リビングに本格的なマッサージチェアを置きたいけれど、「せっかくなら最新モデルがいいよなぁ……でも、型落ちのほうが安くて気になる」
そんなふうに AS-R710(新型) と AS-R700(旧型) のどちらにするか迷っていませんか?
フジ医療器のサイバーリラックスシリーズは、家電量販店でも「実際に座ってみて感動した」という声が多い人気モデル。
その中で、AS-R710は4つ玉つかみほぐしメカ2.0や坐骨・仙骨ケアなどを強化した新しい上位機、AS-R700は一世代前ながらも十分ハイスペックな“型落ちモデル”という位置づけです。
とはいえ、いざ選ぶとなると
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「実際、もみ心地はどれくらい違うの?」
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「坐骨・仙骨ほぐしって、本当に体感レベルで差が出るの?」
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「価格差を払ってまでAS-R710を選ぶ価値があるのか、それとも安くなったAS-R700で十分なのか?」
といったところが、一番気になるポイントだと思います。
今回は、
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AS-R710とAS-R700のスペック・機能の違い
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首・肩・腰・お尻・脚のもみ方の違い(体感の差)
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価格差を踏まえた「この条件なら新型/この条件なら型落ちがおすすめ」という選び方
をできるだけ分かりやすく整理していきます。
AS-R710とAS-R700の違いをざっくりまとめると
まずは細かい仕様の前に、「どこが変わったのか」だけ先にざっくり把握しておきたい人向けのまとめです。
1. 首・肩まわり:4つ玉メカが「2.0」に進化
AS-R710とAS-R700はどちらも、首〜肩をしっかりほぐすための4つ玉メカを搭載していますが、新型AS-R710はここが「2.0」に進化しています。
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AS-R700:従来の4つ玉つかみほぐしメカ
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AS-R710:動きの制御がより細かくなった「4つ玉つかみほぐしメカ2.0」
イメージとしては、「旧型はガシガシ力強く」、「新型は力強さを保ちつつ、コリのラインをなぞるように“ねちっこく”動かせるようになった」という進化です。
首・肩こりが深刻で、“点”ではなく“面”でつかまれる感じが欲しい人ほど、新型の恩恵を受けやすいところです。

2. お尻〜太もも裏:坐骨ほぐしメカが強化
AS-R700も座面メカでお尻〜太もも裏をほぐせますが、AS-R710ではそこが「坐骨ほぐしメカ」に進化しました。
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AS-R700:座面メカでお尻〜太もも裏をもみほぐし
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AS-R710:坐骨まわりをより立体的に押し分ける「坐骨ほぐしメカ」に変更
長時間のデスクワーク・運転で
「お尻の奥がジーンと痛だるい」
「イスから立ち上がるときに、腰というより“お尻”がつらい」
と感じるタイプの人には、AS-R710のほうがピンポイントで効いている感を得やすい構成になっています。

3. 仙骨ほぐしコースが追加(腰〜お尻の“ど真ん中”ケア)
AS-R710では、マッサージコースの中に新たに「仙骨ほぐし」コースが追加されています。
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AS-R700:6種類の自動コース+5種類の専門技
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AS-R710:6種類の自動コース+6種類の専門技(新たに「仙骨ほぐし」を追加)
仙骨は「腰とお尻の境目あたりの骨」のこと。
ここを集中的にほぐすことで、腰の重だるさや下半身の血流アップを狙ったケアがしやすくなっています。

4. 腰横〜太もも:エアーバッグが大型化
見た目には分かりにくい違いですが、AS-R710では腰横のエアーバッグが大型化しています。
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AS-R700:腰横を中心にピンポイントでギュッと圧迫
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AS-R710:腰横〜太もも側面まで、手のひら全体で包み込むような面圧に近い感覚
「腰だけじゃなく、骨盤まわりをぐるっと包まれるように押してほしい」
「太ももの横も含めて、下半身全体の血行を良くしたい」
という人ほど、新型のメリットを感じやすいポイントです。

5. 足裏・脚部の体感は“微差”レベル
足先・ふくらはぎのもみ回数や足裏振動の回転数は、細かく見るとAS-R710のほうが調整幅が少し広いですが、仕様上の数字がわずかに違う程度で、体感としては「劇的に別物」というほどの差ではありません。
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足先・ふくらはぎのもみ回数:ほぼ同等
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足裏振動:AS-R710のほうが回数調整の幅が少し広い
