一人暮らし用や自室用のコンパクト冷蔵庫を探していると、
AQUAの「AQR-9A」と「AQR-9R」で迷ってしまう方、多いのではないでしょうか。
どちらも容量90Lの1ドア冷蔵庫で、幅45.2cmのスリムサイズ。
ワンルームや書斎、在宅ワーク部屋の「そば置き冷蔵庫」としてちょうどいい大きさです。
ただ、見た目もスペックもかなり似ているので、
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「新モデルのAQR-9Aと、旧モデルAQR-9Rは何が違うの?」
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「電気代や静音性は変わるの?」
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「一人暮らしの自分には、どっちが合っているんだろう?」
と、ページを行ったり来たりしているうちに、余計に迷ってしまいますよね。
実はこの2機種は、どちらもAQUAの90Lクラス最新シリーズにあたるモデルで、
発売時期は
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AQR-9R:2024年11月20日発売のモデル
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AQR-9A:その後に登場した2025年12月3日発売の新モデル
という関係になっています。
今回は、
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まず、AQR-9AとAQR-9Rの違いをわかりやすく比較
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次に、どちらにも共通する使いやすいポイントを整理
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最後に、「こういう人にはこっち!」という選び方の目安
まで、一気にチェックできるようにまとめました。
読み終わるころには、「自分にはAQR-9AとAQR-9R、どっちが“お得”か」がスッと決まるはずです。
それではまず、結論から見ていきましょう。
▼AQR-9Aはこちら
▼AQR-9Rはこちら
結論:スペックはほぼ同じ。価格と「新しさ」で選ぶのがお得
先に結論からお伝えすると、
AQR-9AとAQR-9Rはスペックがほぼ同じです。
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容量:どちらも90L(うち実収納目安72L)
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年間消費電力量:どちらも138kWh/年(省エネ基準達成率136%)
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運転音:どちらも約25dBの静音設計
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サイズ:幅452×奥行479×高さ850mmとほぼ同一
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特長:3段ドアラック/強化処理ガラス棚なども共通
そのため、実際の選び方としては、
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できるだけ新しい年式で長く使いたい → AQR-9A
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できるだけ安く買いたい(セールや在庫処分を狙いたい) → AQR-9R
というふうに、「新しさ」と「価格の落ち方」で決めるのがおすすめです。
ざっくり整理すると、イメージはこんな感じです。
| モデル | 発売時期 | 容量 | 年間消費電力量 | 省エネ達成率 | 運転音 | 主な特長 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AQR-9A | 2025年12月発売予定の新モデル | 90L(収納目安72L) | 138kWh/年 | 136%(2021年基準) | 約25dBの静音設計 | 3段ドアラック/強化処理ガラス棚 |
| AQR-9R | 2024年発売の1世代前モデル | 90L(収納目安72L) | 138kWh/年 | 136%(2021年基準) | 約25dB以下の静音設計 | 3段ドアラック/強化処理ガラス棚 |
中身はほぼ同じなので、スペック差で悩む必要はありません。
あとは「価格」と「年式の新しさ」、ここをどう優先するかだけです。
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「新生活用にこれから数年しっかり使いたい」
→ AQR-9A(新モデル)を軸に検討 -
「サブの冷蔵庫だし、安く買えればOK」
→ 値下がりしていることが多いAQR-9Rをチェック
というイメージで読み進めてもらうと分かりやすいと思います。
次に「AQR-9AとAQR-9Rの違い」をもう少し詳しく見ていきます。
AQR-9AとAQR-9Rの違いをチェック
1-1 発売時期と「型落ち」になりやすさの違い
まず大きな違いは、発売されたタイミングです。
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AQR-9R:2024年発売のモデル
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AQR-9A:2025年12月発売予定の新モデル
シンプルに言えば、
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AQR-9R=一つ前の年式
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AQR-9A=最新年式(これから店頭にメインで並ぶ側)
という立ち位置です。
家電量販店では、新モデルが本格的に出回るタイミングから徐々に、
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旧モデル(AQR-9R)は在庫限り
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セールや在庫処分で値下がりしやすい立場
になっていきます。
逆に、新モデルのAQR-9Aは
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当初は定価寄りの価格帯
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ポイント還元やキャンペーン対象になることはあっても、大きな値段の崩れは出にくい
というのが、一般的な動きです。
1-2 電気代・静音性・容量は「事実上同じ」
次に気になるのが、ランニングコストや静音性の違いですが、ここはかなり分かりやすくて、
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年間消費電力量:どちらも138kWh/年
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運転音:どちらも約25dB前後の静音設計
となっており、実質同じ性能です。
目安電気代も、どちらもカタログ上は年間約3,730円前後と同水準。
さらに、
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容量:90L(収納目安72L)
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外形寸法:幅452×奥行479×高さ850mmクラスで共通
