600Lクラスのフレンチドア冷蔵庫を検討していると、必ずと言っていいほど候補に上がるのが
日立「R-HW62V」 と パナソニック「NR-F60WX1」 の2モデルです。
どちらも幅68.5cmで、多くの日本のキッチンに収まりやすいサイズ感。
しかも「まんなか冷凍」「大容量」「高い省エネ性」と、共働き世帯やまとめ買い派が求める条件をしっかり押さえています。
一方で、いざ比較しようとすると──
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「日立とパナ、冷凍の使いやすさはどっちが上?」
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「チルド・野菜の鮮度重視なら、どちらを選ぶべき?」
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「電気代や本体価格まで考えると、総合的にお得なのは?」
と、カタログや口コミを見比べるだけでは決めきれない…という声も多いです。
そこで今回は、R-HW62VとNR-F60WX1の違いを、
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容量・サイズ(設置性)
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冷凍室・冷蔵室の使い勝手
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チルド・野菜室の鮮度機能
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省エネ性・静音性
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デザイン・操作性
といったポイントごとに分かりやすく比較します。
最後には、
「こんな人にはR-HW62V」「こんな人にはNR-F60WX1」 という形で、タイプ別のおすすめもまとめますので、読み終わるころには「自分の家庭にはこっちだな」と自信を持って選べるはずです。
第1章:R-HW62VとNR-F60WX1のスペック・サイズ比較
まずは、毎日の使い勝手に直結する「サイズ」「容量」「設置条件」から見ていきます。
1-1. 基本スペックの違い
どちらも600Lクラスのフレンチ6ドア冷蔵庫ですが、内容量や本体サイズには少し差があります。
容量・本体サイズのざっくり比較
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日立 R-HW62V
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定格内容積:617L
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冷蔵室:約 330L 前後(うちチルド・特鮮部含む)
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冷凍室(2段合計):約 183L 前後
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野菜室:約 104L 前後
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本体サイズ(約):幅 68.5cm × 奥行 70.1cm × 高さ 183.3cm
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ドア:フレンチ(観音開き)+まんなか冷凍
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定格電圧:100V/50・60Hz共用
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パナソニック NR-F60WX1
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定格内容積:601L
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冷蔵室:約 303L 前後
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冷凍室(2段合計):約 156L 前後
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野菜室:約 122L 前後
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本体サイズ(約):幅 68.5cm × 奥行 74.5cm × 高さ 182.8cm
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ドア:フレンチ(観音開き)+まんなか冷凍
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定格電圧:100V/50・60Hz共用
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1-2. 設置性:幅は同じだが「奥行き」の差に注意
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幅:どちらも 68.5cm
→ マンションなどの「冷蔵庫スペース70cm前後」にも収まりやすいサイズ感で、ここは条件ほぼ同じです。 -
奥行き:日立 70.1cm / パナ 74.5cm
→ パナソニックNR-F60WX1のほうが、約4.5cmほど“前に出る”イメージです。
→ キッチンの通路が狭い場合や、冷蔵庫の前を人がよく通る動線になっている場合は、-
「なるべく出っ張らせたくない」=R-HW62Vが有利
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「多少の出っ張りはOK、でもパナ派・機能優先」=NR-F60WX1
といった判断基準になります。
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高さ:R-HW62Vのほうが約0.5cm高い
→ どちらも180cm超えの大型なので、上部の梁(はり)や吊戸棚との干渉だけ事前チェック必須です。
1-3. 冷蔵・冷凍・野菜室の「容量バランス」の違い
同じ600Lクラスでも、容量の“振り分け方”が少し違います。
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日立 R-HW62V
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冷凍室がやや大きめ
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冷蔵室:そこそこ
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野菜室:標準的
→ まとめ買いした肉や冷凍食品、作り置きの冷凍ストックが多い家庭向き。
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パナソニック NR-F60WX1
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野菜室がやや大きめ
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冷蔵室:ややコンパクト
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冷凍室:やや小さめ(といっても十分な容量)
→ 週末に野菜をまとめ買いしたり、野菜多めの自炊が多い家庭にフィットしやすいバランスです。
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1-4. どちらが「自分の家」に向いているか?