「脚メインで選ぶ」のであれば、どちらを選んでも大きな失敗にはなりにくい領域です。

6. 本体サイズ・電気代・基本スペックはほぼ同じ
実は、サイズ感や消費電力、リクライニング時の占有スペースなどはほぼ共通です。
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本体寸法(収納時・リクライニング時)
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重量(約68kg)
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定格電源・消費電力・オートタイマー(約15分)
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温浴背ヒーター&足裏ヒーター搭載
つまり、設置スペースやランニングコストの観点ではどちらを選んでも同じと考えてOK。
違いが出るのはあくまで「もみメカの制御」「エアーバッグの作り」「コース構成」といった“効き方”の部分です。
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部位別に見たAS-R710とAS-R700の違い
ここからは、実際に使うときのイメージが湧きやすいように、体の部位ごとに「新型と旧型でどこが違うのか」を見ていきます。
首・肩まわり:コリの“つかみ方”がより立体的に
AS-R710(新型)
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4つ玉つかみほぐしメカが「2.0」に進化
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首の付け根〜肩先にかけて、上下+左右+強弱の制御が細かい
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「肩を指でグッとつまんでから、少しずつずらしていくような」動きがしやすい
→ 首・肩こりが強い人ほど、「芯をつかまれている感じ」「コリのラインを追いかけてくれる感じ」を得やすいのがAS-R710です。

AS-R700(旧型)
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4つ玉つかみほぐしメカの初代バージョン
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しっかりガシッとつかんでくれる一方、動きの細かさはAS-R710に一歩ゆずる
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「力強さ」重視で、メリハリのあるマッサージが好みの人に向いた味付け
→ 首・肩に「強めの刺激」が欲しいだけなら、AS-R700でも十分。
ただし、「長年のコリをじっくりほぐしたい」「同じ場所を重点的に攻めてほしい」なら、AS-R710のほうが満足度は高くなりやすいです。

背中・腰:基本は共通、包み込み感はAS-R710が上
共通しているところ
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背面のもみ玉で、首〜背中〜腰までをなぞるようにマッサージ
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温浴背ヒーターで背中〜腰をぽかぽか温めながらほぐせる
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「全身」「全身集中」などの自動コースに背中〜腰ケアがしっかり組み込まれている
→ いわゆる「王道のマッサージチェアの気持ちよさ」は、どちらもしっかり確保されています。

違いが出やすいポイント(AS-R710)
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腰横のエアーバッグが大型化しているため、「腰だけ」ではなく骨盤まわりをまとめてギュッとホールドしやすい
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背中のラインに沿った動きが細かくなり、「肩甲骨の内側」「腰骨の少し上」など、コリやすいポイントをなぞる感覚が出やすい
→ 「腰がズーンと重い」「デスクワークで背中全体がこわばる」といったタイプは、
AS-R710の立体的な押され方のほうが合いやすいです。
お尻〜太もも(坐骨・仙骨):新型の一番分かりやすい進化ポイント
ここはAS-R710が最も分かりやすく進化している部分です。
AS-R710(新型)
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【坐骨ほぐしメカ】で、お尻の奥(坐骨まわり)を上下+前後方向にググッと押し分ける
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専門技として【仙骨ほぐし】コースを搭載し、腰とお尻の境目あたりを集中的にほぐすプログラムを追加
→ 長時間座りっぱなしで
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椅子から立ち上がるときに、お尻の奥がジーンとする
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腰というより、お尻〜骨盤の内側がつらい
と感じる人には、AS-R710がかなり刺さる領域です。
AS-R700(旧型)
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座面メカでお尻〜太もも裏をもみほぐす構造
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「坐骨」「仙骨」といったピンポイントよりも、お尻全体〜太もも裏を面でほぐすイメージ
