低温調理器といえばボニーク(BONIQ)が代表的です。
今回は、低温調理器で本格的な料理が作れると話題ですが、ボニーク(BONIQ)の使い方や料理のレシピをご紹介します。
今や低温調理器の代表格となっているBONIQ(ボニーク)ですが、発売は2017年4月になります。
メーカーから売り出されたわけではなく、クラウドファンディングによって発売され、低温調理器として一躍有名になりました。
その後、2019年により高性能のBONIQ Pro(ボニークプロ)を発売し、スタイリッシュなデザインや性能の高さ、操作の手軽さが評価され、低温調理器としては国内NO.1の地位を築いています。
でも
「低温調理器ってどうやって使うの?」
「BONIQ(ボニーク)とBONIQ Pro(ボニークプロ)の違いはなに?」
「どんな料理ができるの?」
って思いますよね。
そこで今回は
・低温調理器の使い方
・BONIQ(ボニーク)とBONIQ Pro(ボニークプロ)の違い
・BONIQ(ボニーク)・BONIQ(ボニークプロ)で出来る料理
・BONIQの口コミ
をご紹介します。
▼商品を早速チェックしたいあなたはボタンをクリック!
低温調理とは?
まず低温調理とは何か?についてお伝えします。
お肉など熱を加える料理は、熱の加え方で味や食感が変わります。
お肉などのタンパク質の場合、高温になると変形して硬くなります。
これは熱を加えることで水分が逃げてしまうからです。
それを防ぐには、低温でじっくりと熱を加え、水分が飛ぶのを防ぐ必要があります。
この調理法で柔らかく仕上げる料理が低温調理になります。
実はこの調理法って、フランス料理に出てくるフォアグラのテリーヌに用いられる調理法なんです。
低温調理器BONIQ(ボニーク)の使い方
使い方はいたって簡単です♪
- まず、大きめの鍋に水を入れてBONIQ(ボニーク)をセットします。セットすると、BONIQ(ボニーク)が水を循環させて温度を一定に保ってくれます。
- そして、加熱温度や時間を設定します。
- お湯が沸くまでに、塩・こしょうなどの下味をつけた食材をジップロックに入れて密閉します。
- 準備完了のアラームがなったら、お湯の中にジップロックを入れて湯せんします。
- あとは完成のタイマーが鳴るのを待つだけ。
これだけで、簡単にジューシーな料理が作れてしまいます。
BONIQ(ボニーク)とBONIQ Pro(ボニークプロ)の違い
仕様一覧はこちら
BONIQ(ボニーク) | BONIQ(ボニークプロ) | |
---|---|---|
電力 | 100V / 50-60Hz(最大800W) | 100V / 50-60Hz(最大1200W) |
設定時間 | 1分~99時間59分 | 1分~99時間59分 |
サイズ | 高さ37cm / 最大幅10cm / 最小幅6cm / 奥行き11cm(ホルダー含む) | 高さ31.5cm / 幅5.3cm / 奥行き10.3cm(ホルダー含む) |
重量 | 1.2kg | 1kg |
温度範囲 | 5℃~95℃(温度誤差:+/−1%)冷却機能は有りません。 | 5℃~95℃(温度誤差:+/−1%)冷却機能は有りません。 |
湯煎容量容量 | 容量5ℓ〜15ℓ | 容量5ℓ〜20ℓ |
電源コードの長さ | 1.5m | 1.5m |
BONIQ(ボニークプロ)は1200Wへパワーアップ
BONIQ(ボニークプロ)は1200Wへパワーアップしています。
BONIQ(ボニーク)は800Wでしたので、1.5倍のパワーアップです。
これによって設定温度までの到達時間が40%短縮されるとありますが、口コミではそれ以上に時間が短縮しているといった声が多数あります。
BONIQ(ボニークプロ)は約36%小型化して軽くなっている
BONIQ(ボニークプロ)は高さ・幅・奥行きともに小さく使いやすくなっています。
小型化することで持ち運びが楽になり、キャンプなどで使用する際にも荷物の邪魔になりにくくなりますね。
あと、友人の家に持って行って料理を披露するにも、持ち運びがラクですね。
BONIQ(ボニークプロ)は防水仕様でアルミボディになっている
防水仕様になっているため、洗剤で洗うことができます。
衛生面からも安心ですね。
本体はアルミボディに変わったことで、軽量化と防水が実現しています。
アルミになったことで、高級感が増しておしゃれなキッチンアイテムになっています。
BONIQ・BONIQ Proで出来る料理
ローストビーフの玉ねぎ赤ワインソース
<作り方>
- 鍋に水を入れてBONIQをセットします。
- BONIQの設定温度を60℃にして、時間を90分にセットします。
- お湯が沸くまでの間に、牛ももの肉ブロックに塩コショウで下味を付けます。
- 下味を付けた肉をフライパンで表面を焼きます。(中は生焼けでOKです)
- 焼いた肉とローリエ1枚をジップロックに入れて密閉します。(ローリエは香り付けと肉の臭みを取る役割があります)
- お湯が設定温度になるとアラームが鳴るので、ジップロックのままお鍋に入れます。
- BONIQのスタートボタンをオン!
