
東芝の人気23Lモデル「ER-Y60」と「ER-X60」。どちらもスチーム機能を備えたワイド&フラット庫内のオーブンレンジで、コンパクトながら本格的な調理に対応している点が魅力です。
しかし、見た目や容量が似ているため
「何が違うの?どちらを選べばいい?」
と迷う方も多いはず。
そこで本記事では、ER-Y60とER-X60の違いをわかりやすく比較し、特徴や選び方を徹底解説します。価格の違い、加熱方式、使い勝手の差など、購入前に知っておきたいポイントをまとめています。
初めてスチームオーブンレンジを買う方、旧モデルから買い替える方にも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
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- ER-Y60とER-X60の違い
- 1-1. 加熱方式の違い
- 1-2. 調理メニューの得意分野
- 1-3. 使い勝手の違い
- ER-Y60とER-X60に共通する特徴
- 2-1. 23Lのワイド&フラット庫内
- 2-2. 角皿式スチームに対応
- 2-3. 最大1000Wの高出力レンジ
- 2-4. オーブンは100〜250℃に対応
- 2-5. 自動メニューが豊富で初心者でも使いやすい
- 2-6. お手入れしやすい設計
- どちらがおすすめ?用途別に最適モデルを解説
- 3-1. ヘルシー調理を重視するなら ER-Y60
- 3-2. とにかく焼き目の仕上がり重視なら ER-X60
- 3-3. 温め中心で万能に使いたいなら どちらでもOK
- 3-4. 料理が苦手/初心者なら ER-Y60
- 3-5. 料理好き・焼き料理が多い人には ER-X60
- 3-6. 結論:どちらを選ぶべき?
- 最後に
ER-Y60とER-X60の違い
ER-Y60とER-X60は、どちらも東芝の23Lクラス・スチームオーブンレンジですが、「加熱方式」「ヒーター構造」「調理の得意分野」に明確な違いがあります。まずは、その差を分かりやすく整理します。
✔ ER-Y60とER-X60の主な違い(まとめ)
| 比較項目 | ER-Y60 | ER-X60 |
|---|---|---|
| コンセプト | ヘルシー調理・ノンフライに強いモデル | 石窯オーブンで焼き性能を強化したモデル |
| 加熱方式の特徴 | スチームを使ったしっとり調理が得意 | 上下ヒーター+遠赤の石窯構造で “焼き” に強い |
| ヒーター構造 | 標準ヒーター | 上:ガラス管ヒーター |
| 庫内4面遠赤(底・奥・左右) | ||
| 得意料理 | 蒸し料理・温め・ノンフライ | トースト・焼き魚・グラタン・パン |
| アピールポイント | ノンフライ調理・ヘルシーメニュー | 焼きムラを抑えた石窯オーブン調理 |
1-1. 加熱方式の違い
● ER-Y60:しっとり仕上がるスチーム調理
ER-Y60はスチームの使い道が豊富で、
-
しっとり温め
-
蒸し料理
-
ノンフライ調理
といった健康志向のメニューが充実しています。食材の水分を保ちながら調理できるため、野菜・鶏肉・魚の蒸し焼きが得意です。
● ER-X60:石窯オーブンで「焼き」が得意
ER-X60最大の特徴は、
上下ヒーター+遠赤ヒーターを組み合わせた石窯オーブン構造。
これにより、庫内の熱が均一に伝わりやすく、次のような料理で差が出ます。
-
トーストがカリッと焼ける
-
グラタンの焼き目がしっかりつく
-
魚や肉の表面を香ばしく仕上げる
「焼き料理の仕上がり」を重視する人に向いたモデルです。
1-2. 調理メニューの得意分野
-
ER-Y60 → ヘルシー調理・スチーム調理・ノンフライ
-
ER-X60 → オーブン焼き・グリル料理・トースト
同じ23Lモデルでも、日常的に使いやすいメニューの方向性が異なります。
1-3. 使い勝手の違い
どちらもワイド&フラット庫内で使いやすい設計ですが、
-
ER-Y60は「油を使わない調理」「ヘルシー系」が中心
-
ER-X60は「焼きムラを抑える構造」「香ばしい焼き目」が強み
と、日常の料理スタイルによって選択肢が変わります。
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ER-Y60とER-X60に共通する特徴
ER-Y60とER-X60は、加熱方式や調理の得意分野に違いはあるものの、基本性能や使いやすさは共通しています。どちらを選んでも満足しやすい理由を、共通ポイントとしてまとめました。
2-1. 23Lのワイド&フラット庫内
両機種とも 23Lのフラットテーブルを採用しています。
-
ターンテーブルがない
-
庫内に凹凸が少ない
-
大きめの弁当もそのまま入れられる
-
掃除がしやすい
というメリットがあり、毎日の温めからお菓子・パン作りまで幅広く使えます。
2-2. 角皿式スチームに対応
ER-Y60・ER-X60ともに角皿に水を入れてスチーム調理ができる
「角皿式スチーム方式」 を採用しています。
-
焼き料理の乾燥を抑えられる
-