→ 「そこまで坐骨・仙骨にこだわりはない」「とりあえずお尻の血行がよくなればOK」という人なら、AS-R700でも不満は出にくいですが、座り仕事で腰〜お尻まわりを本気でケアしたいならAS-R710優位と考えてOKです。
脚・足裏:体感の差は小さめ、どちらも十分レベル
共通しているところ
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ふくらはぎをエアーバッグで挟み込みながら圧迫
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足裏にはローラー+ヒーター(足裏ヒーター)で、「じんわり温めながらゴリゴリほぐす」タイプ
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立ち仕事やスポーツ後の脚の疲れケアにはどちらも十分
違いのニュアンス
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AS-R710のほうが、足裏振動やもみ回数の調整幅がやや広い(細かく好みに寄せやすい)
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とはいえ、「明らかに別物」と感じるほどの劇的な差ではないことが多い
→ 「ふくらはぎ・足裏メインで選ぶ人」にとっては、価格差がそのまま満足度の差になるとは限らない領域です。
脚重視なら「安く買えるほう(AS-R700)がコスパ良し」と考えるのもアリです。
どこにお金をかけたいかで選び分けを
部位別に整理すると、ざっくりこうなります。
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首・肩の“ねちっこいほぐれ感”や、長年のコリ対策を重視
→ AS-R710が有利 -
腰というより、お尻〜坐骨・仙骨まわりのつらさが気になる
→ AS-R710一択と言っていいレベル -
脚・足裏のケアが主目的で、とにかく予算を抑えたい
→ AS-R700でも満足しやすい
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AS-R710とAS-R700の主なスペック比較
| モデル | AS-R710(新型) | AS-R700(旧型) |
|---|---|---|
| シリーズ名 | サイバーリラックス M25 | サイバーリラックス M23 |
| 発売時期 | 2025年11月30日発売 | 2023年2月発売 |
| もみメカ(首・肩) | 4つ玉つかみほぐしメカ2.0 | 4つ玉つかみほぐしメカ |
| お尻・坐骨 | 坐骨ほぐしメカ | ローラー3Dメカ(座面メカ/坐骨ほぐし対応) |
| 仙骨ケア | 仙骨ほぐしコースあり | なし(仙骨専用コースなし) |
| 自動コース数 | 6コース(全身/全身集中/肩/腰/下半身ケア/ストレッチ) | 6コース(全身/全身集中/肩/腰/下半身ケア/ストレッチ) |
| 専門技 | 6種類(肩つかみ/肩たたき/肩甲骨ほぐし/腰ハード/坐骨ほぐし/仙骨ほぐし) | 5種類(肩つかみ/肩たたき/肩甲骨ほぐし/腰ハード/坐骨ほぐし) |
| 脚・足裏 | 脚つかみほぐしメカ カスタム(もみ板+ローラー+バイブ)+足裏ローラー | 脚つかみほぐしメカ カスタム(もみ板+ローラー+バイブ)+足裏ローラー |
| ヒーター | 温浴背ヒーター+足裏ヒーター | 温浴背ヒーター+足裏ヒーター |
| 本体サイズ(約) | 幅69×奥行133×高さ109cm(脚部収納・肩部クローズ時) | 幅69×奥行133×高さ109cm(脚部収納・肩部クローズ時) |
| リクライニング時(約) | 幅84×奥行203×高さ80cm(脚部最大使用・肩部オープン時) | 幅84×奥行203×高さ80cm(脚部最大使用・肩部オープン時) |
| 本体質量(約) | 約68kg | 約68kg |
| 定格消費電力 | 190W(待機電力約11W/ヒーター部40W) | 190W(ヒーターのみ40W/待機電力約11W) |
| オートタイマー | 約15分 | 約15分 |
※数値は公式サイト公表値。仕様は変更される場合があります。
価格差と「どんな人にどっちがおすすめか」
ここまでで、AS-R710とAS-R700の効き方の違いはだいたいイメージできたと思います。
次は、それをふまえて 「実際どっちを選ぶべきか」 を整理していきます。
1. まずは価格差の目安をチェック
マッサージチェアは、家電の中でもとくに価格変動が大きいジャンルです。
セールや在庫状況、ポイント還元などで日々変わるので、ここではあくまで「考え方の軸」として見てください。
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AS-R710:新型なので基本は高め・値下がりはゆっくり
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AS-R700:型落ちなので値引き・在庫処分が入りやすい
ショップによりますが、多くの場合はAS-R710 − AS-R700 ≒ 数万円〜十数万円の価格差になることが多いです。
この差額を、
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「毎日座るイスの“座り心地アップ代”」と見るか
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「家族旅行1回分」や「別の家電1台分」と見るか
ここが、決断の大きな分かれ目になります。
2. AS-R710(新型)が向いている人
以下のどれかに当てはまるなら、価格差を払ってでもAS-R710を選ぶ価値アリです。
① 長年の首・肩こりがつらくて、とにかく“効き”を重視したい
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4つ玉つかみほぐしメカ2.0で、首・肩のコリのラインを追いかけるような動きができる
