第1章|迷ったら知っておきたい!ER-D70BとER-D70Aの違い
電子レンジやオーブンレンジって、一度買うと何年も使うもの。
だからこそ、「最新モデルにするべきか、それとも型落ちで十分なのか…」と迷ってしまいますよね。
特に今回ご紹介する 東芝 石窯ドーム ER-D70B と ER-D70A は、どちらも見た目がそっくり。
家電量販店や通販サイトで並んでいるのを見ると、「何が違うの?」と首をかしげる方も多いはずです。
最新モデルは機能が増えて魅力的。でも、型落ちは価格が下がって手に入れやすい。
この“性能”と“価格”のバランス、どちらを優先するかは人それぞれです。
そこで今回は、家電製品を長年見てきた専門家の目線で、
「生活の中で実際にどう違いを感じるのか」 にフォーカスして解説します。
難しい専門用語はかみ砕いて説明し、あなたのキッチンにピッタリな一台を選べるようお手伝いします。
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第2章|発売時期と価格帯の違いをチェック
まずは両モデルの基本的な位置づけを整理しておきましょう。
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ER-D70B … 2025年8月1日発売の最新モデル
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ER-D70A … 2024年8月1日発売の1年型落ちモデル
発売時期が1年違うだけですが、機能面では細かな進化が見られます。
最新のER-D70Bは加熱性能やセンサー精度がアップし、操作パネルも見やすい縦型に刷新されました。
一方、ER-D70Aは型落ちとなったことで価格が大きく下がり、実売価格で3万円前後の差が出ています。
この価格差は、家計にとっては大きなポイントですよね。
「せっかくなら新機能を使いたい」という方もいれば、
「温めやトーストがメインだから安く手に入れたい」という方もいるはずです。
このあとご紹介する比較表では、
どこが進化して、どこが据え置きなのかをひと目でチェックできるようにまとめています。
まずは全体像をつかんで、自分に必要なポイントを見極めましょう。
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第3章|ひと目でわかる!ER-D70BとER-D70Aの比較表
ここでは、両モデルの違いを主要ポイントごとにまとめました。
パッと見で違いを把握できるので、「自分に必要な機能」がすぐに見えてきます。
項目 | ER-D70B(最新) | ER-D70A(型落ち) |
---|---|---|
発売日 | 2025年8月1日 | 2024年8月1日 |
加熱方式 | ドームヒーター+まるごと遠赤 | 上:ガラス管ヒーター+庫内4面遠赤 |
グリル出力 | 高出力(より短時間で焼き上げ) | 標準出力 |
センサー | ハイアングル赤外線センサー | 従来型赤外線センサー |
自動メニュー数 | 87(総レシピ126) | 85(総レシピ112) |
特殊機能 | 石窯おまかせ焼き対応 | 非対応 |
トースト調理 | やや時間長め | やや短時間 |
弁当温め | ― | コンビニ弁当メニューあり |
操作パネル | 見やすい縦型(ラクポジStyle) | 横型(操作位置が低め) |
庫内コーティング | 庫内よごれプロテクト | 遠赤・脱臭ブラックコート |
液晶表示 | バックライト付き | バックライトなし |
付属品 | 新型ヘルシーフラット角皿(溝付き)+料理集 | 角皿+料理集 |
年間消費電力量 | 70.4kWh | 73.4kWh |
本体重量 | 約17kg | 約14kg |
実売価格 | 約6万円~ | 約3万円~ |
こうして並べてみると、ER-D70Bは最新機能と使いやすさの向上が目立ちます。
一方、ER-D70Aは機能を割り切る代わりに価格の安さが大きな魅力になっています。
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第4章|違いを詳しくチェック!生活シーンでの使い勝手
ここからは、比較表で挙げたポイントをもう少し踏み込み、
実際の調理や日常使いでどう差を感じるのかを解説します。
1. 加熱性能と仕上がりの差
ER-D70Bは「ドームヒーター+まるごと遠赤」を採用し、庫内全体を効率よく温められる構造になっています。
例えばグラタンや鶏肉のローストでは、表面が香ばしく、中までしっかり火が通ります。
一方のER-D70Aも十分な火力がありますが、加熱のムラを抑える力は最新モデルに一歩譲ります。
2. センサー精度の向上
ER-D70Bは「ハイアングル赤外線センサー」に進化。
食材の温度をより正確に測り、過加熱や温めムラを防ぎます。
冷凍ご飯やシチューなど、温めすぎて一部が固くなる…という失敗を減らしたい方には魅力的です。
3. 自動メニューの充実度
最新モデルは総レシピ数126、自動メニュー87と、調理のバリエーションが広がっています。
特に「石窯おまかせ焼き」機能は、鶏肉と野菜を一度に調理でき、忙しい夕食作りの時短に役立ちます。
ER-D70Aも自動メニューは豊富ですが、おまかせ焼き機能は非搭載です。
4. トースト&弁当温め
意外な違いが、トーストと弁当温めの機能です。
トーストはER-D70Aのほうが焼き上がりがやや早く、朝の時間短縮に向いています。
一方、コンビニ弁当温め専用メニューはER-D70Aのみ。
お昼によくコンビニ弁当を食べる方には便利かもしれません。
5. 操作性とデザイン
