「12kgのドラム式が欲しい。でも、AQUAの“まっ直ぐドラム”って型番が似てて…
AQW-DXS12A(新型)とAQW-DX12R(旧型)、結局どっちを選べば後悔しないの?」
まさにここで迷う人、多いです。
しかもドラム式は高い買い物。
あとから「この機能、要らなかった」「逆に、ここは妥協しなきゃよかった」となりやすいジャンルでもあります。
今回は、AQW-DXS12AとAQW-DX12Rの違いを“スペックの羅列”では終わらせません。
新型で“買う理由”が本当に増えたポイントを、生活シーンに落とし込んで分かりやすく整理します。
こんな人におすすめです。
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価格差があるなら、その差が自分に必要かをハッキリさせたい
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自動投入・乾燥・清潔機能など、どれが便利で、どれは無くても困らないか知りたい
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「新型が安心」vs「型落ちが得」…結局どっちが正解か、判断軸が欲しい
読み終わるころには、
“新型で満足度を上げるべきタイプ”か、 “旧型でコスパ良く買うべきタイプ”かがスパッと決まるはずです。
それではまず、AQW-DXS12AとAQW-DX12Rの違いを結論から整理していきます。
結論:いちばん大きな違いは「衣類リフレッシュ」と「静かさ(夜対応)」
まず押さえるべき違いはこの3つです。
1)衣類リフレッシュ機能が進化:DXS12Aは「オゾン」/DX12Rは「UV」
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AQW-DXS12A:オゾンエアウォッシュ(温風ミスト+オゾン)で、衣類ケアを強化

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AQW-DX12R:エアウォッシュEX(温風ミスト+UVライト)

「頻繁に洗えない服を“洗わずに整える”」用途が多い人ほど、この差は効いてきます。
2)“夜に回したい派”はDXS12Aが強い:新しく「ナイト」コース搭載
DXS12Aは、乾燥運転時の運転音を抑える目的の「ナイトコース」が追加されています。
3)設置性も地味に効く:DXS12Aのほうが奥行スリム
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DXS12A:奥行667mm
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DX12R:奥行685mm(※注記あり)
洗面所って「通路の圧迫感」がストレスになりやすいので、ここは“数字以上に体感差”が出やすいポイントです。
▼AQW-DXS12Aはこちら
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まずは早見表:スペック差は「省エネ」「脱水音」「奥行」で出る
| 項目 | AQW-DXS12A(新型) | AQW-DX12R(旧型) |
|---|---|---|
| 容量 | 洗濯12kg / 乾燥6kg | 洗濯12kg / 乾燥6kg |
| 外形寸法(排水ホース含む) | 幅595×奥行667×高さ943mm | 幅595×奥行685×高さ943mm |
| 本体質量 | 約95kg | 約94kg |
| 標準使用水量(定格) | 洗濯〜乾燥:約59L / 洗濯:約84L | 洗濯〜乾燥:約59L / 洗濯:約84L |
| 標準コース運転目安時間 | 洗濯〜乾燥:約139分 / 洗濯:約29分 | 洗濯〜乾燥:約139分 / 洗濯:約29分 |
| 消費電力量 | 洗濯〜乾燥:950Wh / 洗濯:55Wh | 洗濯〜乾燥:1130Wh / 洗濯:55Wh |
| 運転音(洗い/脱水/乾燥) | 34/42/45dB | 34/45/45dB |
| 衣類リフレッシュ | 温風ミスト+オゾン「オゾンエアウォッシュ」 | 温風ミスト+UVライト「エアウォッシュEX」 |
| 夜向け | ナイトコースあり(洗濯〜乾燥:4.5kgまで) | ナイトコース記載なし |
“買う理由”が増えたポイントはここ
1)電気代目安に直結しやすい:洗濯〜乾燥の消費電力量が下がった
DXS12Aは 950Wh、DX12Rは 1130Wh。数字だけで見ると、1回あたり約180Wh(約16%)ぶん新型が少なめです。
「乾燥まで回す日が多い人」ほど、この差はジワジワ効きます。
2)体感に出やすい:脱水音が低い
洗い・乾燥は同等ですが、脱水が DXS12A:42dB / DX12R:45dB。
たった3dBでも、夜や早朝だと“気になる・気にならない”の境目になりがちです。
3)設置のストレスを減らす:奥行が18mmスリム
DXS12Aは奥行667mm、DX12Rは685mm。
さらにDX12Rは注記として、排水の取り回し条件によって奥行が増えるケースも書かれています(直付け時など)。
違いを“生活シーン”で噛み砕く:新型で増えた「買う理由」はここ
1)衣類リフレッシュは別物:DXS12Aは“オゾン”、DX12Rは“UV”
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AQW-DXS12A:温風ミスト+オゾンの「オゾンエアウォッシュ」
水洗いしにくい衣類を、温風ミストに加えてオゾンを循環させてケアするのが新型の推しどころ。公式発表では、従来機能(エアウォッシュEX)を進化させた新機能として位置づけられています。

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AQW-DX12R:温風ミスト+UVライトの「エアウォッシュEX」
こちらはUVライトでリフレッシュするタイプ。DX12Rの製品ページにも明記されています。
どっちが向くかはシンプルで、