ざっくり言うと、次のような分かれ方になります。
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R-HW62Vが向いている人
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とにかく 冷凍食品・作り置き・まとめ買いをガンガン活用する
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キッチン通路が狭めで、奥行きはできるだけ抑えたい
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日立の「冷凍重視・使い勝手重視」の思想が好み
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NR-F60WX1が向いている人
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野菜をたっぷり買って、生鮮をできるだけおいしく長持ちさせたい
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キッチンの奥行きにはある程度余裕がある
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パナソニックの「はやうま冷凍」やWシャキシャキ野菜室など、
こだわり機能に魅力を感じる
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ここまでが“スペックと設置条件”の違いです。
▼R-HW62Vはこちら
▼NR-F60WX1はこちら
第2章:冷凍室・冷蔵室の使いやすさを比較
ここからは、毎日の「出し入れ」「作り置き」「保存のしやすさ」に直結する、冷凍室・冷蔵室の機能を比べていきます。
2-1. 冷凍室:日立は“デリシャス冷凍”、パナは“はやうま+うまもり保存”
日立 R-HW62Vの冷凍機能
R-HW62Vの冷凍室は、日立らしく「まとめ買い&作り置き向き」に全振りした仕様です。
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らくうま!ひろin冷凍
冷凍室下段が3段ケース構造になっていて、-
1段目:薄物用(アルミトレイで急冷)
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2段目:小物ケース(よく使う冷食・作り置き)
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3段目:大物ケース(大容量パック・パン・冷凍ストック)
と、用途に応じて整理しながら収納できます。
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デリシャス冷凍
1段目のアルミトレイに置くだけで、自動でサッと急冷する「デリシャス冷凍」を搭載。
仕込み肉や下味冷凍、作り置きおかずをすばやく凍らせて、味や食感の劣化を抑えます。

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大容量182Lクラスの冷凍室
冷凍室容量が大きく、冷凍食品・アイス・作り置きなどを“とりあえず冷凍しておく”余裕が大きいのが強みです。
→ 「週末に大量仕込み」「業務スーパー&コストコ常連」という家庭には、かなり刺さる構成です。
パナソニック NR-F60WX1の冷凍機能
一方のNR-F60WX1は、冷凍室容量は少し控えめな代わりに、高機能な“冷凍アシスト”が充実しています。
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はやうま冷凍(クーリングアシストルーム)
冷蔵室側の「クーリングアシストルーム」にあるアルミプレートの上に置くだけで、-
急冷
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急凍
を選べる「はやうま」機能を搭載。作りたてのお弁当や熱い料理のあら熱取り、肉・魚の急速冷凍が得意です。
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うまもり保存
冷凍室上段の「うまもりカバー」内で、霜つき・乾燥を抑えながら冷凍食品を長期間保存できる仕組み。
開封済みの冷凍ギョーザやアイスなども、乾燥しにくいのがメリットです。 -
ワンダフルオープンで奥までスッキリ
引き出しがほぼフルオープン(ワンダフルオープン)するので、奥の食品まで見やすく、在庫管理もしやすい構造です。
→ 「冷凍食品をムダにしたくない」「お弁当・作り置きの冷ます→冷凍を効率化したい」というニーズに強いです。
冷凍室での結論イメージ
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とにかく量を入れたい・3段ケースでガシガシストックしたい
→ R-HW62V有利 -
開封済み冷食やアイスの霜・乾燥が気になる/はやうま冷却で料理の時短をしたい
→ NR-F60WX1有利
2-2. 冷蔵室:日立は「全段チルド」、パナは「細かく温度帯を分ける派」
日立 R-HW62Vの冷蔵室
R-HW62Vの冷蔵室は、「どこに置いてもチルド」というわかりやすさが魅力です。
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まるごとチルド
冷蔵室全段を約2℃前後のチルド温度に保ち、-
菌の繁殖を抑えて鮮度長持ち
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うるおい冷気でラップなしでも乾燥や変色を抑える
という仕様。まとめ買いしても“どこに置くか迷わない”のが大きなメリットです。
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特鮮氷温ルーム(約−1℃)
肉や魚を凍らせず、約−1℃で保存できる専用ルームを搭載。
解凍の手間なく、そのまま切ってすぐ調理しやすい温度帯なので、「数日以内に使う生鮮」の置き場所として非常に優秀です。

→ 「冷蔵室のどこでも“ちょいチルド”」「細かいモード切り替えは面倒だから、ざっくり全部チルドでOK」という人には、かなり相性がいい設計です。
パナソニック NR-F60WX1の冷蔵室
NR-F60WX1は、用途に合わせて温度帯を使い分ける“多機能派”です。
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パーシャル/チルド切替室(約19L)
冷蔵室内に、-
微凍結パーシャル(約−3℃前後)
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チルド
を切り替えられる専用室を搭載。
肉・魚を「半凍り」状態で保存することで、鮮度を保ちつつ、必要な分だけサクッとカットしやすいのが特徴です。
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パーシャル半解凍機能
冷凍しておいた肉や魚を、「解凍しきらない温度帯」で半解凍。
切りやすくてドリップも抑えられるので、“今日使う分だけ解凍”をきれいにこなしたい人向きです。 -
ナノイーX + 脱臭・除菌機能
冷蔵室内にナノイーXを放出して、ニオイや菌を抑制する仕様。
におい移りしやすい料理や、作り置きが多い家庭にも安心感があります。 -
ワンダフルオープンで“見渡しやすい冷蔵室”
冷蔵室の引き出しも大きく開くので、奥のタッパーやドレッシングの“行方不明問題”を減らしやすい構造です。

→ 「肉・魚の温度管理にこだわりたい」「ニオイ移りや除菌機能も重視」「細かくゾーンを使い分けたい」人にはNR-F60WX1が向きます。
2-3. 冷凍・冷蔵の使い勝手で選ぶならどっち?