ER-D70Bは「ラクポジStyle」という縦型パネルを採用。
立ったまま視線を下げずに操作でき、腰への負担が軽減されます。
ER-D70Aは横型パネルで、調理台より低い位置に設置すると操作がやや前かがみになります。
6. お手入れのしやすさ
ER-D70Aの「遠赤・脱臭ブラックコート」は、汚れが焦げ付きにくく、においも抑える優れもの。
ER-D70Bの「庫内よごれプロテクト」もお手入れしやすい仕様ですが、汚れ防止性能ではやや特徴が異なります。
日々の掃除のしやすさ重視なら、この違いも要チェックです。
このように、性能面ではER-D70Bが総合的に上回りますが、
日常の使い方によってはER-D70Aのほうが便利な場面もあります。
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第5章|こんな人にはER-D70Bがおすすめ
最新モデルのER-D70Bは、性能・使いやすさ・省エネ性のバランスが取れた一台。
特に次のような方におすすめです。
1. 本格調理を楽しみたい方
グリルやオーブンを頻繁に使い、肉や魚、パンなどの仕上がりにこだわる方には、
火力アップと「まるごと遠赤」による均一加熱が魅力です。
外はパリッと、中はジューシーな仕上がりを狙えます。
2. 失敗のない温めを重視する方
高精度のハイアングル赤外線センサーは、温めムラを減らし、
過加熱によるパサつきを防ぎます。
冷凍食品や作り置きのおかずをおいしく温めたい方にぴったりです。
3. 操作性や視認性を大切にする方
ラクポジStyleの縦型パネルとバックライト付き液晶は、
立ったままでも文字がはっきり見えて操作しやすい設計。
キッチンの照明が暗めでも安心です。
4. 新しい機能を試してみたい方
「石窯おまかせ焼き」などの新搭載メニューは、料理の幅を広げ、
忙しい日の夕食作りもサポートします。
まとめると
最新機能と使いやすさを重視し、長く快適に使える一台を選びたい方には、ER-D70Bがおすすめです。
価格は少し高めですが、その分、日々の料理がワンランク上の仕上がりになります。
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第6章|こんな人にはER-D70Aがおすすめ
型落ちモデルのER-D70Aは、必要十分な機能を備えつつ、価格が大きく下がったお買い得モデル。
次のような方には、むしろこちらのほうがフィットします。
1. コスパを最優先したい方
発売から1年経ったことで、実売価格は最新モデルより約3万円安くなっています。
温めやトーストが中心であれば、この価格差は非常に大きな魅力です。
2. トースト調理が多い方
ER-D70Aはトーストの焼き上がりがやや早め。
朝食の時間短縮を重視する方に向いています。
「忙しい朝は1分でも早く」が叶うポイントです。
3. コンビニ弁当をよく食べる方
専用の「コンビニ弁当あたため」メニューがあり、
ご飯とおかずを均一に温めやすくなっています。
仕事の昼休みや夜食にコンビニ利用が多い方には便利です。
4. 軽めの本体を選びたい方
重量は約14kgと、最新モデルより3kgほど軽く、設置や移動がしやすいのも魅力。
キッチンレイアウトを頻繁に変える方や、女性一人での設置にも安心です。
まとめると
「高機能よりも価格と必要十分な機能が大事」という方にとって、
ER-D70Aはコスパの高い選択肢です。
型落ちとはいえ、日常使いには十分な性能を備えています。
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第7章|まとめと購入のヒント
ER-D70BとER-D70A、どちらも東芝の石窯ドームシリーズらしい高火力と豊富なメニューを備えた優秀なオーブンレンジです。
しかし、細かな仕様や機能の違いが、実際の使い勝手や価格満足度に大きく影響します。
こんな人にはER-D70B
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最新機能や高精度センサーで、料理の仕上がりをワンランク上げたい
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操作性や視認性を重視し、毎日ストレスなく使いたい
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新しい調理メニューでレパートリーを広げたい
こんな人にはER-D70A
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必要十分な機能で、できるだけ価格を抑えたい
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トーストやコンビニ弁当温めなど、日常的な用途が中心
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軽量で設置や移動のしやすさを重視したい
選び方のポイント
価格差は約3万円。
日常の調理スタイルや使いたい機能を具体的にイメージし、
「この機能は絶対欲しい」というポイントが最新モデルにしかない場合はER-D70Bを、
そうでなければER-D70Aで十分というケースも多いです。
最後に、オーブンレンジは長く使う家電です。
日々の料理時間を楽しく、効率的にしてくれる相棒を選んでください。
もし迷ったまま時間が経つと、型落ちモデルは市場から早めになくなる傾向がありますので、
購入時期も含めて早めの決断がおすすめです。
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