10kgクラスの洗濯機を探していて、
「ITW-100B01とPAW-101E、どっちにしよう…?」
と迷っていませんか?
どちらもアイリスオーヤマの“コスパ重視”ラインで、容量は同じ10kg。
価格帯も近いので、一見「見た目ほぼ同じだし、安いほうでいいかな?」と思いがちです。
でも、実はこの2モデル、
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毎月の水道代・電気代
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1回の洗濯にかかる時間
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日々の使いやすさ(操作のしやすさ・コースの違い)
といったところに、じわじわ効いてくる“進化ポイント”が潜んでいます。
とくに、
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共働きで夜にまとめ洗いする
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子どもの服やタオルが多くて毎日フル稼働
-
少しでも水道代・時間を節約したい
こんなご家庭にとっては、機種選びで年間コストや家事ストレスが大きく変わると言っても大げさではありません。
今回は、アイリスオーヤマの10kg洗濯機
「ITW-100B01」と「PAW-101E」の違いをわかりやすく整理しながら、
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どこがどう進化したのか
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使い勝手は本当に良くなっているのか
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どんな人はITW-100B01を選ぶべきか
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逆にPAW-101Eを選んだほうが“お得”なケース
まで、購入を決めきれないあなたの背中をそっと押せるように解説していきます。
読み終わるころには、「自分の生活スタイルなら、こっち一択だな」とスッキリ決められるはずです。
ITW-100B01とPAW-101Eの違いをざっくり一言でいうと
同じアイリスオーヤマの10kg洗濯機ですが、
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ITW-100B01:新しい“節水・時短・静音”タイプ
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PAW-101E:水量多め&コースが少し豊富な、従来型ベーシック機
という立ち位置です。
「とにかく水道代と時間を抑えたいならB01、
すすぎ1回コースなど“コースの選択肢”を重視するならPAW-101E」というイメージで見ると分かりやすいです。
主な違いを4つにまとめると…
1.標準使用水量:B01は1回あたり約22Lも節水
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ITW-100B01:標準使用水量 約109L
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PAW-101E:標準使用水量 約131L
メーカーの従来品比較でも、
「約131L → 約109Lで、1回あたり約22Lの節水」とうたわれているポイントです。
毎日回す家庭だと、
「ちょっとの差」が月・年単位ではっきりした水道代の差になってきます。
2.洗濯時間:B01は標準コースが約11分短縮
ITW-100B01は、PAW-101Eと比べて
標準コースの洗濯時間が約11分短くなったとされています。
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朝の出勤前に素早く1回まわしたい
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夜遅めの時間帯にあまり長く動かしたくない
といったシーンでは、この10分前後の差がけっこう効いてくるところです。
3.静音性・消費電力:B01のほうが“おとなしくて省エネ”
公表されている仕様を見ると、
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ITW-100B01
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定格消費電力:50Hz 400W/60Hz 500W
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運転音:洗濯 約35dB/脱水 約47dB
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PAW-101E
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定格消費電力:50Hz 600W/60Hz 620W
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運転音:洗濯 約40dB/脱水 約54dB
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となっていて、B01のほうが電力も音も控えめな設計です。
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アパート・マンションで「音」を気にしたい
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電気代もできるだけ抑えたい
という人には、ここもB01を選びやすいポイントになります。
4.サイズ・重さ:B01は少しコンパクト&軽量
本体サイズ・質量は、
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ITW-100B01
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幅 約55.3cm(ホース含む幅 約59.3cm)
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奥行 約60cm
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高さ 約95.6cm(ホース含む高さ 約100.9cm)
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質量 約37kg
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PAW-101E
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幅 約58.6cm
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奥行 約59.7cm
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高さ 約100.3cm
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質量 約41kg
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と、B01のほうが横幅が少しスリムで、重さも約4kg軽いつくりです。
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防水パンのサイズがギリギリ
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できるだけ“幅スリム”がいい
