3) 端子・給電:α7 VはUSB-C×2(PD対応)、α7 IVはUSB-C+microUSB
    4. 4) 無線・転送:α7 VはWi-Fi 802.11ax(2×2 MIMO)+5/6GHz対応を訴求
    5. 5) 記録メディア:どちらも“スロット1がCFexpress Type A対応”で方向性は近い
    6. 買い替え価値が出るのは“運用ストレス”を減らしたい人
  6. 結局どっちを買うべき?用途別の最終結論(迷ったらここだけ読んでOK)
    1. 1) 子ども・ペット・スポーツ(動きモノ)中心なら:α7 V推奨
    2. 2) 風景・物撮り・ポートレート中心なら:α7 IV続投でOK(買い替え優先度は低め)
    3. 3) 動画をちゃんとやる(4K60pを多用)なら:α7 V推奨(ここが最大の分岐点)
    4. 4) 手持ち多め(夜スナップ・室内・旅行)なら:α7 V寄り
    5. 5) 仕事で“すぐ送る”(速報・現場納品・リモート運用)なら:α7 V推奨
  7. 最短の決め方(チェック3つ)
  8. 価格差の考え方:買い替えの“損得”は、差額より「回収できるか」で決まる
    1. 1) いまの実勢価格をざっくり把握(※2025/12/13時点の目安)
    2. 2) “回収できる人”は買い替えが強い(逆に回収できないなら続投が正解)
    3. 3) いちばん損しにくい買い方は「キャンペーン×同時購入」の組み合わせ
    4. 4) α7 IVをどうするか:おすすめの買い替えパターン3つ
    5. 買い替えは「今すぐ必要な撮影」がある人ほど正解
  9. まとめ:買い替える価値は“あなたの撮影で差が出るか”で決まる
    1. α7 Vを選ぶべき人(買い替え推奨)
    2. α7 IVで十分な人(続投推奨)
    3. 迷ったら最後はこの1行

まず結論:買い替える価値は“ここ”で決まる

α7 Vは「画素数が増えた」みたいな分かりやすい進化より、撮影の失敗を減らす/撮影テンポを上げる方向のアップデートが中心です。

つまり、差が出るのは“撮り方”のほう。

ここでは最初に、迷いが一気に減るように 買い替え向き/α7 IVで十分 を判定します。

 

α7 Vに買い替えると満足度が跳ねやすい人

  • 子ども・ペット・スポーツなど、動きモノ中心
    → α7 VはAI被写体認識を活かしつつ、最大約30コマ/秒のブラックアウトフリー連写をうたっています。決定的瞬間を「撮れたはずなのに逃した」を減らしたい人ほど効きます。

  • 静止画でも“レスポンス”が欲しい人(無音撮影や歪みが気になる人)
    → α7 Vは“部分積層”センサー採用で、読み出し高速化とローリングシャッター低減が強み。電子シャッター運用が多い人ほど体感差が出やすいです。

 

  • 動画も本気(4K60pをフルサイズで回したい/スロモも欲しい)
    → α7 Vは4K60p・4K120p(条件あり)など、動画側の“運用しやすさ”が強化されています。

 

α7 IVのままでも後悔しにくい人(=買い替え優先度が下がる)

  • 風景・物撮り・ポートレート中心で、連写は多用しない
    → 両機とも静止画は約3300万画素クラス。画素数だけで「別物」にはなりにくいです。

  • 動画はたまに(4K30p中心)、またはスロモをあまり使わない

  • 今のAF・連写(α7 IVは最大10fps)が不満ではない
    → α7 IVでも“困ってない”なら、差額をレンズ・照明・三脚に回したほうが写真が伸びるケースは多いです。

▼α7 Vはこちら

 

▼α7 IVはこちら

 

違い① センサーと処理エンジン:同じ33MPでも「撮れる確率」と「テンポ」が変わる

まず押さえたいのはここです。

α7 Vとα7 IVは、どちらも約33MPクラスですが、センサーの考え方が別物です。

 

α7 V:部分積層センサー+新エンジンで“読み出し”が速い

α7 Vは、33.0MPのフルサイズ「部分積層」Exmor RSを採用。

さらに新しいBIONZ XR2(AI統合)で、処理・追従・全体のレスポンスを底上げしています。

ソニーはこの部分積層センサーについて、α7 IV比で読み出しが約4.5倍高速と説明していて、これが何に効くかというと――

  • 電子シャッターの歪み(ローリングシャッター)を抑えやすい

  • ブラックアウトフリーの高速連写が成立しやすい

  • 動きモノ撮影の「一瞬遅れた」「追従が外れた」を減らしやすい

という“失敗カットを減らす系”の体感に直結します。

 

連写:α7 Vは最大30fps、α7 IVは最大10fps

スペックで分かりやすい差がここ。

  • α7 V:最大30fps(ブラックアウトフリー、AF/AE追随)

