今回はデジタルペーパーをご紹介します。電子ペーパーとも呼ばれていますね。
紙のように読んだり書いたりできるデジタルペーパーがAmazonや楽天で売れています。
デジタルペーパーと言えば富士通のQUADERNO(クアデルノ)FMV-DPPとソニーDPT-CP1が有名ですが、「何となく便利そうなのは分かるけど、実際に使ってみてどうなの?」「デジタルペーパーって何ができるの?」って思いますよね。
そこで今回は
・富士通QUADERNO(クアデルノ)FMV-DPPとソニーDPT-CP1の口コミ
・富士通QUADERNO(クアデルノ)FMV-DPPとソニーDPT-CP1の機能
をご紹介します。
▼富士通QUADERNO(クアデルノ)FMV-DPP04はこちら
▼富士通QUADERNO(クアデルノ)FMV-DPP03はこちら
▼ソニーDPT-CP1(A5サイズ)はこちら
▼ソニーDPT-RP1(A4サイズ)はこちら
富士通QUADERNO(クアデルノ)FMV-DPPの口コミ
良い口コミ・メリット
- 視認性がダントツに良いです(最大の長所)
- ミリペンのような書き心地を実現しています。手書き文字の書き味に関しては言うことなしです。
- 軽くて薄いです。重量感覚的には何も挟まっていないクリップボードを片手で持っているイメージです。
- すぐ書いて、すぐ消せます。消すスピードに関してはペンを持ち替える必要すらなく、ストローク単位で実線が消えていく為、アナログより早く編集が可能です。(板書スピードが速い)
- 音が出ません。(サウンド機能がない為)故に意図しない通知音などで人目を引いてしまうことがありません。目の前のドキュメントに集中できます。
- ペンと本体にストラップ(通し紐)用の通し穴が付いています。
- 手書きなので常用していると字(特に漢字)の覚えが良くなります。
- バッテリーが長時間持ちます。画面ロックにゆとりがあります。
悪い口コミ・デメリット
- 鉛筆のような質感(字体はミリペン)を表現しようと素材に硬質なフェルト毛を使用しているので一般的なスタイラスペンと比べてペン先の消耗具合が激しいです。
- どれくらいバッテリーが残っているか確認しようとした時わざわざメニュー画面を呼び出さないとバッテリー残量が確認できません。
- このスタイラスペンはリチウムイオンバッテリーで稼働するタイプのものです。一度、満充電させれば長期間充電しなくともよい代物なのですがユーザーが明示的に充電容量を確認する手段がありません。
- ミリペン以外の質感の表現はできません。筆圧感知機能も無いのでペン先の入りと抜きといったテクニックで筆記を行うカリグラフィー書体のような書き方も出来ません。
ソニーDPT-CP1の口コミ
良い口コミ・メリット
- 他の電子ペーパーを使用したことがないので商品間の比較は出来ませんが、“書く”ことに特化して作られた商品で、書き心地はとても良く、様々な機能は使い勝手が良い印象です。
デフォルトで用意されてるノートも使い勝手が良く仕事用に追加購入を検討しています(職業柄仕事用品を持ち帰れない為)。10型なので電子書籍リーダーとしては少し大きく感じますが、参考書等の書き込みをするような書籍のリーダーとしてはとても有効です。圧倒的な軽さと書き込みやすさは特筆すべき点かと思います。 - 書いた時のペンの反応が大変良いです。おすすめします。
- 本体は非常に軽く、本物の紙のように書きやすいです。簡単にPDFを入れれるので、資料の整理にとても役立っています。
- 書き物が多いので、記録やちょっとしたメモ、PDFで資料閲覧など活躍しています。なによりペーパーレスになったのでものがかさばらずすっきりです。(紙ゼロとはいきませんが)パソコンやスマホとの連携もよくお勧めです。ただもうすこ~し価格がさがるといいなと思います。
悪い口コミ・デメリット
- 軽い。書き味がややザラザラする。
- 書き味はフェルトペンのほうが私は良かったです。でも減りはやっぱり早い気がします。
本体背面の形のせいで、画面の端に書いていると本体が傾くことがあります。完全に平面なら良かったです。ペンにグリップがついていると嬉しいです。普通のペンより太めなので、少し握りにくいです。pdfのテキストをダウンロードしてテキストおよびノートとして使う私の使い方であれば十分です。 - ペンの初期補正が既に少しずれる。カラーは赤と青しか書けない。。。DATAがPDFに限られており、写真を入れたり、カメラで撮ったりも不可能。
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富士通QUADERNO(クアデルノ)FMV-DPPとソニーDPT-CP1の機能
仕様一覧
品番 | 電子ペーパー QUADERNO (クアデルノ) A5サイズ 型名:FMV-DPP04 | 電子ペーパー QUADERNO (クアデルノ) A4サイズ 型名:FMV-DPP03 | ソニーDPT-CP1 |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 10.3型フレキシブル電子ペーパー (解像度 1404x1872 ドット)搭載 16階調グレースケール | 13.3型フレキシブル電子ペーパー (解像度 1650x2200 ドット)搭載 16階調グレースケール | 10.3型フレキシブル電子ペーパー(解像度1404×1872ドット)搭載、16階調グレースケール、227dpi |
タッチパネル | 静電容量方式ペン入力対応タッチパネル | 静電容量方式ペン入力対応タッチパネル | 静電容量方式ペン入力対応タッチパネル |
内蔵メモリー容量 / 使用可能領域 | 16GB / 約11GB | 16GB / 約11GB | 16GB / 約11GB |