ここまでを、実際の生活シーンでざっくりまとめると…
R-HW62Vが向いている人(冷凍・冷蔵の観点)
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冷凍室にガンガン食材をストックしたい
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「とりあえず全部チルドで長持ちしてくれればOK」という考え方
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仕込み肉や作り置きおかずをデリシャス冷凍でサッと凍らせたい
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温度帯の切り替えよりも、シンプルな運用と大容量を重視
NR-F60WX1が向いている人(冷凍・冷蔵の観点)
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開封済み冷凍食品を、霜つき・乾燥させずにおいしく保存したい
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はやうま冷却/冷凍で、お弁当・作り置きのあら熱取りや急冷を時短したい
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パーシャル・チルド・クーリングアシストルームなど、
温度帯を細かく使い分けてベストな状態で保存したい -
冷蔵室内のニオイや清潔感にもこだわりたい(ナノイーX重視)
▼R-HW62Vはこちら
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第3章:チルド・野菜室の鮮度機能&省エネ性能を比較
ここでは「生鮮をどれだけおいしくキープできるか」と「電気代」がテーマです。
毎日の食費と光熱費に直結するポイントなので、しっかり見ておきましょう。
3-1. 野菜室&鮮度機能:日立は“眠らせる”、パナは“シャキシャキ維持”
日立 R-HW62V:新鮮スリープ野菜室
R-HW62Vの野菜室は、下段スペースが「新鮮スリープ野菜室」になっているのが特徴です。
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野菜を“眠らせるように保存”して、みずみずしさと栄養素をキープ
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温度と湿度をコントロールして、傷みにくくするコンセプト
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野菜室容量は 118L(食品収納目安81L) で、家族分の野菜ストックに十分なサイズ感
また、日立は「まるごとチルド」で冷蔵室全段をチルド帯にしているので、
“冷蔵室に置いた野菜+野菜室”のトータルで見ても、鮮度重視の設計と言えます。
ポイントは、
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野菜をまとめ買いしても傷ませたくない
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でも細かいモード切り替えはあまりしたくない
という人に、かなり相性がいいところです。

パナソニック NR-F60WX1:Wシャキシャキ野菜室
NR-F60WX1の野菜室は、パナおなじみの 「Wシャキシャキ野菜室」 を搭載しています。
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Wモイスチャーコントロールフィルターで、適度な湿度をキープ
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傷みやすい葉野菜も、約7日間シャキシャキ感を保てるとされています(メーカー試験条件)
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野菜室容量は 125L(食品収納目安89L) で、R-HW62Vよりもやや大きめ
さらに、
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野菜室にもナノイーXが行き渡り、菌やニオイを抑えて庫内を清潔に保つ設計になっている点も強みです。
「野菜メインの自炊が多い」「葉物もまとめ買いしたい」という家庭にとっては、
Wシャキシャキ野菜室+ナノイーX の組み合わせはかなり魅力的です。

野菜室で選ぶならどっち?
