冬の乾燥対策に欠かせない加湿器。
特にパナソニックの気化式加湿器は、省エネで静かに動いてくれると人気です。でも「FE-KF07C」と「FE-KX07C」、どっちを選べばいいの?と迷う方も多いはず。
そこで今回は、この2モデルを分かりやすく比較。違いや共通点を押さえながら、「どんな人におすすめか」までお伝えします。
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まずは結論!違いの早見表
モデル | カラー展開 | ナノイー機能 | フィルター清潔モード | 電気代(月目安) | サイズ・重量 |
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FE-KF07C | ホワイトのみ | なし | なし | 約84円 | 幅375×奥行186×高さ375mm/約4.7kg |
FE-KX07C | ホワイト・クリスタルブラウン | 搭載 | 搭載 | 約106円 | 幅375×奥行186×高さ375mm/約4.9kg |
※電気代は1日8時間使用、1kWh=31円で計算した場合の目安
FE-KF07CとFE-KX07Cの違い
1. カラーの違い
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FE-KF07C:ホワイトのみ。シンプルでどんな部屋にもなじみやすいカラーです。インテリアにこだわりがなく「無難に選びたい」という方におすすめ。
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FE-KX07C:ホワイトとグレーの2色展開。リビングの家具や壁の色に合わせて選べるので、お部屋の雰囲気を大切にしたい方にはうれしいポイントです。
2. ナノイー機能
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FE-KF07C:ナノイー機能はなし。基本的な加湿だけを求める方に向いています。
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FE-KX07C:パナソニック独自の「ナノイー」機能を搭載。これは微細な水分を含むイオンで、空気中の菌やウイルスを抑制したり、肌や髪の保湿にもつながると言われています。加湿+αの効果を求めたい人に最適です。
3. フィルター清潔モード
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FE-KF07C:フィルター清潔モードは非搭載。定期的にフィルターを外して水洗いする必要があります。
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FE-KX07C:使用後に自動でフィルターを乾燥させて清潔に保つモードを搭載。カビやにおいの発生を防ぎやすく、お手入れの手間を減らせます。忙しい方や衛生面を気にする方に心強い機能です。
4. 電気代の違い
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FE-KF07C:月およそ84円。省エネ性を重視する方にはこちらが魅力。
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FE-KX07C:月およそ106円。KF07Cに比べて少し高めですが、ナノイーや清潔モードといった付加機能があるので納得感はあります。
5. 重さ
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FE-KF07C:約4.7kg
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FE-KX07C:約4.9kg
わずか200gの差ですが、持ち運ぶ際には「KX07Cの方がほんの少し重い」と感じるかもしれません。ただし、基本的には据え置きで使う家電なので、大きな差とは言えません。
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FE-KF07CとFE-KX07Cの特長
1. 気化式でやさしい加湿
どちらも「気化式」という方式を採用しています。これは水を含ませたフィルターに風を当てて加湿する仕組みで、加熱しないので電気代が安く、火傷の心配もありません。小さなお子さんがいる家庭や寝室での使用にも安心です。
2. 静音設計
気化式はヒーターを使わないため、運転音がとても静かです。就寝中や仕事中でも気にならないレベルなので、デスク横や寝室でも快適に使えます。
3. 大容量タンク
タンク容量はどちらも約4.2L。たっぷり入るので、一度満水にすれば就寝中も朝までしっかり加湿してくれます。夜中に水を足す手間がないのは大きなメリットです。
4. シンプルで分かりやすい操作性
加湿器は「操作が面倒だと続かない」家電の代表格ですが、この2モデルは操作ボタンもシンプルで直感的。誰でも簡単に扱えます。
5. コンパクトなサイズ感
幅37.5cm・奥行18.6cm・高さ37.5cmと、両モデルともコンパクト設計。リビングに置いても圧迫感が少なく、棚や壁際にスッと収まります。
👉 違いをじっくり比較したうえで、どちらも「静かで省エネ」「タンクが大きい」「安心して使える」という強みは共通。
つまり、 「ナノイーや清潔モードが必要かどうか」 が選ぶポイントになります。
比較表
項目 | FE-KF07C | FE-KX07C |
---|---|---|
定格加湿能力 | – | 700 mL/h (FE-KXW07 相当) |
適用床面積 | 19畳(32 m²) (FE-KFW07 相当) | 19畳(32 m²) (FE-KXW07 相当) |
タンク容量 | 約4.2 L (共通) | 約4.2 L (共通) |
ナノイー機能 | なし (FE-KFW07 参照) | あり (FE-KXW07 参照) (Panasonic) |
フィルター清潔モード | なし (FE-KFW07 参照) | あり (FE-KXW07 参照) (Panasonic) |
電気代(月) | 約84円 (Panasonic, 価格.com) | 約106円 (Panasonic, 価格.com) |
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加湿能力と対応面積
どちらのモデルも「19畳(32㎡)」までしっかり加湿できるパワーを持っていて、リビングや寝室など中〜広めのお部屋にも対応。これなら乾燥知らずの快適さが期待できます。 -
タンク容量は同じ
約4.2Lのタンクなので、夜のうちに給水すれば、一晩中しっかり加湿。朝に水を補給する手間も省けるのが嬉しいですね。 -
ナノイーとフィルター清潔モードの差
KX07Cには「ナノイー(空気清浄+保湿)」と「フィルター清潔モード」があるのに対し、KF07Cはシンプル仕様。乾燥対策に加えてお肌ケアや衛生面を重視するなら、KX07Cが魅力的です。 -
電気代の差
月の電気代はおよそ84円 vs 106円なので、差は約22円。実質、1日わずか0.7円ほどのお差ですが、積み重ねればバカにできません。「できるだけコスパ重視派」はKF07Cがやっぱりお得です。
違いポイントまとめ
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加湿パワーと対応面積:どちらも文句なしの「19畳対応」で、しっかりうるおい続く安心設計。
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ナノイー & 清潔モード:
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FE-KF07C:シンプルでお手入れも自分でしっかり派。
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FE-KX07C:ナノイーでちょっとした快適・肌ケアもできて、清潔モードあり。
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電気代:ちょこっと省エネ重視ならKF07C。上位機能も欲しいなら追加の費用(約月22円)でKX07Cもアリ。
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どっちを選ぶ?シーン別おすすめ
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とにかくコスパ重視・シンプルに使いたい人 → KF07C
余計な機能はいらない、電気代を抑えたい方にピッタリ。 -
清潔機能やナノイーを活用したい人 → KX07C
フィルター清潔モードやナノイーでワンランク上の快適さを求める方におすすめ。
最後に
FE-KF07Cは「シンプルで省エネ」、FE-KX07Cは「多機能で快適」。
ご自身のライフスタイルやこだわりに合わせて選ぶのがベストです。
乾燥する季節、快適なお部屋づくりのために、自分に合った1台を見つけてみてくださいね。
加湿器の購入を検討されている方は、パナソニックのヒーターレス気化式加湿機を選択肢の一つに加えてみて下さい。
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