内蔵メモリーに保存可能なPDFのファイル数 | 約10,000ファイル(1ファイルあたり約1MBのPDFファイル) | 約10,000ファイル(1ファイルあたり約1MBのPDFファイル) | 約10,000ファイル(1ファイルあたり約1MBのPDFファイル) |
インターフェイス | micro USB コネクタ | micro USB コネクタ | micro USB コネクタ |
サポートファイルフォーマット(拡張子) | PDF(.pdf) | PDF(.pdf) | PDF(.pdf) |
通信方式 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac MIMO | IEEE 802.11a/b/g/n/ac MIMO | IEEE 802.11a/b/g/n/ac MIMO |
使用周波数帯 | 2.4GHz帯、5GHz帯 | 2.4GHz帯、5GHz帯 | 2.4GHz帯、5GHz帯 |
暗号化 | WPA2-PSK(AES),802.1x EAP(TLS/PEAP) | WPA2-PSK(AES),802.1x EAP(TLS/PEAP) | WPA2-PSK(AES)、802.1x EAP(TLS/PEAP) |
接続方式 | Wi-Fi Protected Setup™(WPS)/ 手動 | Wi-Fi Protected Setup™(WPS)/ 手動 | Wi-Fi Protected Setup(TM)(WPS) / 手動 |
Wi-Fi 認証 | 対応 | 対応 | 対応 |
充電池 | 内蔵型リチウムイオン充電池 | 内蔵型リチウムイオン充電池 | 内蔵型リチウムイオン充電池 |
充電時間 | 約5.5時間(USB充電) | 約5.5時間(USB充電) | 約5.5時間(USB充電) |
充電池持続時間(Bluetooth®機能オフ時) | Wi-Fi機能オフ時:最長3週間 / Wi-Fi機能オン時:最長1週間 | Wi-Fi機能オフ時:最長3週間 / Wi-Fi機能オン時:最長1週間 | 約 3時間 |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 約174.2mm x 243.5mm x 5.9mm | 約224mm x 302.6mm x 5.9mm | 約174.2×243.5×5.9mm |
質量(充電池含む) | 約251g | 約350g | 約 240g |
実はソニーDPT-RP1とクアデルノA4と同じスペックなんです。
違いは富士通はピンチイン・アウトが出来るようになっています。
※画面やパッドの上で2本の指をつまむように動かすことをピンチイン、開くことがピンチアウトです
ではもう少し機能についてご紹介します。
思い通りに書くためにペン先の位置調整が可能
思い通りの位置に描けるように「ペン先の位置調整」機能を搭載しています。
それぞれのペンの持ち方に合わせてカスタマイズが可能です。
これによってほぼ感覚通りの筆記を楽しむことができます。
PDFファイルへ手書きが可能
会議資料などのPDFファイル上に自由に手書きができます。
メモを書いたり線を引いたり、書き間違いを消すことや、PDF内のテキストにハイライトを付けてマーキングすることもできます。
ペンの色や太さの設定が可能
ペンの「色」や「太さ」「消しゴムの大きさ」の3つの設定が可能です。
書く内容によって素早く使い分けられるようシンプルな設定操作になっています。
手書きするペンの色の組み合わせは「青/赤」と「黒/赤」が選択できます。
スケジュール管理が可能
リンクによるページ移動機能を備えており、紙のスケジュール手帳に劣らない使い勝手になっています。
「マンスリー・ウイークリー・デイリー」のスケジュール管理が可能で、直感的な操作が可能になっています。
用途に合わせてノートが選べる
白無地を含めた多様なノートを基本テンプレートとして用意されています。
大学ノート、ToDoリスト、日記、ミーティングシート、無地など仕事でも趣味でも活用が可能です。
スマホやパソコンと連携が可能
専用アプリを使ってペアリングが可能です。
ファイルをパソコンに移動、取り出しやフォルダを同期させることが出来ます。
外出先や移動中などはスマホでスピーディーにやり取りをすることも出来ます。
まとめ
今回はデジタルペーパーをご紹介しました。
スペックは富士通もソニーも変わらないので、お好みのメーカーを選ぶで問題ありません。
但し、ピンチイン・アウトにメリットがある方は富士通がおすすめです。
サイズが「A4」と「A5」の2種類ありますが、どちらを選ぶか迷いますよね。
- 持ち運びが楽なのはA5サイズ。
- 入力や編集が楽なのはA4サイズ。
使い方によって変わってくると思いますが、スケジュール管理やメモ書きなどが中心となる方はA5 サイズが使いやすいです。
アイデアなどを書き込み、後から内容を編集する作業が多い方はA4サイズが使いやすいです。
どっちか分からないという方はA4サイズの購入をおすすめします。
編集は明らかにA4サイズが楽です。
後から編集するような場面があった際、A5サイズは少しストレスを感じる可能性があります。
デジタルペーパーは使い勝手が重要です。
安い商品ではありませんが、使い方によっては非常に便利なツールです。
思いついたことをすぐにメモして保存できますので、外出中や在宅勤務時でも活躍できる商品になりますね。
デジタルペーパーの購入を考えている方は、選択肢の一つに加えてみて下さい♪
▼富士通QUADERNO(クアデルノ)FMV-DPP04はこちら
▼富士通QUADERNO(クアデルノ)FMV-DPP03はこちら
▼ソニーDPT-CP1(A5サイズ)はこちら
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