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花粉・衛生面の安心まで“強めに”求める → DXS12A(オゾン)
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衣類ケアが欲しいが、基本性能が分かりやすいほうが良い → DX12R(UV)
というイメージです。
2)「夜に回す」ならDXS12Aが一歩リード:ナイトコース搭載
DXS12Aはコースに「ナイト(洗濯〜乾燥:4.5kgまで)」があります。
夜間や集合住宅で「乾燥まで回したいけど音が気になる」人には、この追加はかなり分かりやすい“買う理由”になります。
3)設置で後悔しやすいのはここ:奥行と排水条件
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DXS12A:奥行667mm
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DX12R:奥行685mm。さらに注記で、排水ホースを直付けする条件だと奥行735mmになる旨が書かれています。
洗面所は「通路が狭い」「扉と干渉する」「ラックが置けない」が起きやすいので、設置スペースがギリギリな人ほど新型の価値が上がるポイントです。
4)デリケート衣類の乾燥ケアはDX12Rが強み:静止乾燥コース
DX12Rのコースには、「静止乾燥(0.5kgまで)」があります。
ニットや型崩れが気になる服を乾かす用途が多いなら、ここは旧型側の“刺さるポイント”になり得ます。
どっちを選ぶ?結論チェックリスト(あなた向きが一発で分かる)
DXS12A(新型)を選ぶべき人
次のうち 2つ以上当てはまったら、新型が“満足度高め”です。
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乾燥まで回す頻度が高い(週3回以上など)
→ 洗濯〜乾燥の消費電力量が下がっているぶん、積み上げで差が出やすい(1回あたり約180Wh差が目安) -
夜〜早朝に回すことが多い/集合住宅で音が気になる
→ 脱水音が小さめ+ナイトコースがある -
洗面所の通路がギリギリ、扉や棚と干渉しそう
→ 奥行がスリムで、設置ストレスを減らしやすい -
「洗えない服のリフレッシュ」をよく使う(制服・スーツ・上着など)
→ UVではなく“オゾン”の衣類ケアが欲しい
要するに、新型は“日常のストレスを減らす方向”に強いです。
乾燥頻度×夜運転×設置ギリギリ、ここが重なるほど「差額の理由」がハッキリします。
DX12R(旧型)で十分な人(むしろ“賢い買い方”になりやすい)
次のうち 2つ以上なら、型落ちがハマりやすいです。
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乾燥は「週1〜2回」くらい。普段は洗濯だけが多い
→ 乾燥まで回す回数が少ないほど、省エネ差の恩恵は小さくなる -
設置スペースに余裕がある(奥行にまだ余白がある)
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衣類リフレッシュは「たまに使えればOK」
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ニットなど“型崩れしやすい衣類の乾燥ケア”を重視したい
→ DX12Rは静止乾燥コースがあるのが刺さる人がいる
要するに、旧型は“コスパ良く基本性能を取りにいく”選択です。
安く買える条件が揃っているなら、満足度は十分狙えます。
迷ったときの最終結論(超シンプル)
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夜に回す/乾燥多め/設置ギリギリ → DXS12A(新型)
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乾燥少なめ/置き場所余裕/価格重視 → DX12R(旧型)
▼AQW-DXS12Aはこちら
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価格差はどれくらい?そして「元が取れる」の考え方
実売価格の目安(2025年12月時点)
現時点の最安ベースだと、
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AQW-DXS12A(新型):約 25.9万円〜
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AQW-DX12R(旧型):約 14.2万円〜
ざっくり 差額は約11〜12万円 規模になりやすいです。
「電気代の差で回収できる?」は、正直かなり難しい
洗濯〜乾燥の消費電力量は、
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DXS12A:950Wh(=0.95kWh)
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DX12R:1130Wh(=1.13kWh)
差は 0.18kWh/回。
電気料金単価を 約34〜37円/kWh で見ると(契約や使用量で変動)、
1回あたりの差は約6〜7円 程度です。
なので、仮に乾燥まで回す回数が…
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週2回(年100回) → 年 600〜700円
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週4回(年200回) → 年 1,200〜1,400円
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毎日(年365回) → 年 2,200〜2,500円
くらいの差になりやすく、差額11〜12万円を“電気代だけで”取り戻すのは現実的ではありません。
じゃあ価格差の正体は?