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野菜もそれなりに買うけれど、
「冷蔵室も含めて、とにかく“全体的に鮮度長持ち”してくれればOK」
→ R-HW62V(新鮮スリープ野菜室+まるごとチルド) -
野菜をたっぷり買って、
「葉物も含めてシャキシャキ感を優先したい」「野菜室の容量も重視したい」
→ NR-F60WX1(Wシャキシャキ野菜室+ナノイーX)
野菜中心の家庭か、冷凍・冷蔵とのバランス重視かで、かなり好みが分かれるポイントです。
3-2. 省エネ性能・電気代の違い
次に、カタログ値ベースの年間消費電力量(=おおよその電気代)を比較します。
年間消費電力量の比較
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日立 R-HW62V
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年間消費電力量:270kWh/年(JIS C 9801-3:2015)
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2021年省エネ基準達成率:119%
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パナソニック NR-F60WX1
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年間消費電力量:251kWh/年(50/60Hz共通)
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2021年省エネ基準達成率:124%
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カタログ上は、NR-F60WX1のほうが約19kWh/年ほど省エネです。
電気料金を仮に1kWhあたり約27〜30円とすると、差は年間500〜600円前後のイメージになります(使用状況によって変動あり)。
※あくまで目安レベルで、「電気代だけで決定的な差が出る」ほどではありません。
省エネアシスト機能の違い
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R-HW62V
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高効率インバーター制御+真空断熱材などで、プレミアムクラスらしい省エネ性能
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シンプルに“冷やす効率”で省エネを図るイメージ
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NR-F60WX1
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AIエコナビを搭載し、
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開閉回数
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周囲の温度
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収納量の変化
などをセンサーで検知して、運転を自動で最適化
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さらに、スマホアプリ「Live Pantry」と連携して、省エネ運転や食材管理をサポートする仕組みも用意されています。
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→ 数字上の省エネ性能に加えて、“使い方に合わせて賢く省エネしてくれる仕組み”は、NR-F60WX1のほうが一歩リードしているイメージです。
静音性について
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R-HW62Vは、実際の口コミでも「運転音が静かでリビングでも気にならない」という声が多く、静音性はかなり高評価です。
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NR-F60WX1もプレミアム帯のモデルで静かですがが、口コミでは静音アピールはどちらかというと日立のほうが強めです。
3-3. 省エネ・鮮度重視で選ぶなら?
ここまでを“ざっくり”まとめると、
R-HW62Vが向いている人(鮮度・省エネ観点)
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冷蔵室も野菜室も「全体的に鮮度長持ち」してくれればOK
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新鮮スリープ野菜室で、野菜の栄養とみずみずしさを守りたい
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静音性にもこだわりたい(リビング近くに設置予定など)
NR-F60WX1が向いている人(鮮度・省エネ観点)
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野菜をたっぷり買い置きして、シャキシャキ食感を優先したい
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年間消費電力量の少なさや、AIエコナビなど**「かしこい省エネ」**に魅力を感じる
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スマホアプリ連携で、食材管理や省エネを“見える化”したい
電気代の差は、数字上はNR-F60WX1がやや有利ですが、決め手になるほど大きな差ではないので、どちらかというと 「野菜の保存の仕方」と「スマホ連携・AIエコナビを活かすかどうか」 で選ぶのがおすすめです。
第4章:デザイン・使い勝手を比較
スペックが近い2台なので、最終的な“好き・嫌い”を分けるのが、デザインと使い勝手です。毎日目にする家電だからこそ、ここも意外と重要です。
4-1. 外観デザイン・カラー展開の違い
R-HW62V(日立)
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全体的に“直線的”で、すっきりしたシンプルデザイン
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ガラスドアでツヤ感があり、高級感のある見た目
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落ち着いた色展開で、どんなキッチンにも合わせやすい
→ クセがなく、「無印やシンプルなキッチンに合う冷蔵庫」という印象。
長く使っても飽きにくいデザインです。
NR-F60WX1(パナソニック)
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同じくガラスドアで、高級感のあるフラットデザイン
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横ラインが強調されたデザインで、少し“家具っぽい”雰囲気
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濃いめカラーや上質感のある色が多く、スタイリッシュ寄り
→ “家電感を薄くしたい”“キッチンを少しラグジュアリーに見せたい”人には、パナのデザインが刺さりやすいです。
4-2. ドアの開けやすさ・収納レイアウト
どちらもフレンチドア(観音開き)+まんなか冷凍ですが、細かい使い勝手には違いがあります。
R-HW62Vの使い勝手