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肩まわりの細かい動き・強弱のつけ方が、AS-R700より上
→「多少高くても、とにかく肩がラクになるほうを選びたい」という人は、AS-R710一択に近いです。
② 座り仕事・運転が多く、坐骨〜仙骨まわりが特につらい
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坐骨ほぐしメカ
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仙骨ほぐしコース
この2つは、旧型にはないAS-R710ならではの武器です。
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デスクワークで1日中座りっぱなし
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車移動や長時間運転が多い
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イスから立ち上がるときに、腰というより「お尻の奥」がジーンとする
こういう人は、AS-R710の坐骨・仙骨ケアがハマる可能性が高いので、価格差以上の価値を感じやすい領域です。
③ 10年単位で使うつもりで、どうせなら“今の最新”を選びたい
マッサージチェアは、テレビや電子レンジよりも買い替えサイクルが長い家電です。
10年近く使うことを考えると、「毎日使う“パートナー”として、今いちばん気に入ったほう」を選んでおいたほうが、後悔しにくい買い物になります。
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「あと○万円出しておけばよかった…」と何年も思いたくない
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家族みんなで使うから、できるだけ満足度の高いほうを選びたい
という場合は、AS-R710を選んでおくと気持ちよく使い続けやすいです。
3. AS-R700(旧型・型落ち)が向いている人
一方で、条件次第ではAS-R700のほうが“賢い選択”になるケースもあります。
① 価格重視で「基本性能が同じなら安いほう」がいい
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自動コースはどちらも6種類
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温浴背ヒーター+足裏ヒーター搭載
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本体サイズ・消費電力・基本スペックはほぼ同じ
つまり、「マッサージチェアとしての基本機能」は、AS-R700でも十分ハイスペックです。
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首・肩も、4つ玉つかみほぐしメカでしっかりほぐしてくれる
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背中〜腰、脚・足裏もしっかりカバー
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「坐骨・仙骨専用」まではいらない
という人なら、価格の安いAS-R700にメリットが大きいです。
② 首・肩より「脚・足裏ケア」がメイン
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ふくらはぎのエアーマッサージ
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足裏ローラー+ヒーター
このあたりの仕様は両機種ともかなり近いので、「立ち仕事で脚がパンパンになるから、とりあえず脚をラクにしたい」という目的なら、AS-R700でも不満は出にくいです。
浮いた予算を、他の家電やマットレス・枕などの改善に回すのもアリ。
③ できるだけ総額を抑えたいが、“なんちゃって”ではなく本格機が欲しい
AS-R700は、あくまでフジ医療器の本格マッサージチェアです。
いわゆる「簡易マッサージチェア」とは別物のクラスなので、
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予算には限りがあるけど
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せっかく置くなら安物感のないマッサージチェアがいい
という人にとって、型落ちハイグレード機をお得に買えるポジションなのがAS-R700です。
4. こう考えると決めやすい
迷ったときは、つぎのように決めるとスッキリします。
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首・肩コリがつらい/座り仕事で坐骨・仙骨がつらい → AS-R710
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そこまで症状は重くないが、本格的なマッサージチェアが欲しい → 安く買えるAS-R700
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10年単位で使う予定で、後悔したくない → 多少高くてもAS-R710
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予算がシビアで、価格差が気になる → その差額で他の家電や寝具を見直しつつAS-R700
失敗しないためのチェックリスト&購入前の注意点
最後に、「自分はどっちを選ぶべきか」をサクッと判断できるように、チェックリストと購入前の注意ポイントをまとめておきます。
1. まずは自分の「一番つらい場所」を決める
次のうち、あなたに一番当てはまるのはどれですか?
