NR-F54EY3とNR-F54EY2、型番がそっくりで「結局どこが違うの?」「値段差の理由は?」と迷いやすいですよね。
結論から言うと、NR-F54EY3(新型)は“冷凍の霜つき対策”が強化されたモデル。
一方で、NR-F54EY2(旧型)は基本の使い勝手がしっかりしていて、価格が下がりやすい“狙い目の型落ち”です。
とはいえ、どちらも542Lの大容量で、幅65cmのスリム設計、さらに「冷凍室が真ん中」の使いやすい6ドア設計は共通。
まとめ買い派や冷凍ストックが多い家庭には、どちらを選んでも満足しやすいシリーズです。
今回は、NR-F54EY3とNR-F54EY2の違いを分かりやすく整理し、スペック表で客観的に比較したうえで、最後に「あなたに向いているのはどっちか」までスッキリ判断できるようにまとめます。
NR-F54EY3とNR-F54EY2の違い【結論:主な差は3つ】
まずはサクッと一覧で整理します。
| 項目 | NR-F54EY3(新型) | NR-F54EY2(旧型) |
|---|---|---|
| 霜つき抑制 | 霜つき抑制冷凍(運転制御)あり | 記載なし |
| 質量 | 97kg | 100kg |
| 発売時期 | 2026年1月下旬発売 | 2025年3月21日発売 |
※一方で、容量・サイズ・省エネ性能はほぼ同じ。どちらも 542L/幅650×奥行699×高さ1850mm/年間消費電力量296kWh/年 なので、「置けるか・入るか」の土台は同じです。
違い1:新型EY3は「霜つき抑制冷凍(運転制御)」が追加
NR-F54EY3の冷凍室には、霜つき抑制冷凍(運転制御)があります。
冷凍食品や作り置きの表面が乾きやすい・霜が気になる人にとって、ここがいちばん分かりやすい進化ポイントです。

違い2:重さが3kg軽い(97kg→100kg)
数値だけ見ると小さな差ですが、搬入・設置・買い替えでは地味に効きます。
特に戸建てやマンションで通路がタイトな場合は、少しでも軽いほうが安心材料になりやすいです。
違い3:発売時期の差=価格差が出やすい
EY3は2026年1月下旬発売の新モデル、EY2は2025年3月21日発売の型落ちなので
基本的には
-
EY3:発売直後は高めになりやすい(新しさ・在庫)
-
EY2:在庫処分やセールで下がりやすい(タイミング次第)
という動きになりやすいです。
▼NR-F54EY3はこちら
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NR-F54EY3とNR-F54EY2のスペック比較表
| 項目 | NR-F54EY3(新型) | NR-F54EY2(旧型) |
|---|---|---|
| 定格内容積 | 542L | 542L |
| 冷蔵室 | 268L(収納目安212L/パーシャル・チルド切替17L) | 268L(収納目安212L/パーシャル・チルド切替17L) |
| 製氷室 | 19L(貯氷量144個) | 19L(貯氷量144個) |
| 新鮮凍結ルーム | 29L | 29L |
| 冷凍室 | 112L | 112L |
| 野菜室 | 114L | 114L |
| 年間消費電力量(50/60Hz) | 296kWh/年 | 296kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 | 100% | 100% |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 650×699×1850mm | 650×699×1850mm |
| 据付必要奥行寸法 | 699mm | 699mm |
| 質量 | 97kg | 100kg |
| 霜つき抑制冷凍(運転制御) | あり(記載あり) | 記載なし |
| AIエコナビ/脱臭 | AIエコナビ・Wクリーンフィルター | AIエコナビ・Wクリーンフィルター |
NR-F54EY3とNR-F54EY2の共通する特長
違いはあるものの、EY3/EY2はどちらも「幅65cmで542L」というコンセプトは同じ。
設置性と大容量を両立した“コンパクトBIG”が魅力です。
1)冷凍・野菜室が「奥まで見えるフルオープン」で整理がラク
引き出しが大きく開くので、奥の食品まで見渡しやすく、冷凍ストック派ほど使い勝手が良いポイント。
野菜室も同様にフルオープンです。

2)「シャキシャキ野菜室」で野菜の鮮度をキープしやすい
どちらもシャキシャキ野菜室(モイスチャーコントロールフィルター・下段)を搭載。
買いだめしても野菜がしおれにくい方向の設計です。

3)「パーシャル/チルド切替室」+オート急冷で、肉・魚の扱いが快適
冷蔵室内にパーシャル/チルド切替室があり、さらにパーシャルはオート急冷にも対応。
下ごしらえ〜保存の流れがスムーズです。

4)「新鮮凍結ルーム(アルミプレート)」でホームフリージングも使いやすい
どちらも新鮮凍結ルームにアルミプレートを搭載。
作り置き・下味冷凍の人にはうれしい共通点です。

5)自動製氷が充実(速氷/まるごと洗える製氷皿/給水経路の抗菌処理)
自動製氷は、速氷機能やまるごと洗える製氷皿など“手入れしやすい方向”の仕様。
氷をよく使う家庭でも安心です。

6)省エネ&清潔面も共通でしっかり
AIエコナビとWクリーンフィルター(脱臭)は両方に搭載。
毎日使う家電としての基本性能は共通して高めです。
▼NR-F54EY3はこちら
▼NR-F54EY2はこちら
結局どっちがおすすめ?向いている人
スペック(土台)はほぼ同じなので、選び方はシンプルです。
「冷凍の快適さ(霜つき対策)に価値を感じるか」と、「価格差をどう捉えるか」で決まります。
NR-F54EY3(新型)がおすすめな人
-
冷凍の霜つきがストレス(冷凍食品・作り置き・下味冷凍が多い)
-
冷凍の見た目や食感をできるだけ守りたい
→ 「霜つき抑制冷凍(運転制御)」の記載があるのはEY3 -
どうせ長く使うなら、新しいモデルを選んで安心したい
-
旧型が品薄になる前に、在庫が安定している新型で決めたい
一言でいうと:冷凍ストック派ほどEY3向き。
NR-F54EY2(旧型)がおすすめな人
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機能差が大きくないなら、とにかく安く542Lを買いたい
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霜つき対策は気になるけど、運用(ラップ・保存袋・詰め方)でカバーできそう
-
セールや在庫処分で“型落ちの値下がり”を狙いたい
-
そもそもEYシリーズの使い勝手(冷凍真ん中・フルオープン等)が欲しい
→ 共通する強みが多いので、価格が下がるならEY2はかなり堅い選択
一言でいうと:コスパ重視ならEY2が狙い目。
迷ったときの最終結論
-
冷凍をよく使う(霜つきが嫌)→ NR-F54EY3
-
値段が魅力なら(差額が大きいなら)→ NR-F54EY2
どちらも542L・幅65cm・基本性能は同等クラスなので、最後は“あなたの冷凍生活”と“差額”で決めるのがいちばん後悔しにくいです。
最後に
NR-F54EY3とNR-F54EY2は、どちらも「幅65cmで542L」という希少なバランスが魅力のパナソニック冷蔵庫です。
新型EY3は霜つき抑制冷凍(運転制御)があり、冷凍ストックが多い家庭ほど“差”を感じやすい選択。
一方、旧型EY2は基本の使い勝手が同じ方向性なので、価格が下がっているなら“型落ちのお得感”が強くなります。
迷ったら、冷凍の快適さを取るならEY3、差額が大きいならEY2。
この基準で選べば、買ってからの後悔はかなり減らせます。
冷蔵庫の購入を検討されている方は、パナソニックの冷蔵庫を選択肢の一つに加えてみて下さい。
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