NR-F608WPXとNR-F608HPXの違いをご紹介します。
NR-F608WPXとNR-F608HPXは2022年2月に発売のパナソニックの最新冷蔵庫になります。
どちらも新モデルになりますが、何が違うのか気になりますよね。
今回は
- NR-F608WPXとNR-F608HPXの違い
- NR-F608WPXとNR-F608HPXの特長
- NR-F608WPXとNR-F608HPXのスペック
をお届けします。
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NR-F608WPXとNR-F608HPXの違い
デザインの違い
NR-F608WPXとNR-F608HPXはデザインが違います。
NR-F608WPXは表面の加工にこだわったラグジュアリーデザインとなっており、NR-F608HPXは木目調のナチュラルなデザインとなっています。
NR-F608WPXには「フロスト加工」と「ミラー加工」の2種類のラインアップがあります。
「フロスト加工」は表面のガラスに特別な加工を施してなめらかな手触りに。
光を吸収して反射を抑えるデザインが特長。指紋や汚れもつきにくくなっています。
▼フロスト加工
「ミラー加工」はガラスと金属の2層構造になっており、鏡面反射で高級感のある質感に仕上がっています。深みのある黒色が高級感を一層際立たせています。
▼ミラー加工
また、フルフラット構造のガラスドアになっており、ガラスを風熱強化処理することで薄くて強く、見た目も美しい扉になっています。
NR-F608HPXは温かみを感じさせる木目調のデザインです。木目調のためインテリアに調和しやすいデザインです。
こちらもガラス素材のフルフラットデザインのため、段差がなく拭き掃除がラクに行えるようになっています。
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省エネ達成率の違い
NR-F608WPXとNR-F608HPXは省エネ達成率が少し違います。
NR-F608WPXは2021年省エネ基準達成率124％、年間消費電力量は252kWh/年となっています。
NR-F608HPXは2021年省エネ基準達成率114％、年間消費電力量は273kWh/年となっています。
NR-F608WPXの方が若干ですが省エネタイプとなります。
ストックマネージャーの有無
NR-F608WPXにはストックマネージャーという機能がついています。
これは食材がどれだけ残っているかをスマホで確認できる機能になります。
外出時に確認ができるので、買い忘れや余計な買い物をせずに済みます。
仕組みは食材も重さを検知して残量を確認するという方法です。
「重量検知プレート」というプレートが搭載されており、それが重さを量り残量をアプリで確認することが出来ます。
例えば、卵があといくつ残っているか、牛乳はどれぐらい残っているかなどの確認が出来ます。
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NR-F608WPXとNR-F608HPXの特長
はやうま冷凍
一気に冷凍することで食材の品質を落とさない機能になります。
生ものだけでなく、下ごしらえをした食材や作り置きにも対応します。
冷気で一気に冷凍することで、肉はうまみを閉じ込めますし、ご飯や食パンは水分を保ちますので解凍後のおいしさに違いが出ます。
また、霜が付きにくくなるため、野菜はパラパラの状態で冷凍が出来ます。
一気に冷凍することで食材の栄養素を逃がさないメリットもあります。
はやうま冷却
あら熱を取る手間を省いてくれる機能です。
アツアツの弁当を入れると約3分であら熱を取ってくれますので、忙しい時には助かります。
小さいお子さんがいる場合、離乳食を冷ますこともできます。
はやうま冷却で大幅に時間短縮につながります。
AIエコナビ
NR-F608WPXとNR-F608HPXには節電のためのセンサーが７つ搭載されています。
この７つのセンサーが、生活リズムに合わせて最適な運転を行い節電してくれます。
まず、3週間のドアの開閉と収納量を記憶し、曜日ごとと１時間ごとに分析します。
その結果から当日の使用状況を予測して運転します。