- 後はアラームが鳴るのを待つだけ。
- アラームがなるまでの間にソースを作ります。ショウガ1編、玉ねぎ1/2個をすりおろし、砂糖大さじ1/2、赤ワイン100mlを小鍋に入れて煮詰めます。
- 煮詰めて水分が無くなったら、醤油を大さじ1杯入れて火を止めます。
- BONIQのブザーが鳴ったら、ジップロックから肉を取り出しカットします。
- これでローストビーフのできあがり!
- ソースをかけて完成です。
煮込みハンバーグ
<作り方:4人分>
- 鍋に水を入れてBONIQをセットします。
- BONIQの設定温度を65℃にして、時間を70分にセットします。
- お湯が沸くまでの間に、玉ねぎ(100グラム)をみじん切りにして、フライパンで玉ねぎが透き通るまで炒めます。
- 炒めたらパットに移して、あら熱を取ります。
- ボールに挽肉(300グラム)を入れてこねます。
- 粘り気が出てきたら、卵(1個)、パン粉(10グラム)、牛乳(大さじ2)、ナツメグ(小さじ1/2)、塩(小さじ1/2)、粗びきコショウ(少々)を入れてこねます。
- ある程度こねたら、あら熱が取れた玉ねぎを入れて、またこねます。
- こねたら4等分にします。(1個100グラム)
- 調味料を作ります。ケチャップ(大さじ3)、醤油(小さじ2)、中濃ソース(大さじ3)、赤ワイン(40ml)、砂糖(小さじ2)を混ぜて小鍋で火をかけます。
- 沸騰したら火を止めて、バター(10グラム)を入れます。
- 先ほど4等分したハンバーグを、フライパンで表面に焼き色を付けるように焼きます。
- 焼いたハンバーグと調味料をジップロックに入れます。
- お湯が設定温度になるとアラームが鳴るので、ジップロックのままお鍋に入れます。
- BONIQのスタートボタンをオン!
- 後はアラームが鳴るのを待つだけ
- BONIQのブザーが鳴ったら、ジップロックから取り出しお皿に盛りつける。
- 煮汁をかけて完成!
鶏の照り焼き
<作り方:2人分>
- 鍋に水を入れてBONIQをセットします。
- BONIQの設定温度を63℃にして、時間を60分にセットします。
- 鶏ももの皮を取り除いて、表面がきつね色になるまでフライパンでしっかり焼きます。
- 焼けたら鶏ももを取り出します。
- お酒(大さじ2)、みりん(小さじ2)、砂糖(小さじ2)、醤油(大さじ2)をフライパンに入れ、煮詰めて調味料を作ります。
- ジップロックに鶏ももと調味料を入れます。
- お湯が設定温度になるとアラームが鳴るので、ジップロックのままお鍋に入れます。
- BONIQのスタートボタンをオン!
- 後はアラームが鳴るのを待つだけ
- BONIQのブザーが鳴ったら、ジップロックから取り出しお皿に盛りつける。
- ジップロックに残ったたれをかけて完成!
BONIQ(ボニーク)でできる、ごくごく一部の紹介です。
調味料を作るのが少し面倒と思われた方は、素材がおいしく仕上がるので、市販のたれをかけるなど、自分好みで全然大丈夫ですよ♪
悪い口コミ・デメリット
強いて言うなら、操作上の時間設定の部分が分かりづらいのが惜しかった。
商品が届いてから2回ローストビーフを作りました。1度目は上手にできたのですが、2度目は火が入りすぎました。。。少しづつ調整が必要かもしれません。
取付け用のクランプが頼りないです。
樹脂製で出来ており、本体の重量を支えるには不安が残ります。
良い口コミ・メリット
冊子には、微生物が増殖できない温度や、サルモネラ菌、ノロウィルス等の死滅する温度が一目でわかる表があります。表を見れば、”この温度帯を避ける” と書かれており、一目で安心な温度帯がわかります。
フライパンで試行錯誤してたのが馬鹿馬鹿しくなってしまいました。
他にも色々と挑戦してみたくなり料理が楽しくなりそうです!!
低温調理って特別な調理方法だと思っていたけれど、実際BONIQを使ってみると結構簡単に日常の調理に組み入れられそうなくらいお手軽でびっくりしました。
ほったらかしでこんな美味しい料理ができるなんて私には魔法の調理器です。
見た目がオシャレで操作方法も簡単。音も静かです。普段料理を褒めない夫がおいしいと言ってくれました。
まとめ
BONIQ(ボニーク)の便利さや手軽さに驚かれる人が多いですね。
基本的に鍋にBONIQをセットして待つだけで、本格的なローストビーフが自宅で手軽に作れてしまいます。
操作も簡単ですし、料理初心者の人にもおすすめです。
買うなら温度がすぐに上がり、軽量化で防水のBONIQ Pro(ボニークプロ)と言いたいですが、その分、値段が上がります。
値段が高い分の価値はあるのですが、お湯が沸かす時間は気にしないという人はBONIQ(ボニーク)でも問題ありません。
新しい食の扉を開いてくれるので、チェックしてみて下さい。