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□ 長年の首・肩こりがつらい
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□ 座り仕事・運転が多く、腰というより「お尻〜骨盤まわり」が重だるい
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□ 立ち仕事やスポーツで、ふくらはぎ・足裏がパンパンになりやすい
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□ 全身まんべんなくラクになればOKで、特定の部位へのこだわりはそこまで強くない
選び方の目安はこんな感じです。
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「首・肩こり」メイン → AS-R710寄り
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「坐骨・仙骨まわり」メイン → AS-R710ほぼ一択
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「脚・足裏」メイン → AS-R700でも十分候補
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「とにかく全身をある程度ラクに」 → 価格次第で安いほう(AS-R700)も有力
2. 価格差を「何年で割るか」をイメージしてみる
ざっくり、マッサージチェアは7〜10年くらい使う前提で考える人が多いです。
仮に、AS-R710とAS-R700の価格差が10万円だとしたら、
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10年使う → 1年あたり1万円
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1年365日使う → 1日あたり約27円
「この“毎日27円の差”で首・肩・坐骨のラクさが変わるなら、払う価値があるか?」
「いや、その分を別の家電や旅行に回したいか?」
と、年単位・日単位に割って考えると決断しやすくなります。
3. 家族がどう使うかもイメージしておく
自分だけでなく、家族の使い方もざっくり想像しておくと後悔しにくいです。
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パートナーや家族も首・肩コリがひどい/座り仕事が多い
→ みんなでAS-R710の恩恵を受けやすい -
家族は「脚の疲れを取れれば十分」「たまに座る」程度
→ 自分だけ強いこだわりがなければ、AS-R700でコスパ重視でもOK
「誰がどれくらいの頻度で使うか」をざっくりイメージして、“家族全体の満足度”で見たときにどちらがおトクかを考えてみてください。
4. 購入前に必ず確認しておきたいポイント
□ 設置スペースは本当に足りる?
スペック表にもあるように、本体サイズはおおよそ
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収納時:幅69×奥行133×高さ109cm
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リクライニング時:幅84×奥行203×高さ80cm
になります。
チェックしておきたいのは次の3点です。
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設置予定場所に、奥行200cm前後のスペースが取れるか
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壁や家具との距離に余裕があり、リクライニングしたときにぶつからないか
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ソファ・テレビ・動線との位置関係が無理なく使えるレイアウトになりそうか
「なんとか入るけど、通路がギリギリ」というレイアウトだと、せっかく買っても家族の評判が悪くなりがちなので要注意です。
□ 搬入経路(玄関・廊下・階段)に問題はないか
マッサージチェアは、本体重量も約68kgとかなり重く、サイズも大きいです。
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玄関の幅
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廊下の幅・曲がり角
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階段(戸建ての場合)やエレベーター(マンションの場合)のサイズ
など、「ここを通して部屋まで運べるか?」をイメージしておきましょう。
心配な場合は、
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購入予定のショップの商品ページにある「搬入条件」
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家電量販店のスタッフへの相談(店頭で型番を伝える)
などで、事前に確認しておくと安心です。
□ コンセント位置とコードの取り回し
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コンセントが遠いと、延長コードが足元を横切るレイアウトになって危険です。
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できれば、マッサージチェアのすぐ近くの壁にコンセントがあるか確認しておきましょう。
電源コードの長さは限られているので、
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「この位置に置くなら、このコンセントを使う」
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「コードは壁際に沿わせて、人が踏まない動線にする」
など、ざっくりイメージしておくと安心です。
□ 床の強度・保護も検討しておく
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重量約68kg+座る人の体重がかかるため、フローリングの傷や、へこみが気になる場合はマットやカーペットを一緒に考えておくと安心です。
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賃貸の場合は、とくに床保護マットを入れておくと後々トラブル防止になります。
5. 最後に:それでも迷うときの“決めフレーズ”
どうしても迷う場合は、次のどちらがしっくりくるかで決めてしまうのもアリです。
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「多少高くても、首・肩・坐骨までしっかりケアできる“今の一番いいやつ”が欲しい」
→ AS-R710を選ぶほうが後悔しにくい -
「そこまで重症ではないし、基本性能が高い型落ちをお得に買えたほうがうれしい」
→ AS-R700で浮いた予算を他に回すのが合理的
マッサージチェアの購入を検討されている方は、参考になれば幸いです。
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