MC-PJL22AとMC-PJ22Aの違いをご紹介します。
MC-PJL22AとMC-PJ22Aは2023年2月発売のパナソニック紙パック式の掃除機です。
今回は
- MC-PJL22AとMC-PJ22Aの違い
- MC-PJL22AとMC-PJ22Aのスペック
をお届けします。
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MC-PJL22AとMC-PJ22Aの違い
吸入仕事率
掃除機選びで重要なのは吸引力と消費電力のバランスです。
例えば、MC-PJL22Aの最大吸込仕事率は520Wで、一方、MC-PJ22Aでは560Wとなっており、MC-PJ22Aの方が約10%ほど吸引力が高いことが分かります。
これは、一般的に吸引力が強いほど、より効率的に清掃できることを意味します。
しかしながら、最大消費電力にも注目する必要があります。
MC-PJL22Aは1000W、MC-PJ22Aは1150Wとなっており、吸引力が高いMC-PJ22Aの方が消費電力も多くなります。
これは、使用中にサービスブレーカーが落ちやすくなる可能性があることを意味するため、家庭の電気設備によっては注意が必要です。
一見すると、吸引力が高いMC-PJ22Aが推奨されるかもしれませんが、電気設備の容量に不安があるご家庭では、消費電力が控えめであるMC-PJL22Aの方が適している場合もあります。
ご自宅の状況と清掃のニーズに合わせて最適なモデルを選択することが大切です。
型番 | 吸込仕事率 | 消費電力 |
---|---|---|
MC-PJL22A | 520 W~ 約 60 W | 1000 W ~ 約 150 W |
MC-PJ22A | 560 W ~ 約 60 W | 1150 W ~ 約 200 W |
本体質量
本体の重さについて、MC-PJL22Aは2.9 kgで、MC-PJ22Aはわずかに軽い2.7 kgです。
この差は小さいながらも、MC-PJL22Aが若干重く設計されています。
この重量差の原因としては、MC-PJL22Aにはおそらく前世代のファンモーターが使用されており、これが重量を増加させる一方で吸引力では優位性を示していない可能性があります。
そのため、より軽量でありながら効率的な吸引力を持つMC-PJ22Aの方が、多くのユーザーにとって推奨される選択肢となるでしょう。
型番 | 本体質量(標準質量) |
---|---|
MC-PJL22A | 2.9 kg(4.2 kg) |
MC-PJ22A | 2.7 kg(4.0 kg) |
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MC-PJL22AとMC-PJ22Aのスペック
項目 | MC-PJL22A | MC-PJ22A |
---|---|---|
集じん容量 | 1.3L | 1.3L |
吸込仕事率 | 520W~約60W | 560~約60W |
消費電力 | 1000W~約150W | 1150~約200W |
運転音 | 65~約60dB | 65~約60dB |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 242×348×194mm | 242×348×194mm |
本体質量(標準質量) | 2.9Kg | 2.7kg(4.0㎏) |
コード長さ | 5m | 5m |
排気フィルター | 一般フィルター | 一般フィルター |
床ノズル | エアダストキャッチャー付きエアロノズル | エアロノズル |
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まとめ
パナソニック紙パック式掃除機の選び方
パナソニックから発売されている紙パック式キャニスター掃除機、MC-PJL22AとMC-PJ22Aは、一見似ているようでいて、その性能と価格には細かな違いがあります。
消費者がどちらのモデルを選ぶべきかは、その違いを理解して自身のニーズに最も合致するモデルを選択することが重要です。
主な違い
- 吸引力: MC-PJ22AはMC-PJL22Aに比べて約10%強力な吸引力を持っています。これは、最大吸込仕事率でMC-PJ22Aが560Wに対し、MC-PJL22Aが520Wとなっている点によります。
- 重量: MC-PJ22AはMC-PJL22Aよりも約0.2kg軽量です。これは、掃除機の持ち運びや操作性に影響を及ぼす可能性があります。
どちらを選ぶべきか
価格と性能のバランスを考慮した場合、性能の良いMC-PJ22Aが推奨されます。
しかし、以下のような特定のニーズや好みがある場合は、選択肢が変わってきます。
MC-PJL22Aを選ぶべき人
-
- 吸引力のわずかな差にそれほど価値を見出さない。
- 0.2kgの重さの違いを重視しない。
- 価格がより安価なモデルを優先する。
MC-PJ22Aを選ぶべき人
-
- 吸引力を最重要視する。
- できるだけ軽量なモデルを好む。
- 価格差が少ない場合、性能を優先する。
価格と機能の比較
2023年2月に発売された両モデルは、紙パック式であり、エアロノズルやエアダストキャッチャー、壁ぎわ集じんなどの機能を共有しています。
しかし、吸込仕事率と消費電力、そして本体重量において異なります。
MC-PJ22Aは、より高い吸込仕事率と消費電力を誇り、それにより吸引力が強化されていますが、その分、わずかに軽量です。
対応紙パック
どちらのモデルもM型Vタイプの紙パックに対応しており、スタンダード、抗菌・防臭、抗菌・消臭・高集じんの3種類の紙パックが利用可能です。
紙パックの選択は使用環境や好みに応じて行えます。
パナソニックの紙パック式キャニスター掃除機、MC-PJL22AとMC-PJ22Aは、細かな違いがありますが、どちらも高い品質の製品です。
最終的な選択は、吸引力の差、重量の違い、そして価格をどのように評価するかにないります。
紙パック式の掃除機を検討されている方は、パナソニックの紙パック式掃除機を選択肢の一つに加えてみて下さい。
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