アクエネオス (AQUENEOUS)の水発電をご紹介します。
アクエネオス (AQUENEOUS)は塩水とマグネシウムで発電する水発電機で、防災グッズとしてメディアにも取り上げられた製品です。
今回はスーツケースのように持ち運びが可能な水発電機として注目を浴びている、AQUENEOUS Carry300をご紹介します。
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アクエネオス (AQUENEOUS)の水発電とは
そもそも水発電とは何かを少し紹介しますと、これは塩水とマグネシウムを反応させて発電する技術になります。
新しい技術ではなく従来からあるものですが、商品化する企業がなかったため、あまり耳にしたことがないかも知れません。
しかし、最近の度重なる災害により余儀なく避難所生活を強いられるケースも多く、いつ自分がそのような環境に置かれても不思議ではなくなっています。
そんな時に困るのは電気です。電気がなければスマホの充電もできず情報が取得できない、お湯が沸かせないからカップ麺も食べれないと、私たちの生活は電気がなくては成り立たなくなっています。
アクエネオスはそのような苦労をしないように、停電をなくすという思いから作られた製品です。
アクエネオスは水を利用するためCO2の排出がなく、環境にも優しく、次世代の再生可能エネルギーとして注目されています。
アクエネオス (AQUENEOUS)の特長
アクエネオスの特長をご紹介します。
ご自宅の防災グッズに加えるべきかを検討してみて下さい。
アクエネオスは室内でも利用可能
アクエネオスは水電気のため有害物質の排出がなく、においもありません。
例えばガソリンを使った発電機は音がうるさく、一酸化炭素を排出するため避難所などの室内での使用は不可です。
その点、アクエネオスは音も静かで嫌なにおいもありませんので、室内でも安心して使うことができます。
アクエネオスは水分があれば発電する
アクエネオスは塩と水分があれば発電します。
但し、塩分濃度が8~10%は必要になるので、塩を防災グッズの中に入れておく必要があります。
水については雨水、川の水、海水、何でも大丈夫です。
醤油でも発電します。
避難の際の飲料水は非常に貴重なものです。発電させる度に飲料水を入れるのはもったい。
アクエネオスはそんな問題を解決してくれています。
災害時は物資の確保が難しいことも考えられますが、比較的確保しやすいもので発電ができるのはメリットです。
アクエネオスは自然消耗がない
ガソリンの発電機はいざという時のために、日ごろのメンテナンスが必要です。
蓄電池もあらかじめ充電が必要で、保管している間に放電してしまうため、日ごろからのメンテナンスが必要です。
アクエネオスは基本メンテナンスは必要ありません。
マグネシウムは消耗品ですが100時間~150時間は使え、塩と水があれば発電します。
普段は特に手入れせずに保管しておいても問題はありません。
アクエネオスのスペック
サイズ | W500mm×D320mm×H500mm |
---|---|
重さ | 10kg(塩水を除く) |
塩水容器 | 10L(塩水濃度 約10%) |
出力電圧 | ジョンソンターミナル:24V/15A DCジャック2.1ø24V /4.5 USBボート:q5V/3A×2口 |
電気出力 | 最大出力 300W(内臓バッテリー満充電時) 定格出力 100W(使用条件や使用状況によって変動) |
電力容量 | 5,000Wh (マグネシウムカートリッジ/リチウムバッテリー500Wh) ※付属の交換用マグネシウムカートリッジ使用時 |
発電時間 | 約50時間 ※使用条件や使用状況によって変動 ※付属の交換用マグネシウム使用時。10時間ごとに本体内部・カートリッジ洗浄、塩水の交換が必要 |
出力弦波 | 正弦波 |
使用周辺温度 | 0度から40度 |
保管周辺温度 | −10度〜60度 |
アクエネオスの使用例
様々な電化製品に使用可能。避難所生活で役に立つことは間違いありません。
- LEDライト
- スマートフォン
- ノートパソコン
- ラジオ
- LAN無線アダプター
- 小型の加湿器
- 小型の扇風機
- 電気毛布
など、大型で電力消費が大きい物は厳しいですが、最低必要な物は使えます。
まとめ
アクエネオス (AQUENEOUS)の水発電をご紹介しました。
災害はいつ起こるか分かりませんので、用心しておくに越したことはありません。
それに避難所に必ず行けるという保証もありません。
例えば2021年の東京都の人口は約1300万人。
用意されている避難所は4,000カ所以上ありますが、収容人数は300万人~330万人と言われています。
仮にマグニチュード7クラスの直下地震が発生した場合、少なくても約500万人が避難所生活となり、避難所に全員が入ることが無理です。
万が一、避難所に行けないとなった時でも、電気があれば助かることは大いに考えられます。
防災グッズの購入を検討されている方は、選択肢に加えてみて下さい。
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