※2022年7月に新モデルMRO-W10Aが発売されます。気になる方はこちらをチェック下さい。
MRO-W10ZとMRO-W10Xの違いをご紹介します。
MRO-W10Zは2021年10月に発売の日立過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」になります。
MRO-W10Xは2019年6月に発売の旧モデルです。
今回は
- MRO-W10ZとMRO-W10Xの違い
- MRO-W10Xの口コミ
- MRO-W10ZとMRO-W10Xの特長
をお届けします。
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MRO-W10ZとMRO-W10Xの違い
野菜シャキシャキメニュー
MRO-W10Zの新モデルには「野菜シャキシャキメニュー」が搭載されています。
大火力で一気に加熱することで野菜から出る水分量を抑え、野菜の食感を残しています。
これは日立独自の技術である「Wスキャン」が進化したバージョンです。
Wスキャンとは食品の重さを量る重量センサーと、食品の表面温度を測る赤外線センサーによって加熱の度合いや時間をコントロールする仕組みです。
食品の重さと表面温度の読み取り速度を上げることで加熱する見極めが早くなり、野菜をシャキシャキに調理することが出来ています。
- MRO-W10Z・・・野菜シャキシャキメニューあり
- MRO-W10X・・・野菜シャキシャキメニューなし
最短1分で出来るスピードメニュー
MRO-W10Zの新モデルは最短1分で作れるメニューを搭載しています。
旧モデルのMRO-W10Xは「手軽に10分で作れるメニュー」が搭載されていました。
新モデルにはそれに「最短1分で作れるメニュー」がプラスされています。
MRO-W10Z/MRO-W10Xには「手軽に10分で作れるメニュー」のメニュー数は「77」。
MRO-W10Zの新モデルには「最短1分で作れるメニュー」のメニュー数は「8」となります。
あともう1品欲しい時には便利ですね。
- MRO-W10Z・・・最短1分で作れるメニューあり
- MRO-W10X・・・最短1分で作れるメニューなし
液晶タッチパネル
MRO-W10Zの新モデルには5インチのカラータッチ液晶が搭載されています。
画面にはイラストや文字によってガイドしてくれます。
タッチで簡単に操作ができます。
▼MRO-W10Z
▼MRO-W10X
- MRO-W10Z・・・5インチのカラー液晶あり
- MRO-W10X・・・5インチのカラー液晶なし
重量センサー
MRO-W10Zの新モデルは重量センサーが減っています。
▼MRO-W10Zのセンサー
- 重量センサー
- センター赤外線センサー
- 温度センサー
▼MRO-W10Z
- トリプル重量センサー
- センター赤外線センサー
- 温度センサー
重量センサーがトリプルからシングルになっています。
トリプル重量センサーは、3つの重量センサーで食品の重さと位置をはかって加熱制御する機能ですが、1つとの違いがあまりなかったことと、3つにして価格を上げるより1つにして価格を抑える方のメリットが大きかったと考えられます。
その他、センター赤外線センサーというのは、庫内の真ん中奥に設置されたセンサーで上から食品の温度をはかり加熱制御する機能です。
温度センサーは、庫内の温度をはかって加熱制御する機能になります。
- MRO-W10Z・・・トリプル重量センサーなし
- MRO-W10X・・・トリプル重量センサーあり
MRO-W10Xの口コミ
新モデルMRO-W10Zの口コミは集まり次第に掲載させていただきます。
今回は旧モデルのMRO-W10Xの口コミを紹介いたします。
新モデルに追加された機能はありますが、参考にして頂けると思います。
- 良かった点は掃除がしやすいこと。スマホとの連携は要らないと思っていましたが、2日に1回は使用しておりあってよかった機能でした。
- スマホからメニューが送信できるのはとても便利です。別の部屋にいて調理終了に気が付かなくても、スマホに通知してくれるのでとても助かっています。
- 予熱の時間がめちゃくちゃ早い。ノンフライがきれいに出来上がる、パンの発酵も、発酵温度が選べる、などなど使っててワクワクします。
- スマホで操作でき、アプリ内のメニュー更新に合わせて本体も更新されるので、常に最新の状態で使えます。
- グリルもしやすく、庫内がフラットなのでお手入れもしやすいです。不満なしのレンジです!
- センサーが温め過ぎを感知する能力が高い。
- 庫内は全体的に、フラットでお掃除がし易い!
