TH-55JZ1000の特長をご紹介します。
TH-55JZ1000はパナソニックの4K有機ELビエラの2021年モデルで、画面サイズは55V型は大きさとしては一番人気です。
同じシリーズでは48V型と65V型があり、全部で3サイズのラインナップとなっています。
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それでは特長をご紹介します。
明るい高コントラストな映像の独自有機ELディスプレイ
2020年に「HZ2000」を最上位モデルとして4K有機ELビエラを発表しました。
特長は自社設計・自社組み立ての独自構造の有機ELディスプレイです。
また、独自のパネル制御技術「Dot Contrastパネルコントローラー」によって有機ELの性能を引き出し、高画質の実現が注目を集めました。
TH-55JZ1000はこの有機ELディスプレイが採用されています。
映画などで暗いシーンになると見えにくいことが多々ありますが、「Dot Contrastパネルコントローラー」は暗いシーンでも高画質での映像を実現しています。
黒の締まりを良くするハイコントラスト映像
明るい部屋ではテレビの画面が見えにくくなりますが、有機ELビエラは光の反射の影響を抑えるブラックフィルターを採用しています。
これによって黒が強調され明るい部屋でもしっかりと映像を楽しむことが出来ます。
倍速補間とクリアモーションで鮮明な映像
スポーツやレースなど速い動きを映す時は、どうしても残像が残り映像がぼやけます。
TH-55JZ1000はこれを無くすために映像を倍速で処理する機能を搭載しています。
また、パネルの発光制御によってくっきりとした映像を実現する「クリアモーション」の搭載により、動きの速い映像でも残像を抑えて映像化しています。
高音質のスピーカーシステム
TH-55JZ1000は高出力アンプの搭載により、クリアなサウンドを実現しています。
「ドルビーアトモス」という音響技術を用いており、これは映画館で使われている技術になります。
これによって立体的な音を可能にし、臨場感のある音響が楽しめます。
サウンドのモードは5つ用意されています。
- スタンダード 全体のバランスを重視したモード
- ミュージック 音楽に最適なモード
- 快聴 ニュースやドラマなど人の声が聞き取りやすくなるモード
- スポーツ 会場の臨場感が感じられるモード
- ユーザー 低音を重視するなどお好みの音に調整が可能nモード
有機ELと液晶パネルの違い
高画質を実現する有機ELですが、液晶パネルとは何が違うのか説明します。
簡単にいうと
- 有機ELは自ら発光する
- 液晶パネルは自ら発光しない
この違いだけです。
有機ELの仕組み
自ら発光することが特長なのが有機ELです。
そもそも「有機EL」とは、有機物に電圧をかけることで発光する現象のことをいいます。
この現象を利用した製品を有機ELと呼ばれてますが、これは日本だけの呼び方です。
一般的にはOLED(Organic Light Emitting Diode)と呼ばれています。
発光する色は光の三原則(赤・緑・青)
これに電圧をかけて発光させています。
有機ELのメリットは
- 黒の表現が美しい
- 画面の応答速度が速い(残像が残りにくい)
- 薄い
- 省電力
などが挙げられます。
液晶の仕組み
液晶は電圧をかけると分子がまっすぐに並ぶという性質を持っています。
その特性を応用したのが液晶パネルになります。
自ら発光しないので、バックライトで照らすことで映像にしますが、電圧を調整することで液晶の向きを変えて色を作っています。
液晶のメリットは
- 有機ELより安い
- 有機ELより寿命が長い
- 色の焼き付きが少ない
などになります。
結論として、性能は有機ELの方が圧倒的に優れています。
静止画の画質は有機ELと液晶の違いはあまり感じませんが、動画になると明らかな違いが出ます。
高画質で滑らかな動きを求める人は、有機ELがおすすめです。
有機ELと液晶パネルの比較表
有機EL | 液晶 | |
---|---|---|
視野の角度 | ◎ | 〇 |
解像度 | ◎ | 〇 |
色 | ◎ | 〇 |
薄さ | ◎ | 〇 |
寿命 | 〇 | ◎ |
価格 | 〇 | ◎ |
まとめ
TH-55JZ1000の特長をご紹介しました。
今回は一番人気の高い55型で紹介しましたが、48V型と65V型も同じ性能です。
テレビの購入を考えている人は有機ELも検討してみては如何でしょうか。
口コミは集まり次第に掲載させていただきます。
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