  • α7 IV:最大10fps(Hi+)

もちろん「いつも30fpsが必要」ではないです。

けど、

  • 子どもの表情が変わる瞬間

  • ペットが急に走り出す瞬間

  • スポーツでフォームが決まる一瞬

みたいに“当たりコマ”が1〜2枚しか出ない撮り方だと、取り逃しの確率が変わります。

 

買い替え価値が出るのは「動きモノ×電子シャッター運用」が多い人

  • 買い替えで満足しやすい:動体多め/無音撮影を多用/歪みやブラックアウトが気になる

  • α7 IVで十分になりやすい:風景・物撮り中心/連写は“保険”程度/10fpsで困っていない

 

違い② AF(認識・追従):同じ「759点」でも“当たる被写体”が広がった

α7 IVもAFはかなり優秀で、像面位相差AFの広いカバー率とリアルタイムトラッキングが強みです。

ただ、α7 Vはここに AIベースの「リアルタイム認識AF」がより強く入ってきて、被写体認識の幅と精度で差を作ってきます。

 

1) 認識できる被写体が増えた(=撮れるジャンルが増える)

α7 Vは静止画・動画ともに、認識対象が[人物][動物][鳥][昆虫][車/列車][飛行機] に対応。

さらに[オート]モードで、カメラ側が被写体タイプの切替までやってくれます。

一方、α7 IVはリアルタイムトラッキング/瞳AFが強いとはいえ、基本の“得意どころ”は 人物・動物・鳥が中心です。

差が出やすい例

  • 虫(マクロ)をよく撮る

  • モータースポーツ/鉄道/航空機をよく撮る

  • 被写体が次々切り替わる現場(運動会・イベント)で「認識対象の切替が面倒」

このあたりは、α7 Vの“認識対象の広さ+オート”が地味に効きます。

 

2) 認識精度が上がった(=外れカットが減る)

ソニーはα7 Vについて、AI処理(BIONZ XR2+AI統合)によるリアルタイム認識AFの向上を明確に打ち出していて、

  • 動物認識 約30%向上

  • 鳥認識 約50%向上

といった改善があります。

ここが刺さるのは「AFは合ってる“はず”なのに、あと一歩甘い」場面。たとえば、

  • 鳥が枝被りした瞬間

  • ペットが急に顔を背けた瞬間

  • 子どもが走ってきて表情が変わる瞬間

みたいな“ブレやすい・外れやすい一瞬”です。

 

買い替え価値が出るのは「被写体が多彩」か「追従の外れがストレス」な人

  • α7 V向き:昆虫/乗り物/鳥獣・動体が多い、認識対象の切替が手間、外れカットを減らしたい

  • α7 IVで十分:人物・風景中心で、現状のトラッキングに不満が少ない

 

違い③ 動画:4K運用の“自由度”が大きく変わった(ここが買い替え判断の山場)

動画目線でいちばん効くのは、ひと言でいうと 「4K60pをフルサイズで回せるか」です。

1) 4K60p:α7 Vはフルサイズ(7Kオーバーサンプリング)、α7 IVはSuper35固定

  • α7 V:フルサイズで 7Kオーバーサンプリングの4K60p(全画素読み出し/ビニングなし)をうたっています。

  • α7 IV:4K60pで撮る場合、APS-C/Super35が「入」に固定(=画角が狭くなる)と仕様に明記されています。

ここは撮影スタイルに直撃します。

たとえば室内Vlogやイベント撮影で「これ以上引けない」状況だと、画角がクロップされるかどうかがそのまま“撮れる/撮れない”に直結します。

 

2) 4K120p:どちらも条件付きだが、α7 Vは120pまで到達

  • α7 V4K120pはAPS-C/Super35で記録(画角が狭くなる)。さらにS&Q運用など条件があり、S&Qでは音声が入らない注意点も公式に記載があります。

  • α7 IV:公式仕様では4Kは最大60p枠で、スローモーションは主に4K60pを使った表現(最大2.5倍相当)などが中心です。

「スロモを4Kで切り出したい」人はα7 Vが有利。

ただし画角が狭くなる前提なので、撮影距離やレンズ選びまでセットで考えるのがコツです。

 

3) 画質と編集耐性:両機とも“10bit”基準は満たしている

α7 IVは、4Kで4:2:2 10bitに対応し、S-Cinetoneも推しています。

α7 Vも“ハイブリッド機”として4K運用を強く打ち出していて、フルサイズ4K60pの7Kオーバーサンプリングが売りです。

つまり、色編集や階調の“土台”は両方しっかり。差が出るのは フルサイズ4K60pの扱いやすさ高フレームレートの選択肢 です。

 