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MRO-W10ZとMRO-W10Xの特長
Wスキャン調理
食品の重さと表面温度を測って調理をする機能です。
加熱方法は「レンジ」「オーブン」「グリル」「スチーム」「過熱水蒸気」の5種類あります。
これらを自動で切り替えて行うため、ステーキの場合は表面を焼いて中はレアで仕上げることができます。
また、魚を網焼きした場合は裏返すことなく、両面を焼いてくれます。
①表面温度を測る赤外線センサー
②食品の重さを量る重量センサー ※MRO-W10Xは3つ搭載
大火力平面グリル
庫内上部の大火力平面グリルヒーターが、表面をこんがり焼いて焼き目を付けます。
300℃の熱風2段オーブン
熱風の流れを良くするために、ファンの回転を切りかえています。
予熱の時は熱風を中心に集めることで早く庫内を温め、調理の時はファンを切りかえることで食品に熱が沿うような流れを作ります。
これにより全体を包み込みおいしく焼き上げることが出来ます。
ムラのない解凍と適温のあたため
センサーによって重さと温度を管理し、どれだけの熱が必要かを計算します。
また、肉や魚は種類や形状によって加熱をコントロール、ムラを抑えるためにスチームにより表面からも徐々に解凍をしてくれます。
これにより豚の薄切り肉はすぐにはがせますし、ひき肉はすぐにほぐせるようになります。
手入れがしやすく操作も簡単
庫内の側面は汚れが付きにくく、落としやすい特長のシリコン系塗料を採用しています。
天面はヒーターが出ておらずフラット設計のため、拭きやすくなっています。
庫内の給水タンクやつゆ受けは取り外して水洗いができるので衛生的です。
また、お手入れコースとして大量のスチームで汚れを落としてくれる「清掃」コースや、庫内のニオイを低減してくれる「脱臭」コース、給水用パイプ内の水を抜いてくれる「水抜き」コースがあります。
庫内はLEDライトが2つ搭載されていますので非常に明るいです。
スマホと連携「ヘルシーシェフアプリ」
アプリを使用することでレシピを増やすことが出来ます。
クックパッドからレンジで作れるレシピを配信しており、オーブンの温度や時間などの設定が可能です。
また、食材から栄養バランスの取れた献立を提案してくれます。
よく使う食材を変更すると、それに合わせてレシピも変わります。
お知らせ機能
調理中に離れていても、プッシュ通知で調理が終了したことを知らせてくれます。
MRO-W10ZとMRO-W10Xのスペック
モデル | MRO-W10Z | MRO-W10X |
---|---|---|
タイプ | 過熱水蒸気 オーブンレンジ | 過熱水蒸気 オーブンレンジ |
総庫内容量・庫内形状 | 30L ワイド&フラット庫内 | 30L ワイド&フラット庫内 |
センサー種類 | Wスキャン(重量センサー+センター赤外線センサー)+温度センサー | Wスキャン(トリプル重量センサー+センター赤外線センサー)+温度センサー |
レンジ 最高出力 | 1,000W*2(手動:最大5分間/自動:最大3分間) | 1,000W*2(自動:最大3分間) |
オーブン | 最高温度(自動):300℃ 段数:2段 方式:熱風式 ヒーター:ダブル光速ヒーター | 最高温度(自動):300℃ 段数:2段 方式:熱風式 ヒーター:ダブル光速ヒーター |
グリル | 大火力平面グリル | 大火力平面グリル |
スチーム | 給水タンク式 | 給水タンク式 |
過熱水蒸気 | ボイラー熱風式 | ボイラー熱風式 |
レシピ数 | 315 | 316 |
オートメニュー数 | 268 | 264 |
野菜シャキシャキメニュー | 8 | ー |
クックパッド殿堂入りレシピ | 57 | 50 |
食品メーカーコラボレシピ | 32 | 20 |
簡単プラボウルメニュー | 77 | 45 |
スピードメニュー(10分メニュー) | 77 | 77 |
最短1分スピードメニュー | 8 | ー |
ノンフライ | 27 | 22 |
2品同時あたため | 〇 | 〇 |
トースト(1~2枚) | (オート:途中で裏返し)約7分 | (オート:途中で裏返し)約7分 |
庫内の見やすさ | LED庫内灯×2灯、明るい庫内色 | LED庫内灯×2灯、明るい庫内色 |
表示部 | 大型カラータッチ液晶(5インチ) | フルドット液晶(バックライト付き) |
簡単操作 | 大型カラータッチ液晶(5インチ) | ボタン一体型ダイヤル、簡単レンジボタン |
スマートフォン連携 | ヘルシーシェフアプリ | ヘルシーシェフアプリ |
庫内底面 | 外して丸洗いテーブルプレート | 外して丸洗いテーブルプレート |
庫内側面・背面・天面 | 汚れを落としやすい庫内側面、お手入れしやすい平面グリルヒーター | 汚れを落としやすい庫内側面、お手入れしやすい平面グリルヒーター |
コース | 清掃・脱臭・水抜き | 清掃・脱臭・水抜き |
設置(設置時に確保する放熱スペース) | 左右・背面 壁ピッタリ 上方10cm以上 | 左右・背面 壁ピッタリ 上方10cm以上 |
庫内有効寸法(幅×奥行×高さ) | 401×322×218(mm) | 401×322×218(mm) |
質量 | 約18.0kg | 約18.0kg |
オーブン | 出力:1,360W 消費電力:1,400W 温度調節:100~250℃、300℃(発酵:30・35・40・45℃) | 出力:1,360W 消費電力:1,400W 温度調節:100~250℃、300℃、発酵(30・35・40・45℃) |
グリル | 出力:1,300W 消費電力:1,330W | 出力:1,300W 消費電力:1,330W |
レンジ | 手動出力:1,000W、600W、500W、200W相当、100W相当 消費電力(最高):1,430W | 手動出力:800W、600W、500W、200W相当、100W相当 消費電力(最高):1,430W |
年間消費電力量 | 70.5kWh/年 | 70.5kWh/年 |
まとめ
MRO-W10ZとMRO-W10Xの違いをご紹介しました。
おすすめはMRO-W10Zの新モデルです。
電化製品は使いやすさは重要なポイントの一つであり、新モデルに搭載されている液晶カラーパネルは消費者のニーズに応えたものと思われます。
使いやすく手軽に調理できるメニューも増えているため、今から購入するなら新モデルのMRO-W10Zをおすすめします。
過熱水蒸気オーブンレンジの購入を検討されている方は、日立の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」を選択肢の一つに加えてみて下さい。
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