結論、DXS12Aの差額は 「機能と快適さに払うお金」 です。
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脱水が静か(42dB)+ナイトコースで“夜運転しやすい”
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奥行スリム(667mm)で“設置ストレスが減る”
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オゾンエアウォッシュで“洗えない服ケアを強化”
ここに価値を感じる人は新型が満足度高め。
逆に、「乾燥はたまに」「置き場所は余裕」「とにかく価格」なら、DX12Rが強烈にお得です。
後悔しない最終判定:「買ってから気づく」失敗パターンで選ぶ
DXS12A(新型)にしておけばよかった…となりやすい人
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夜〜早朝に回したくなって、音が気になって結局使わなくなる
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乾燥まで回す回数が増えて、もう少し快適に回したかったと思う
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設置してみたら通路が狭く、毎日の出入りが地味にストレスになる
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「洗えない服のケア」を意外と使う生活で、衣類リフレッシュをもっと活用したくなる
このタイプは、最初からDXS12Aを選ぶほうが満足度が高いです。
新型の価値は“性能の差”というより、生活のストレスを減らす差なので。
DX12R(旧型)で十分だった…となりやすい人
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乾燥は「週1〜2回」くらいで、普段は洗濯のみが中心
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設置スペースに余裕があり、奥行差が生活に響かない
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リフレッシュ機能は「あれば嬉しい」程度で、毎日は使わない
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価格差ぶんで、洗剤・柔軟剤・ラックなど周辺環境を整えたほうが満足度が上がる
このタイプは、DX12Rのほうが「賢い買い物」になりやすいです。
ドラム式は本体だけじゃなく、置き場・動線・洗濯導線のほうが満足度に直結します。
迷ったらこの一言で決めてOK
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夜に回す/乾燥が多い/設置がギリギリ → DXS12A
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乾燥は少なめ/置き場所に余裕/価格を優先 → DX12R
購入前の最終チェック(これだけ見れば失敗しにくい)
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洗面所の奥行:扉・通路・ラックと干渉しないか
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乾燥の頻度:自分は「毎回乾燥」なのか「たまに」なのか
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夜運転の有無:時間帯が生活と被るか
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衣類ケアの使い方:スーツ・制服・上着をよく扱うか
まとめ:結局どっちが買い?(あなたの正解はこれ)
AQW-DXS12AとAQW-DX12Rは、どちらも「洗濯12kg/乾燥6kg」のまっ直ぐドラムで、土台の使い勝手はよく似ています。
だからこそ、選び方の答えはシンプルです。“性能差”ではなく、“生活のストレス差”で決まります。
AQW-DXS12A(新型)が向く人
あなたが求めているのが「家事ラク」だけじゃなく、毎日のストレス削減なら新型です。
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夜〜早朝に回すことが多い(音が気になる)
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乾燥まで回す回数が多い(省エネ差・快適さが効く)
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洗面所の通路が狭い/奥行がギリギリ
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洗えない衣類のリフレッシュ機能をよく使う
こういう人にとってDXS12Aは、価格差以上に「暮らしのラクさ」で返ってきます。
買った瞬間より、使い続けるほど満足度が上がるタイプです。
AQW-DX12R(旧型)が向く人
「ドラム式が欲しい理由はハッキリしていて、余計なコストは抑えたい」なら旧型が強いです。
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乾燥はたまに。普段は洗濯中心
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設置スペースに余裕がある
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衣類リフレッシュは“たまに使えればOK”
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浮いた予算で、ラックや洗剤、自動投入用のストックなど周辺環境を整えたい
DX12Rは、条件がハマるとコスパがとにかく強い。
「型落ち=妥協」ではなく、用途が合えば“最適解”になります。
洗濯機の購入を検討されている方は、AQUAの洗濯機を選択肢の一つに加えてみて下さい。
最後に:迷うなら“生活パターン”で決めてください
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夜に回す・乾燥多め・設置ギリギリ → DXS12A(新型)
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乾燥少なめ・設置余裕・価格重視 → DX12R(旧型)
あとは、あなたの家の洗面所の奥行と、乾燥の頻度。
ここが決まれば、もう迷いません。
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