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共通の特長:3段ドアラック/強化処理ガラス棚/直冷式 など
と、「カタログスペック上の違いはほとんどない」と言ってしまってOKなレベルです。
👉 ここがポイント
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「電気代が大きく変わるから新モデルにしたほうがいい」
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「旧モデルだと音がうるさいかも」
という心配は、この2機種に関しては不要です。
1-3 実際の「お得さ」は価格差で決まる
ここまでを見ると、
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性能面:ほぼ同じ
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サイズ・使い勝手:ほぼ同じ
なので、最終的な“お得さ”は、ほぼ価格次第になります。
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AQR-9A:新モデルなので、発売からしばらくは高め安定
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AQR-9R:1年落ちモデルとして、店頭やネットショップで値下がり・在庫処分価格が狙いやすい
という関係です。
そのため、
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「1台目のメイン冷蔵庫ではなく、あくまで一人暮らしや自室用のコンパクト機」
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「音も電気代も同レベルなら、安い方でいい」
という価値観なら、AQR-9Rを候補の最上位に置くのが合理的です。
一方、
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「せっかくなら“最新モデル”を買っておきたい」
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「長く使うつもりなので、年式の新しさを優先したい」
という方は、AQR-9Aを選ぶ理由がしっかりあると言えます。
▼AQR-9Aはこちら
▼AQR-9Rはこちら
AQR-9AとAQR-9Rに共通する3つのうれしい特長
AQR-9AとAQR-9Rは「年式」が違うだけで、基本の使い勝手や中身の構成はほぼ同じです。
ここでは、どちらを選んでも共通している3つの安心ポイントをまとめます。
2-1 90L〈72L〉のちょうどいい容量&幅45.2cmのスリムサイズ
まずは、一人暮らし・自室用にちょうどいい“サイズ感”です。
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定格内容積:どちらも90L〈うち収納目安72L〉
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外形寸法:幅452×奥行479×高さ850mmで共通
このサイズ感だと、
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ワンルームのキッチン横
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ワークデスクそばの“マイ冷蔵庫”
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寝室や書斎のセカンド用
など、「ちょっと置きたい場所」にスッと収まるのが強みです。
ポイントは“幅45.2cm”の細さ。
一般的な2ドア冷蔵庫(120〜140Lクラス)だと幅50〜55cmくらいになることが多いので、
「あと少し狭い方が助かる…」という賃貸キッチンでも設置しやすいサイズです。
2-2 3段ドアラック&強化ガラス棚で整理しやすい
次に、整理のしやすさ。
AQR-9A/AQR-9R共通で、こんな作りになっています。
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ドアポケット:3段ドアラック(下段に2Lペットボトル3本までOK)
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棚板:強化処理ガラス棚で、汚れてもサッと拭き取りやすい
この仕様だと、例えばこんな使い分けができます。
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上段ポケット:調味料ボトル・チューブ類
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中段ポケット:350mL缶や500mLペットボトル
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下段ポケット:2Lペットボトル、牛乳パックなど
ポイントは「2Lペットを3本入れてもまだ余裕があること」。
一人暮らしでも、まとめ買い派の人にはかなりうれしい収納力です。
庫内のガラス棚も、
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プラスチック棚と違ってたわみにくい
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汚れてもサッと拭くだけでOK
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透けて見えるので、中身の見通しがよい
といったメリットがあり、
「コンパクトだけど、思った以上に入るし、整理しやすい」つくりになっています。

2-3 省エネ達成率136%&約25dBの静音設計で、電気代と音も安心
最後は、電気代と静かさという、
一人暮らしの冷蔵庫選びでとても重要なポイントです。
AQR-9A/AQR-9Rともに、
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年間消費電力量:138kWh/年
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2021年基準の省エネ達成率136%
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運転音:約25dBクラスの静音設計
というスペックで、
「電気代も音も、どちらを選んでも同レベル」と考えてOKです。
25dBという音の大きさは、
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「ささやき声」より少し小さい〜同じくらい
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「静かな住宅地の夜間」と同等レベル
とよく言われるゾーンで、
ワンルームでベッドの近くに置いても気になりにくい静かさです。
電気代も、目安としては年間4,000円弱程度(電力単価にもよりますが)なので、
一人暮らし向けとしては十分優秀な省エネクラスと言えます。
✅ ここまでのまとめ
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サイズ・容量
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収納のしやすさ(3段ドアラック&ガラス棚)
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電気代と静音性
この3つの重要ポイントは、AQR-9AもAQR-9Rも共通しています。
「どっちを選んでも、日々の使い勝手で大きく後悔することはほぼない」というのが、このシリーズの強みです。

あなたにはAQR-9AとAQR-9Rどちらがお得?