鮭・鶏むね肉などがしっとり仕上がる
-
蒸し野菜や茶わん蒸しにも対応
焼く・蒸すを1台でこなせるので、料理の幅が広がります。
2-3. 最大1000Wの高出力レンジ
どちらも最大1000Wで素早く温めが可能。
(※高出力は短時間使用、連続加熱時は600Wへ自動切替)
-
忙しい朝にお弁当を温めたい
-
冷凍ご飯をすぐ食べたい
といった場面で便利です。
2-4. オーブンは100〜250℃に対応
両モデルとも 100〜250℃のオーブン温度に対応。
-
グラタン
-
クッキー
-
パン作り(一次発酵~焼き上げ)
-
ロースト料理
など本格調理もしっかりこなせます。
2-5. 自動メニューが豊富で初心者でも使いやすい
東芝オーブンレンジらしく、どちらも自動メニューが充実。
-
自動あたため
-
解凍ムラを抑える解凍メニュー
-
お惣菜のしっとり温め
-
かんたん焼き物メニュー
など、調理初心者でも使いやすい構成です。
2-6. お手入れしやすい設計
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フラット庫内
-
掃除しやすい角皿
-
シンプル操作パネル
など、どちらも everyday-use(毎日使う)が前提のユーザビリティで設計されています。

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どちらがおすすめ?用途別に最適モデルを解説
ER-Y60とER-X60は性能が近いように見えますが、料理スタイルや好みで「どちらが向いているか」が大きく変わります。ここでは、用途別に最適モデルをわかりやすく紹介します。
3-1. ヘルシー調理を重視するなら ER-Y60
次のような人には ER-Y60 が向いています。
-
ノンフライ調理を使いたい
-
野菜や鶏肉をしっとり仕上げたい
-
蒸し焼き・スチーム調理をよく使う
-
普段の食事で “脂を控えたい” という意識がある
ER-Y60はスチーム活用メニューが豊富で、油の使用を抑えた調理に向いた構造です。
ヘルシー食を続けたい人にぴったりです。
3-2. とにかく焼き目の仕上がり重視なら ER-X60
次のような人は ER-X60 がおすすめです。
-
トーストをよく焼く
-
グリル料理の仕上がり(焼き目・香ばしさ)にこだわる
-
グラタンやピザをよく作る
-
焼き魚をオーブンで調理したい
ER-X60は石窯オーブン構造で「焼き」に強いため、
“とにかくこんがり焼きたい” という家庭で力を発揮します。
3-3. 温め中心で万能に使いたいなら どちらでもOK
日常の温めがメインの場合は、以下の理由でどちらも十分です。
-
1000Wの高出力で温めが早い
-
フラット庫内で弁当や大皿も入れやすい
-
自動あたためメニューが充実
強いて選ぶなら、
-
「スチーム温めを重視」なら ER-Y60
-
「焼き料理も程よく楽しみたい」なら ER-X60
となります。
3-4. 料理が苦手/初心者なら ER-Y60
-
自動メニューの使い勝手
-
ヘルシー料理の簡単調理
-
しっとり仕上がる温め
これらの点から、普段あまり料理をしない人にもER-Y60は扱いやすいモデルです。
3-5. 料理好き・焼き料理が多い人には ER-X60
小さめのパンやグラタン、焼き魚、鶏肉のローストなど、
「焼き」がメインの料理を頻繁にする人 はER-X60の方が満足度が高くなります。
3-6. 結論:どちらを選ぶべき?
迷ったら次で決められます。
-
ヘルシー調理・ノンフライ → ER-Y60
-
焼き料理・トースト・香ばしさ → ER-X60
-
温め中心 → どちらでもOK(好みの調理傾向で選択)
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最後に
東芝の23Lクラス・スチームオーブンレンジである ER-Y60 と ER-X60 は、見た目や基本仕様こそ似ていますが、調理の得意分野が異なるモデルです。
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ER-Y60 はノンフライ調理やスチーム活用メニューが充実しており、
“ヘルシーでしっとり仕上げたい” という家庭に向いています。 -
ER-X60 は石窯オーブン構造による上下ヒーター+遠赤で、
“焼き目・香ばしさを重視したい” 人にぴったりです。
どちらもワイド&フラット庫内で使いやすく、1000Wの高出力レンジや250℃のオーブンなど、普段使いに便利な基本性能は共通しています。
選ぶポイントは「料理スタイル」。
-
ヘルシー調理中心なら ER-Y60
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焼き料理中心なら ER-X60
あなたの普段の食事スタイルに合わせて選べば、満足度の高い1台になります。
オーブンレンジの購入を検討されている方は、東芝のオーブンレンジを選択肢の一つに加えてみて下さい。
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