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冷蔵室は観音開きで、左右どちらか片方だけを開けて取り出せる
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冷凍室・野菜室は、大きく引き出せる“ワイドスライド収納”
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3段ケースや仕切りが多く、食品ごとに“定位置管理”しやすい構成
→ 「冷凍・冷蔵の中をきっちり整理したい」「どこに何があるか一目で分かるようにしたい」人向けの設計です。
NR-F60WX1の使い勝手
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パナ独自の“ワンダフルオープン”機構で、
冷凍室・野菜室の引き出しがほぼフルオープン -
奥までガバッと見えるので、
“あ、こんなところに冷凍うどん残ってた…”
といった“行方不明食材”が出にくい -
クーリングアシストルームやパーシャル室など、用途別の専用ゾーンが多い
→ 「ゾーン分けしてきっちり運用したい」「ストックを“見える化”させたい」人にはかなり便利です。
4-3. 操作性・お手入れ
R-HW62V
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ドア前面の操作パネルは比較的シンプル
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温度調整やモード切り替えも多すぎず、直感的に操作しやすい
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棚やケースは丸洗いしやすい形状で、
“とりあえず外してシンクで洗う”がやりやすい
→ 「細かい設定は苦手。基本、冷蔵庫には勝手にいい感じに動いてほしい」
という人にとって、ちょうどいいシンプルさです。
NR-F60WX1
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より多機能なぶん、設定できる項目やモードは多め
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スマホアプリと連携すれば、スマホから運転モード確認や一部操作も可能
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ナノイーXや抗菌仕様のパーツで、庫内を清潔に保ちやすい
→ 「家電も含めて“スマートホーム化”したい」「アプリで食材管理や省エネ状態まで見たい」という人には魅力的です。
4-4. 家族構成・ライフスタイル別に見た“使い勝手”
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小さいお子さんがいて、
「とにかく分かりやすいほうがいい」「誰が触っても失敗しにくいほうが安心」
→ R-HW62Vのシンプル設計が◎ -
中高生〜大人ばかりの家庭で、
「お弁当・作り置き・自炊の頻度が高く、家族みんなが冷蔵庫を使いこなしたい」
→ NR-F60WX1の多機能&ゾーン分けが活きる
▼R-HW62Vはこちら
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第5章:結局どっちが買い?タイプ別おすすめとまとめ
最後に、「こんな人にはR-HW62V」「こんな人にはNR-F60WX1」という形で整理してみます。
5-1. R-HW62Vがおすすめな人
R-HW62Vは、ざっくり言うと「冷凍・チルド重視の、シンプル高性能タイプ」です。
こんな人におすすめ
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業務スーパー・コストコなどで 冷凍食品や肉・魚をまとめ買いすることが多い
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作り置きおかずや下味冷凍をたくさんストックしたい
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「まるごとチルド」で、どこに置いても傷みにくい安心感がほしい
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細かい設定よりも、“大きな冷凍室+シンプルな運用”を重視したい
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冷蔵庫前の通路が狭く、奥行きを少しでも抑えたい
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静かに動いてくれる冷蔵庫がいい(リビング近くに置くなど)
→ 一言で言えば、
「冷凍・チルドをとことん活用したいまとめ買い派ファミリー」 にぴったりの1台です。
5-2. NR-F60WX1がおすすめな人
NR-F60WX1は、「野菜・食感・省エネ・スマート機能までこだわりたい多機能派」です。
こんな人におすすめ
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野菜をたっぷり使う自炊が多く、“シャキシャキ野菜室”に惹かれる
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肉・魚を“ちょうどいい半凍り”で管理したい(パーシャル派)
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はやうま冷凍/冷却で、お弁当・作り置きの時短をしたい
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開封済みの冷凍食品やアイスを、霜や乾燥から守りたい
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AIエコナビやナノイーX、スマホアプリ連携など、
最新機能も積極的に活用したい -
デザインにもこだわりがあり、スタイリッシュな見た目が好み
→ まとめると、
「野菜も冷凍もバランスよく使いつつ、高機能をしっかり使いこなしたい共働き世帯」 にマッチします。
5-3. 最後に
迷ったときは、次の2つを基準にすると決めやすいです。
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冷凍ストック重視なら → R-HW62V
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冷凍室大きめ+3段ケース
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まるごとチルドで全体的に鮮度長持ち
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野菜&多機能重視なら → NR-F60WX1
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Wシャキシャキ野菜室+ナノイーX
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はやうま冷凍・パーシャル・AIエコナビ・アプリ連携
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あとは、
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設置スペース(奥行きの余裕)
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好みのデザイン(シンプル寄りか、スタイリッシュ寄りか)
この2つも合わせてチェックしてあげると、自分に合うほうをかなり選びやすくなります。
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