例えば、外出している時間や就寝している時間帯は、ドアの開閉がないから省エネ運転をしようと決めてくれます。
また、スマホの位置情報とも連携できるため、外出している時には省エネ運転を行います。
買い物をする時はアプリで「お買い物準備モード」を冷蔵庫に送信すると、まとめ買いに備えて冷蔵庫が冷却を始めます。これにより食材を入れた時の急激な温度上昇を抑えることができるため、節電に繋がります。
アプリでは節電効果も確認でき、省エネ意識が高まる仕組みになっています。
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微凍結パーシャル
完全に凍らせることなく、約－３℃の状態で食材を保存する機能です。
パーシャル室上部から冷却シャワーを出し、ムラなく冷却し温度をキープします。
約－３℃の微凍結をさせるメリットは、食材の酸化を抑えつつ新鮮な状態で保存できることです。
肉なら14日間、魚なら７日間も新鮮な状態を保つことができます。
また、微凍結なので解凍の必要がありません。
そのまま魚を切ったり、肉を容器から取り出したり出来るので時短にも繋がります。
Wシャキシャキ野菜室
NR-F608WPXとNR-F608HPXには「Wシャキシャキ野菜室」が搭載されています。
この野菜室は冷却と湿度をコントロールすることで、野菜を新鮮に保つことができます。
買った野菜が１週間経ってもシャキシャキの状態を保ってくれます。
湿度をコントロールしているのが「モイスチャーコントロールフィルター」と呼ばれるフィルターです。
2層のフィルターになっており、結露を抑えたり、乾燥を抑制したりコントロールしています。
また、野菜室は大容量設計。
２リットルのペットボトルや米びつまで収納できます。
Cool Pantry
スマートフォンのアプリになります。
スマホと連携させることで、たくさんの機能を便利に使うことができます。
一部紹介します。
①AIエコナビ
スマホの位置情報と冷蔵庫が連携することで、最適な運転モードを提案してくれます。
②冬季省エネ運転
冬は外気温が低くなり庫内が冷えすぎることがありますが、冷やしすぎを抑えて適温をキープしてくれます。外気温が低くなるとスマホに通知してくれます。
③省エネ状況の確認
電気代がどれだけ安くなったか、省エネ運転がどれぐらい出来ているかを確認できます。
④製氷状況のお知らせ
氷が出来た時や、給水タンクの水がなくなった時にお知らせしてくれます。
⑤ドアモニター
ドアの開閉回数を確認できます。冷蔵庫の使用状況が確認できますので、遠く離れた家族の冷蔵庫の開閉状況を把握することもできます。
⑥クーリングアシスト連携
「冷ます」「急冷」「急凍」の３つのモードを量や目的に合わせて設定できます。
また、冷蔵庫のドアに「クイック操作ボタン」というのがあり、このボタン１つで「冷ます」「急冷」「急凍」の操作ができますが、あらかじめこの機能の時間設定を行うこともできます。
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ナノイーX・ナノイー
パナソニックといえば「ナノイー」ですが、NR-F608WPXとNR-F608HPXは全室に「ナノイーX」が行き渡ります。
除菌、菌の繁殖を抑えてくれるため、食材を新鮮に、庫内を清潔に保ってくれます。
ニオイを抑える効果をあるため、ニオイ移りがしにくく、冷蔵庫のニオイが気にならなくなります。
カレーも鍋ごと入れても大丈夫。
脱臭効果の試験結果です。
NR-F608WPXとNR-F608HPXは「ナノイーX」の搭載になります。
＊400Lの密閉容器内での試験による8時間後の効果であり、実使用空間での実証結果ではありません。
NR-F608WPXとNR-F608HPXのスペック
| モデル | NR-F608WPX | NR-F608HPX |
|---|---|---|
| 定格内容積 | 600L | 600L |
| 省エネ基準達成率 | 124% | 114% |
| 外形寸法（幅×奥行×高さ） | 685×745×1828mm | 685×745×1828mm |
| 据付必要奥行寸法 | 745mm | 745mm |
| 質量 | 116kg | 114kg |