という設置条件がシビアな家では、B01のほうが収まりやすいケースもあります。
▼ITW-100B01はこちら
▼PAW-101Eはこちら
スペックを比較表でチェック
まずは、2台のスペックをざっくり一覧で比べておきましょう。
| 項目 | ITW-100B01 | PAW-101E |
|---|---|---|
| 容量 | 10kg | 10kg |
| 標準使用水量(洗濯〜脱水) | 約109L 前後 | 約131L 前後 |
| 標準コース時間 | 従来機より短め(約11分の時短) | 従来型の標準時間 |
| 消費電力(50/60Hz) | 約400 / 500W | 約600 / 620W 目安 |
| 運転音(洗濯/脱水) | 約35dB / 約47dB 目安 | 約40dB / 約54dB 目安 |
| 本体幅 | 約55cm台(ホース含むと約59cm台) | 約58cm台 |
| 本体奥行 | 約60cm前後 | 約60cm前後 |
| 本体高さ | 約96cm前後 | 約100cm前後 |
| 質量 | 約37kg | 約41kg |
| 主なコース | 標準/お急ぎ/手洗い/毛布/つけおき ほか | 標準/お急ぎ/ドライ/毛布 ほか |
数字だけ眺めると、
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水・電気・音・サイズ → ITW-100B01が有利
-
コースの選択肢 → PAW-101E側にしかないコースもある
という大まかなイメージになります。
「どうしてもドライ/デリケート向けのコースが欲しい」など、
こだわりのコースがある人は、PAW-101E側の内容も一度チェックしておくと安心です。
共通している便利機能
一方で、「どっちを選んでも付いている機能」もけっこう多いです。
ここは悩まなくていいポイントなので、さらっと押さえておきましょう。
ステンレス槽で黒カビがつきにくい
どちらも洗濯槽はステンレス槽。
プラスチック槽に比べて黒カビやニオイが付きにくく、お手入れのしやすさは共通しています。
「長く使うと、あのイヤなニオイが…」という心配は、どちらを選んでも最低限ケアされています。

槽洗浄・槽乾燥モード
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槽洗浄コース
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槽乾燥(槽ドライ)コース
といった、洗濯槽自体を洗ったり乾燥させたりするお手入れモードも両方に搭載されています。
月1回〜数ヶ月に1回、時間のあるときに槽洗浄を回しておけば、
カビ・ニオイ対策もしやすく、清潔に使い続けられます。
毛布コース対応(大物洗い)
10kgクラスらしく、毛布や大物を洗えるコースも両機種とも対応。
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家族分のバスタオル
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薄手の毛布・シーツ
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大きめのパーカーやスウェット
など、「コインランドリーに行くほどでもないけど、家で一気に洗いたい」というシーンで活躍します。

予約タイマー機能
共働き家庭で便利な予約タイマーももちろん搭載。
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「朝6時に洗い上がりたいから、前日の夜にセット」
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「仕事から帰る時間に合わせて、夜に洗い上がるようにする」
といった使い方ができるので、生活リズムに合わせてうまく活用すれば、
「洗濯が終わるまで待つ時間」がかなり減らせます。

デザイン・操作性の違いのイメージ
両方とも“シンプルで分かりやすい操作パネル”という路線ですが、
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ITW-100B01
→ 新しめのモデルらしく、ボタン配置や表示が整理されていて、直感的に操作しやすい印象 -
PAW-101E
→ 従来型のデザインで、コース名やボタンがしっかり書いてあり、「昔からある全自動洗濯機らしい安心感」
といったキャラクターの違いがあります。
「新しい家電らしい、すっきりした見た目が好き」
という人はB01寄り、
「機能が文字で全部書いてあって、パッと見で分かるほうが安心」
という人はPAW-101E寄り、といった選び方もアリです。
ITW-100B01を選ぶメリット・デメリット
まずは、新しめのモデルであるITW-100B01から。
ITW-100B01のメリット
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1回あたりの水道代を抑えやすい(節水)
標準使用水量が少なく、従来機と比べて1回あたり約20L前後水をカットできるイメージのモデルです。
毎日〜週4〜5回回すご家庭ほど、月単位・年単位の差がじわじわ効いてきます。 -
標準コースが速い=家事の待ち時間が短い
標準コースの時間が短めなので、
「洗濯が終わるのを待ってからお風呂に入りたい」
「乾燥機や浴室乾燥に回すまでの待ち時間を減らしたい」
という人には、地味にうれしいポイントです。 -
運転音が静かで、集合住宅でも使いやすい
洗濯・脱水ともに運転音が抑えめなので、
「夜21〜22時にしか洗濯できない…」
「子どもが寝たあとにまわしたい」
というご家庭でも使いやすい設計です。 -
本体が少しスリム&軽いので、設置しやすい
幅が絞られていて質量も軽めなので、
・防水パンが小さい
・脱衣所が狭い
といった家でも、収まりやすく、設置・搬入のハードルが下がります。 -
“新モデル側”なので、これから長く使いやすい
選ぶ側の気持ちとしても、同じくらいの価格なら
「より新しいほうを選んでおきたい」
という安心感があるのも大きなメリットです。
ITW-100B01のデメリット
-
価格がPAW-101Eより少し高くなることが多い
店やタイミングによりますが、同じ10kgでも「新しい分だけ、ほんの少しだけ高い」状況になりやすいです。
「とにかくイニシャルコスト(本体価格)を抑えたい」という人には、ここがネックになる場合があります。 -
コース構成はシンプル寄り
標準・お急ぎ・手洗い・毛布・つけおき…など、よく使うコースはひと通りそろっている一方、「細かくこだわったドライ・デリケート系コースがほしい」という人には、物足りなさを感じる可能性があります。
PAW-101Eを選ぶメリット・デメリット
次に、従来型のベーシック10kgモデル・PAW-101Eを見ていきます。
PAW-101Eのメリット
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本体価格が抑えめになりやすい
店頭やネットショップでは、型番の新しさからITW-100B01よりも安く売られているケースが多めです。
「今の出費をできるだけ下げたい」「とりあえず10kgの大容量が欲しい」という人には魅力的です。 -
コースがやや豊富で、“従来の洗濯機っぽい安心感”
ドライ系など、B01にはないコースを備えている場合があり、
ニットやデリケート素材をよく洗う人には安心材料になります。 -
シンプルな使い勝手で、家族みんなが直感的に操作しやすい
いわゆる「昔ながらの全自動洗濯機」の延長線上にある感覚で使えます。
高齢の家族や、家電があまり得意でない人でも、慣れやすい設計です。 -
“水を多めに使ってしっかり洗いたい派”には安心
標準使用水量が多い=ランニングコストは上がる一方、
「たっぷりの水で気持ちよくすすぎたい」という人からすると安心感があります。
PAW-101Eのデメリット
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水道代・電気代・運転音の面ではB01に劣る