動画重視なら「4K60pをフルサイズで使いたいか」で決める

  • α7 V向き:フルサイズ画角のまま4K60pを回したい/4Kスロモも選択肢に入れたい

  • α7 IVで十分:4K30p中心で困っていない/4K60pはSuper35でもOK(画角のクロップを許容できる)

 

違い④ ボディ・操作性・拡張性:地味だけど“毎回効く”進化が多い

スペック表で見落としがちですが、買い替え満足度を左右しやすいのが 「手ブレ補正」「背面モニター」「端子・転送」の3つです。

ここが噛み合う人は、撮影のテンポが一段上がります。

1) 手ブレ補正:α7 Vは最大7.5段、α7 IVは5.5段

  • α7 V:中央最大 7.5段(周辺最大6.5段)の補正効果をうたっています。

  • α7 IV:ボディ内手ブレ補正は 5.5段(CIPA基準)と明記されています。

夜景スナップや室内の手持ち撮影、動画でジンバルなし運用を少しでも安定させたい人ほど、ここは“効いてる感”が出やすいです。

 

2) 背面モニター:α7 Vは3.2型・約210万ドット、α7 IVは3.0型・約103万ドット

  • α7 V3.2型・約210万ドット(3:2)。回転や反転表示の自由度も強化されています。

  • α7 IV3.0型・約103万6800ドット。バリアングル式でタッチ対応。

ピント確認や露出の詰め、屋外での視認性は「数値以上」に差が出ます。

撮って出しよりも、現場でのチェックを大事にする人ほど快適です。

 

3) 端子・給電:α7 VはUSB-C×2(PD対応)、α7 IVはUSB-C+microUSB

  • α7 VUSB Type-C端子を2基搭載し、USB PD給電にも対応。ワークフローの自由度が上がります。

  • α7 IV:USB Type-Cに加えてmicroUSBも備える構成(テザーや給電の説明もあり)。

「給電しながらデータ転送」「片方は常時給電、もう片方はPC/周辺機器」みたいな運用がしやすいのがα7 Vの強みです。

 

4) 無線・転送:α7 VはWi-Fi 802.11ax(2×2 MIMO)+5/6GHz対応を訴求

α7 Vは本体内蔵Wi-Fiで IEEE802.11ax 2×2 MIMO、さらに5GHz/6GHz帯対応を前面に出しています。

RAWや高画質動画の転送・リモート運用を強化したい意図が明確です。

一方、α7 IVは少なくとも 2.4GHz/5GHzのWi-FiとBluetooth対応が案内されています。

「撮ったらすぐスマホへ」「現場で即納品」みたいな人は、この差が地味に効きます。

 

5) 記録メディア:どちらも“スロット1がCFexpress Type A対応”で方向性は近い

  • α7 V:スロット1は CFexpress Type A+SD(UHS-I/II)対応。

  • α7 IV:スロット1が CFexpress Type A+SD(UHS-II)、スロット2はSD(UHS-II)という構成が案内されています。

ここは「両方CFexpressじゃないと困る」タイプでなければ、致命的な差にはなりにくいです。

 

買い替え価値が出るのは“運用ストレス”を減らしたい人

  • α7 V向き:手持ち多め/背面モニターで詰めたい/給電しながら撮る・転送する/即共有ワークフロー重視

  • α7 IVで十分:基本は落ち着いた撮影で、運用面の不満が少ない(モニター解像度や転送速度がボトルネックになっていない)

▼α7 Vはこちら

 

▼α7 IVはこちら

 

結局どっちを買うべき?用途別の最終結論(迷ったらここだけ読んでOK)

ここまでの違いをひと言でまとめると、

  • α7 V:失敗カットを減らし、撮影テンポを上げる(読み出し高速化・AI認識・30fps・動画の自由度)

  • α7 IV:いまでも完成度が高く、価格差ぶんを「レンズ・周辺機材」に回すと伸びやすい“堅実な本命”

この前提で、用途別にスパッと結論を出します。

1) 子ども・ペット・スポーツ(動きモノ)中心なら:α7 V推奨

最大約30コマ/秒のブラックアウトフリー連写と、読み出し高速化(従来比約4.5倍)で「一瞬の取り逃し」を減らしやすいです。

10fpsで十分と思っていても、動体は“当たりコマが少ない”ほど差が出ます。

 

2) 風景・物撮り・ポートレート中心なら:α7 IV続投でOK(買い替え優先度は低め)

両機とも有効約3300万画素クラスで、静止画の土台は強いです。

撮影テンポや追従に不満がないなら、差額はレンズ(明るい単焦点や望遠)に回した方が満足度が伸びやすいです。

 

3) 動画をちゃんとやる(4K60pを多用)なら:α7 V推奨(ここが最大の分岐点)

α7 Vはフルサイズで7Kオーバーサンプリングの4K60pを前面に出しています。

一方でα7 IVは、4K60p運用でクロップ前提のワークフローになりがちなので、「画角が狭くなると困る」人ほどα7 Vが効きます。

 