| 冷蔵室 仕様 | ・差替えドア棚 ・ストックマネージャー（重量検知プレート 1枚同梱） ・2Way卵ケース ・全棚ガラストレイ ・スライドトレイ（ガラス） ・パーシャル／チルド切替室 （LED照明・アルミトレイつき） ・パーシャル：オート急冷（酸化ブロック冷却）搭載 ・LEDフロントワイド照明＋天面照明 ・ナイトアシスト機能 ・コントロールパネル：庫内 ・ドア開放アラーム大きめ | ・差替えドア棚 ・2Way卵ケース ・全棚ガラストレイ ・スライドトレイ（ガラス） ・パーシャル／チルド切替室 （LED照明・アルミトレイつき） ・パーシャル：オート急冷（酸化ブロック冷却）搭載 ・LEDフロントワイド照明＋天面照明 ・ナイトアシスト機能 ・コントロールパネル：庫内 ・ドア開放アラーム大きめ |
| 卵トレイ 卵収納量 | 12個 | 12個 |
| ボトル棚 収納数 | ペットボトル1.5L×4本 or 2L×4本 | ペットボトル1.5L×4本 or 2L×4本 |
| 野菜室 仕様 | ・ワンダフルオープン ・Ｗシャキシャキ野菜室 （Ｗモイスチャーコントロールフィルターつき） ・ボトルサポーター ・高耐荷重レール ・野菜室湿度センサー | ・ワンダフルオープン ・Ｗシャキシャキ野菜室 （Ｗモイスチャーコントロールフィルターつき) ・ボトルサポーター ・高耐荷重レール ・野菜室湿度センサー |
| 2Lペットボトル収納量 | 10本 | 10本 |
| 冷凍室 仕様 | ・ワンダフルオープン ・高耐荷重レール ・ワンダフル3段ケース | ・ワンダフルオープン ・高耐荷重レール ・ワンダフル3段ケース |
| 冷凍負荷温度（食品温度） | -18℃以下 | -18℃以下 |
| 冷凍食品保存期間の目安 | 約3ヶ月 | 約3ヶ月 |
| 製氷室 仕様 | ・給水経路 抗菌処理 ・速氷機能 ・まるごと洗える製氷皿 ・製氷停止 | ・給水経路 抗菌処理 ・速氷機能 ・まるごと洗える製氷皿 ・製氷停止 |
| 貯氷量 | 156個 | 156個 |
| クーリングアシストルーム | ・アルミプレート（1枚） ・選べる3つの冷却モード 「冷ます」、「急冷」、「急凍」 ・クイック操作ボタン（冷蔵室のドア下側） | ・アルミプレート（1枚） ・選べる3つの冷却モード 「冷ます」、「急冷」、「急凍」 ・クイック操作ボタン（冷蔵室のドア下側） |
| デザイン | ・フルフラットガラスドア ・H色：フロスト加工ガラス ・X色：ミラーガラス | ・フルフラットガラスドア |
| 機能 仕様 | ・AIエコナビ（おやすみ・かしこく・しらべる） ・庫外湿度センサー | ・AIエコナビ（おやすみ・かしこく・しらべる） ・庫外湿度センサー |
| 除菌機能 | ・全室ナノイーX（クリーンパトロール） | ・全室ナノイーX（クリーンパトロール） |
| 脱臭機能 | ・全室ナノイーX（クリーンパトロール） ・Agバイオ抗菌脱臭 | ・全室ナノイーX（クリーンパトロール） ・Agバイオ抗菌脱臭 |
| IoT機能 | ・無線LAN接続 ・冷蔵庫は専用アプリ「Cool Pantry」対応 ・ストックマネージャーはキッチンポケットアプリ対応 | ・無線LAN接続 ・専用アプリ「Cool Pantry」対応 |
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まとめ
NR-F608WPXとNR-F608HPXの違いをご紹介しました。
好みと生活サイクルでどちらを選ぶかになると思います。
個人的にはNR-F608WPXがおすすめです。
冷蔵庫は目立つ場所へ設置することが多いためデザインは重視したいところ。
好みになりますがNR-F608WPXのミラー加工は個人的には魅力的です。
また、休むことなく動かしている物なので、NR-F608HPXより省エネという点もポイント高いです。
ストックマネージャーは定期的に食材を購入されている人には不要かも知れませんので、こちらは生活サイクルで必要か不要か分かれると思います。
ただ、普段から買い物に出かけている人には便利な機能であることは間違いありません。
冷蔵庫の購入を検討されている方は、パナソニックの冷蔵庫を選択肢の一つに加えてみて下さい。
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