水量が多く、消費電力も大きめ、運転音も高めなので、-
ランニングコストをシビアに見たい
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夜間の静音性を重視したい
という人には不利です。
-
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本体サイズ&重さが一回り大きい
幅広・背高・重量も重ためなので、
「防水パンのサイズがギリギリ」「洗面所が狭い」など、設置条件が厳しいと置けない可能性があります。
▼ITW-100B01はこちら
▼PAW-101Eはこちら
どんな人にどっちがおすすめ?ライフスタイル別に整理
最後に、「結局、自分はどっちを選ぶべき?」を、パターン別にざっくり整理します。
ITW-100B01がおすすめな人
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共働きでほぼ毎日洗濯する家庭
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子どもがいて、タオル・服・シーツなど洗濯物が多い家庭
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マンション・アパートで、夜に洗濯することが多い人
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防水パンや脱衣所のスペースがシビアで、できるだけスリムな本体が欲しい人
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「どうせ買うなら、新しめの省エネモデルを長く使いたい」と考えている人
→ 日々の水道代・電気代・時間・静音性をトータルでバランスよく抑えたいなら、ITW-100B01が本命です。
PAW-101Eがおすすめな人
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「とにかく本体価格を抑えたい」という人
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洗濯回数が、週に2〜3回程度でそこまで多くない家庭
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「多少水道代が増えても、たっぷりの水で洗いたい・すすぎたい」という人
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ドライ系など、従来の細かいコースをよく使っていた人
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戸建てで、運転音や電気代をそこまでシビアに気にしない人
→ 「10kgの大容量が欲しいけど、初期費用重視・使い慣れた感じの洗濯機が好き」という人にはPAW-101Eが向いています。
まとめ:毎日ガンガン回すならITW-100B01が本命
同じアイリスオーヤマの10kgでも、ITW-100B01とPAW-101Eには、はっきりとしたキャラの違いがありました。
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ITW-100B01
→ 節水・省エネ・時短・静音・本体スリム -
PAW-101E
→ 本体価格が抑えめ&コース多めの“昔ながらベーシック”寄り
とくに、
「ほぼ毎日洗濯する」「夜に回すことも多い」「水道代・電気代も気になる」
といった家庭では、1回あたりの水量・消費電力・運転音の差が、数年単位で見ると確実に効いてきます。
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共働き・子育て世帯
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洗濯物が多い家庭
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マンション・アパート住まい
こういった人たちには、総合的に見てITW-100B01を選んでおくほうが“ストレスの少ない選択”になりやすいでしょう。
一方で、
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戸建てで音や電気代はそこまでシビアじゃない
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洗濯回数もそこまで多くない(週2〜3回程度)
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「とにかく今の出費を抑えたい」「使い慣れた感じの洗濯機がいい」
という人なら、価格が安くなりやすいPAW-101Eも十分アリな選択肢です。
最終的な選び方の目安
最後に、パッと決めたい人向けにざっくりまとめると…
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失敗しにくい鉄板選択肢が欲しい → ITW-100B01
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毎日〜ほぼ毎日洗濯する → ITW-100B01
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夜に洗濯することが多い・音が気になる → ITW-100B01
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本体価格をできるだけ抑えたい → PAW-101E
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洗濯回数が少なめ&戸建てで使う → PAW-101EでもOK
というイメージで選んでみてください。
購入前にチェックしておきたいポイント
どちらを選ぶにしても、最後にここだけは確認しておくと安心です。
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設置予定の防水パン・スペースにサイズが収まるか
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蛇口・排水口の位置と、ホースの長さが足りるか
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よく使うコース(お急ぎ・手洗い・ドライ・毛布など)が
その機種にちゃんと入っているか
ここがクリアできていれば、あとは予算とライフスタイルに合うほうを選ぶだけです。
迷っているなら、まずはITW-100B01を基準に
もしまだ迷いが残るなら、
「基本はITW-100B01。予算を最優先にしたいときだけPAW-101Eを検討」
という考え方でOKです。
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新しめの省エネ設計
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静かで、毎日使ってもストレスが少ない
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無理なく長く使えるバランスのよさ
を考えると、基準にすべきはITW-100B01側だからです。
あとは、実際の販売ページで
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最新価格
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在庫状況
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実際に使っている人の口コミ
をチェックしながら、あなたの家にとってベストな1台を選んでみてください。
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