ここまで見てきた通り、AQR-9AとAQR-9Rは「中身ほぼ同じ」で年式だけ1年違いという関係です。
なので選び方のポイントはシンプルで、「価格を取るか」「新しさを取るか」この2つに集約されます。
ここでは、よくあるパターン別におすすめを整理してみます。
3-1 新生活で数年しっかり使うメイン冷蔵庫にしたいなら「AQR-9A」
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春からの新生活用として購入を検討している
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これ1台で、数年はしっかり使うつもり
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「せっかく買うなら、できるだけ新しい年式が安心」と感じる
こんな方には、新モデルのAQR-9Aを軸に検討するのがおすすめです。
理由はシンプルで、
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最新年式のほうが、リセールや処分時の印象も良い
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修理部品の保有期間など、長期視点でも「あとから困りにくい」
といったメリットがあるからです。
スペックが同じなら、
「長く使う前提なら年式が新しい方を選ぶ」というのは、家電全般に共通するセオリーです。
3-2 自室・書斎用のセカンド冷蔵庫なら「安く買える方」でOK
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すでにキッチンにメイン冷蔵庫はある
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在宅ワーク用にデスク横に1台置きたい
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夜の飲み物やアイス、ちょっとした軽食を入れておくための「自分用冷蔵庫」がほしい
こんな“セカンド冷蔵庫”用途なら、
AQR-9A・AQR-9RどちらでもOK → シンプルに安くなっている方
で選んでしまって問題ありません。
どちらを選んでも、
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音:同レベルの静音設計
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電気代:ほぼ同額
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収納力:2Lペット3本+αで十分
なので、使い勝手に大きな差は出ません。
「セールで安かった方」「ポイント還元が大きい方」など、そのときお得な条件のものを選ぶのが、一番コスパの良い選び方です。
3-3 とにかく予算重視なら「AQR-9R」を第一候補に
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初期費用をできるだけ抑えたい
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ドリンク・軽食用がメインで、こだわりは少なめ
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「多少古い年式でも気にならない」
という価格重視派なら、基本はAQR-9Rを第一候補にしてOKです。
AQR-9Rは一世代前のモデルなので、
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在庫限りのセール
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型落ち特価
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ポイント増量キャンペーン
などの対象になりやすく、AQR-9Aより安く手に入る可能性が高いです。
もし家電量販店やネットショップで
「AQR-9RがAQR-9Aより明らかに安い」
という状況なら、迷わずAQR-9Rを選んで大丈夫なケースがほとんどです。
3-4 そもそも90Lで足りる?という話も正直に
最後に、一つだけ正直な話も。
AQR-9A/AQR-9Rはどちらも90Lの1ドア冷蔵庫なので、
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自炊はほぼしない/飲み物と軽食がメイン → 相性◎
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自炊をしっかりしたい・まとめ買いしたい → やや小さいかも
というサイズ感です。
もし、
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週末にスーパーでまとめ買いする
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作り置きおかずを数日分保存したい
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冷凍庫も大きめにほしい
という生活スタイルなら、120〜150Lクラスの2ドア冷蔵庫も合わせて検討してみる価値があります。
逆に、
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主に飲み物・デザート
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コンビニのパック惣菜
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調味料やチューブ類
といった使い方がメインなら、90Lクラスは「ちょうど良いコンパクトさ+電気代も安く抑えられる」サイズ感です。
▼AQR-9Aはこちら
▼AQR-9Rはこちら
最後に
ここまで、AQR-9AとAQR-9Rについて、
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発売時期・スペックの違い
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共通する使いやすさ
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パターン別の選び方
を見てきました。
最後に、あらためてポイントを整理すると──
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スペック・使い勝手・電気代・静音性はほぼ同じ
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違いは主に**「年式」と「価格(値引きされやすさ)」**
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新生活で数年しっかり使うなら → 最新年式のAQR-9A寄り
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価格重視・セカンド冷蔵庫用途なら → 安くなっている方、特にAQR-9Rを要チェック
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自炊ガッツリ派なら、そもそも120L以上のクラスも検討候補
という形になります。
どちらのモデルも、
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一人暮らし向けのちょうどいい90Lサイズ
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ワンルームでも置きやすいスリム設計
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一日中つけっぱなしでも安心しやすい静音+省エネ
という点では共通していて、大きな“ハズレ”はありません。
あとは、
「自分は価格を優先したいのか」
「それとも新しさ・安心感を優先したいのか」
ここを一度イメージしてみると、
AQR-9AとAQR-9R、どちらが“お得”か自然と見えてくるはずです。
あとは、実際のショップや通販サイトでその時点の価格と在庫状況をチェックしながら、
あなたのスタイルに合う一台を選んでみてくださいね😊
▼AQR-9Aはこちら
▼AQR-9Rはこちら