4) 手持ち多め(夜スナップ・室内・旅行)なら:α7 V寄り

ボディ内手ブレ補正が、α7 Vは中央最大7.5段(周辺最大6.5段)、α7 IVは5.5段が目安。手持ちの成功率が上がりやすいです。

 

5) 仕事で“すぐ送る”(速報・現場納品・リモート運用)なら:α7 V推奨

α7 VはWi-Fi(IEEE 802.11ax)2×2 MIMOに加え、5GHz/6GHz帯での通信も訴求していて、転送・リモート系の強化が明確です。

 

最短の決め方(チェック3つ)

  • 4K60pを快適に回したいα7 V

  • 動体の取り逃しを減らしたい(連写・無音・追従)α7 V

  • いまのα7 IVで不満が少ないα7 IV続投(差額はレンズへ)

 

価格差の考え方:買い替えの“損得”は、差額より「回収できるか」で決まる

α7 Vとα7 IVで最後に迷うのが、結局ここ。

機能差が魅力でも、差額に見合う“回収”ができないと後悔しやすいからです。

1) いまの実勢価格をざっくり把握(※2025/12/13時点の目安)

  • α7 V(ILCE-7M5)
    ソニーストア販売価格:416,900円(税込)
    価格比較サイトでは 約375,210円〜 の表示もあります(変動あり)。

  • α7 IV(ILCE-7M4)
    価格比較サイト最安:約271,800円(変動あり)。

ここだけ見ると、差額はだいたい 10〜15万円台になりやすいレンジです(購入先・時期で前後)。

 

2) “回収できる人”は買い替えが強い(逆に回収できないなら続投が正解)

買い替えの回収って、要するにこれです。

  • 失敗カットが減る(動体での取り逃し・ピン甘が減る)

  • 撮影テンポが上がる(連写・レスポンス・運用ストレスが減る)

  • 動画の撮り方が変わる(フルサイズ4K60pなど、撮れる画が増える)

このどれかが“仕事 or 作品の質”に直結する人は、差額以上の価値になりやすい。

逆に、いまのα7 IVで困っていないなら、差額はレンズに回したほうが満足度が上がりがちです。

 

3) いちばん損しにくい買い方は「キャンペーン×同時購入」の組み合わせ

α7 V発売記念キャンペーンとして、対象レンズ同時購入で最大30,000円キャッシュバックが案内されています(購入期間:2025/12/9〜2026/3/23)。

「どうせレンズも買う予定」なら、ここは実質差額を圧縮できるので強いです。

 

4) α7 IVをどうするか:おすすめの買い替えパターン3つ

A. いちばん王道:α7 IVを売って差額を圧縮
→ 買い替えの心理的ハードルが一気に下がります。中古買取のキャンペーン(査定UPなど)も店舗によってはあります。

B. 仕事・イベント勢:α7 IVはサブ機で残す
→ 2台運用はトラブル耐性が段違い。レンズ付け替えも減らせます。

C. 迷いが深い人:まずはα7 IV続投→価格が落ち着いてからα7 V
→ α7 Vは12/19発売予定で、供給や相場は動きやすいタイミング。ソニーストアでも「入荷次第」表記があり、到着時期が読みにくいケースがあります。

 

買い替えは「今すぐ必要な撮影」がある人ほど正解

  • 動体・動画で“今すぐ改善したい課題”がある → α7 Vは買い替え向き

  • 困ってない/レンズ優先のほうが伸びそう → α7 IV続投が堅い

 

まとめ:買い替える価値は“あなたの撮影で差が出るか”で決まる

α7 Vとα7 IVは、どちらが「上」かではなく、あなたの撮影で“差が出るポイント”がどこかで選ぶのが正解です。

α7 Vを選ぶべき人(買い替え推奨)

  • 動きモノ(子ども・ペット・スポーツ)で取り逃しを減らしたい

  • 電子シャッター運用が多く、歪みやテンポを改善したい

  • 動画でフルサイズ4K60pを軸にしたい/4K高フレームレートも使いたい

  • 手持ち撮影や現場運用(転送・給電)を、ストレス少なく回したい

 

α7 IVで十分な人(続投推奨)

  • 風景・物撮り・ポートレート中心で、10fpsや現状AFで困っていない

  • 4Kは主に30p中心で、4K60pのクロップ運用でも問題ない

  • 差額は本体より、レンズ・照明・三脚に回したい

 

迷ったら最後はこの1行

  • 「撮れる瞬間を増やしたい/動画の自由度を上げたい」ならα7 V

  • 「いま困ってない/レンズ優先で伸ばしたい」ならα7 IV

あなたの撮影がどちらに当てはまるかさえ決まれば、答えはもうシンプルです。

タイトルとURLをコピーしました